横浜といえば横浜中華街!中国の金貨をご存知?
横浜といえば横浜中華街ですが、中国でもいろんな金貨や銀貨を造っているのをご存知でしょうか。中国の金貨を日本でも販売しているお店があるので、手に入れることは出来るのですが、他の金貨に比べて流動性は低いです。
中国の金貨で一番ポピュラーで人気があるのがパンダ金貨です。
パンダ金貨は地金としての価値が価格の基本になっています。いわゆる地金型金貨のため、収集を目的とした金貨と違って希少性などはあまり考慮されず、素材の金自体に価値がある金貨ですが、毎年デザインが違っていたり、発行枚数にばらつきが多いので希少性も加味される物がいくつかあります。
1982年の1ozや、1998年の1/2oz以下は発行枚数が極端に少なく、希少価値があるので高価で取引されています。
1983年 パンダ金貨 100元
発行年 | 1983年 |
図柄(表) | 笹を背景に歩くパンダ |
図柄(裏) | 北京の天壇 |
素材 | 金 |
品位(千分中) | 金999 |
量目 | 1オンス |
直径 | 32mm |
中国のパンダ金貨は、誰からも愛されているパンダをデザインモチーフにして、毎年様々なデザインで造られるため、世界中の人々から人気を集めています。
この金貨は1982年に初めて発行されました、この地金コインは.999のファインゴールドで作られていて、北京造幣廠、深圳造幣廠、上海造幣廠、瀋陽造幣廠など、中国全土の各造幣局で造られ、現在も鋳造されています。
基本的に毎年そのデザインを変える数少ない地金コインの1つです。
2001年にデザインの凍結が発表されたので、2001年と2002年に製造されたコインは同じデザインでした。
しかし、顧客の抗議の後、中国は当初の方針に戻り、2003年から再びコインのデザインは新しくなりました。コインの裏側には北京の天壇が描かれています。
天壇は、明の第3代皇帝である永楽帝によって、1406年から1420年にかけて建設されました。天壇は天を祭る為の場所で、皇帝が豊作や雨乞いを祈りの儀式を行ったりしました。
国際的な投資家やコレクターの興味を引くために、2016年にコインサイズをトロイオンスからグラムに変更しました。
オンスからグラムへの正確な変換ではありませんが、新しいサイズはオンスに相当する最も近いグラム数です。1グラム、3グラム、8グラム、15グラム、30グラム、そして50グラムと100グラムと150グラムとなりました。