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金貨買取専門店金貨買取本舗です。希少価値の大変高いレアな外国金貨の話題を中心にコラム形式でお伝えします。今回はイギリスコインについてお話しいたします。
第一次世界大戦時の国王、ハノーヴァー朝~ウィンザー朝の国王であったジョージ5世の長男として生まれ、ジョージ5世崩御後に1936年イギリス国王に即位したエドワード8世。国王在任期間はなんとわずか325日!と最短期間でした。エドワード8世の幼少期や王位継承また王位退位後の人生やエドワード8世の金貨や銀貨、メダルについてお話いたします。
INDEX
「王冠をかけた恋」。
イギリス皇室において、王を継ぐはずであった男性が一人の女性のために王位を捨てたという話は有名です。王位を捨ててまで恋人を取るなんて素敵!と思う人もいるかもしれません。
しかし、この「王冠をかけた恋」の主人公の一人になるエドワード8世について詳しく知っている人はあまりいないのではないでしょうか。エドワード8世とはどのような人物だったのか、またなぜ恋人と結婚をするために王冠を捨てなければいけなかったのかを紹介します。
エドワード8世を一言で表すと「元英国王」です。イギリス王室のハイブリッドとして誕生し、国王の第一継承者として生きました。
1920年代に「ヨーロッパ屈指のプレイボーイ」「世界で最も魅力的な男性」と言われ、国際的なスターでもあったというエドワード8世。しかし、彼はたった1年という短い期間で退位してしまいます。その原因になったのはアメリカ人女性であったウォリス・シンプソンです。このエドワード8世と人妻であるウォリスとの出会いがなければ、現在のイギリス王室の顔ぶれは少し違った可能性もあります。
エドワード8世の退位までの期間はこれまでのイギリス王室の中でも3番目に短く、そして非常に稀なものでした。
なぜならイギリスでは離婚した人との結婚では元の配偶者が存命中は教会で式を挙げることは出来ないと決まっています。そのためエドワード8世とウォリスも教会で式を挙げることはありませんでした。
人妻との恋は実はエドワードにとって珍しいことではなかったようです。それまでも何人かとの不倫を繰り返していたという彼がウォリスと付き合うというのも周囲は数年のことと考えていました。実はこの不倫、ウォリスの夫にも知られており、夫はイギリス王位の第一継承者候補であるエドワード8世と妻が親しくしていることを喜んでいたという記述もあります。
しかし、この恋は数年で周囲やウォリスの夫が思うような数年で終わるものではなかったのです。エドワード8世は子供の頃、乳母に虐待されていたという話があります。
そのため女性の好みは優しく魅力的な人ばかりで、恋をするのに既婚かどうかは関係がないと考えていた時期もあったようです。
これが影響したのか、青年になり海軍兵学校へ行ってもなかなか馴染めずにいじめに合っていたといいます。しかし在学中に祖父がなくなり父親が国王となったことで王太子として帝王学をさらに学ぶ必要が出てきました。兵としての学業よりもこちらを優先することになったのは本人に合っていたのか、ここから少しエドワード8世は変わっていきます。
エドワード8世は王太子になってからは「プリンス・オブ・ウェールズ」と敬称されることに対して非常に気を使っていたと言われています。スピーチではウェールズ語で話すなど、ウェールズがイギリスと最も早く友好関係になったことに敬意を表していました。
時期国王となるプリンスにこのウェールズの地名が使われているのは友好関係の証なのです。
しかし、その代償としてなのかユニオンジャックにはウェールズの国旗は使われていません。
また『ノブリス・オブリゲーション』を強く意識していたことがわかるエピソードがあります。第一次世界大戦では最前線で戦おうとして大臣たちに必死に止められるというものがありました。
このように、高貴なものはより大きな責任を果たすべきという理念は常に持っていたといいます。ここまで言う王族はあまりいないため、「肝の据わった王子」として軍人たちにも人気があったということです。
この後、青年期にあった様々なことを振り払うかのように外交にも力を入れていました。日本への来日したことがあり、まだ皇太子であった昭和天皇との写真などもあるといいます。
エドワード8世は全体的に先進的な考え方をする人だったようで、失業者たちの労働問題に関心を持つ、下品とされた人前で煙草を吸うなどのほかにも、学生時代には自ら王政を否定するような歌を弾き語ったりと奇抜なエピソードを数々持っている面白い人でもありました。
唯一困ったエピソードというと、オーストラリアを訪問した際に先住民であるアボリジニに対する暴言を吐いてしまったというものがあります。しかし、それ以外でもとても「王族」としての在り方をしっかりと考えていたことがわかります。
ウォリスを王妃として迎えたがったエドワード8世ですが、王室も教会も彼女のことを友人であると考えるようになります。
王位を継承した国王が不倫の果てにその女性を妻にするというのはやはり考えられなかったからです。エドワード8世は聡明な人でしたが、恋におぼれた男性にはそのような言葉は通じず、人前でウォリスとの仲を見せつけたり、ラブレターを送ったりする情熱的な行動を起こしたといいます。
まだまだ王太子時代のやんちゃさは残っていたのかもしれません。イギリス国王としては問題しかないので議会もこれには困りました。
彼女も離婚手続きを行い、王妃になるための準備をしていましたが、イギリス議会では「王位や王制に対する大きな問題である」という結論を出し、エドワード8世に王位から退くように促します。
これに対して彼はあっさりとそれを了承し、王位を捨ててしまうのです。その後は彼の弟であるジョージ6世が王位を継承し、戴冠式を行いました。そして現在のイギリス王室のトップであるエリザベス女王が誕生することになります。エドワード8世のその後では、第二次世界大戦では敵国であるドイツに肩入れするなどの問題もあり、王室や議会を悩ませていたエピソードもあるということですが、1972年に自身が亡くなるまでウォリスとは添い遂げました。
エドワード8世は1936年1月20日から12月11日までが国王としての期間は僅か326日間でした。そのため即位も退位も同じ1936年でした。戴冠式もおこなわれないまま退位され、ロイヤルミント(イギリス造幣局)から正式な金貨は発行されませんでした。コイン業者が許可を得て金メダルが作成されファンタジーコインが発行されました。発行枚数はなんと100枚!重さは約36g。コインの直径は約35㎜、金メダルの表面には王冠をかぶったエドワード8世の横顔がえがかれています。しかもこちらの金メダルは戴冠ではなく退位メダルとして発行されました。
ちなみにイギリス造幣局はクラウン銀貨や流通銀貨の発行を検討しており、1937年に発行する予定でパターン貨、試作貨幣がつくられていたそうですが発行にいたらず、そのデザインは次期国王のジョージ6世のコインに引き継がれたそうです。
如何でしたでしょうか?日本には1922年(大正11年)に来日されたこともあるエドワード8世。半生とエドワード8世金貨についてお話をしました。在位期間自体は1年にも満たなかったため英国王立造幣局(The Royal Mint)より流通用肖像コインは発行されませんでした。しかしながら王位をかけてでも生涯の伴侶を愛した人柄やプリンス・オブ・ウェールズとして軍人や国民に尊敬され慕われたエドワード8世のファンタジー金貨やコインは人気があります。エドワード8世金貨など英国発行の金貨、銀貨、プラチナ貨を高価買取しています。
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