地方自治法が施行されてから60周年を記念した硬貨
秋田県のデザインは秋田県出身の探検家である「白瀬矗(しらせ のぶ)」の肖像と「なまはげ」が描かれています。
「なまはげ」は和を乱したり、怠ける心などの悪事を諌めて災いを祓うために訪れる神です。
年の終わりに出刃包丁を持って、鬼の面と蓑をまとって「悪い子はいねがぁ」「泣ぐコはいねがぁ」と喋りながら練り歩き、家に入って怠け者や子供、初嫁を探してまわります。
家人は身を正して丁重に出迎え、主人が今年一年の家族が行ってしまった悪事を釈明した後に酒をふるまい、送るとされています。
500円バイカラークラッドは、秋田県出身の探検家である「白瀬矗」の肖像と「竿燈」が描かれています。
秋田竿燈まつりは、竿燈は稲穂に見立てていて、籾に当たる一つ一つの提灯は米俵に見立ててもいます。額や肩、腰などにのせて豊作を祈ります。
この祭りは重要無形民俗文化財に指定されていて、青森のねぶた祭り、仙台の七夕まつりと並んで東北三大祭りの一つとされています。
銀貨とクラッド貨共に描かれている肖像の白瀬矗は軍人で、民間で南極大陸を探検した初の日本人です。日本の南極観測のきっかけともなりました。
地方自治法施行60周年記念貨幣(秋田県) 1000円銀貨幣
発行年 | 平成23年 |
図柄(表) | 秋田県出身の探検家である白瀬矗の肖像となまはげ |
図柄(裏) | 雪月花 |
素材 | 銀 |
品位 | 純銀 |
量目 | 31.1グラム |
直径 | 40mm |
地方自治法施行60周年記念貨幣(秋田県) 1000円銀貨幣買取価格
地方自治法施行60周年記念貨幣(秋田県) 500円バイカラー・クラッド貨幣
発行年 | 平成23年 |
図柄(表) | 秋田県出身の探検家である白瀬矗の肖像と竿燈 |
図柄(裏) | 古銭のイメージ |
素材 | ニッケル黄銅、白銅及び銅 |
品位(千分中) | 銅750、亜鉛125、ニッケル125 |
量目 | 7.1グラム |
直径 | 26.5mm |
新幹線開業から50周年を記念した秋田新幹線 100円硬貨
秋田新幹線はミニ新幹線方式によって、盛岡駅から秋田駅までの田沢湖線・奥羽本線を走行する新幹線車両と、その路線の通称です。
山形新幹線と同様で、正式にこの名称を持つ路線はありません。
盛岡駅から大曲駅までは田沢湖線、大曲駅から秋田駅までは奥羽本線で、新幹線ではなく新幹線車両が走れるように改良した在来線です。
新幹線鉄道開業50周年記念(秋田新幹線) 100円クラッド貨幣
発行年 | 平成28年 |
図柄(表) | 秋田新幹線 E6系 |
図柄(裏) | 0系新幹線 |
素材 | 白銅及び銅 |
品位(千分中) | 銅875、ニッケル125 |
量目 | 4.8グラム |
直径 | 22.6mm |
東日本大震災の復興事業による記念硬貨
東北地方太平洋沖地震によって多くの被害が東日本に齎されました。地震の規模は日本観測史上最大規模のマグニチュード9.0です。
秋田県の被害は負傷者11名。東北六県で唯一死者がいない県でした。東日本大震災被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈りします。
東日本大震災復興事業記念 10000円金貨幣(第一次発行分)
第一次金貨は奇跡の一本松とハトが描かれ、第二次金貨では貨幣デザイン公募作品の学校と鯉のぼり、第三次金貨は貨幣デザイン公募作品の復興特別区域の地図と折鶴と奇跡の一本松、第四次金貨は貨幣デザイン公募作品の豊かな自然と鳥が描かれています。
発行年 | 平成27年 |
図柄(表) | 復興特別区域の地図とハト |
図柄(裏) | 奇跡の一本松とハト |
素材 | 金 |
品位 | 純金 |
量目 | 15.6グラム |
直径 | 26mm |
東日本大震災復興事業記念金貨幣買取価格
東日本大震災復興事業記念 1000円銀貨幣(第一次発行分)
第一次銀貨は大漁船と稲穂が描かれ、第二次銀貨では貨幣デザイン公募作品の復興特別区域の日の出と折鶴、第三次銀貨は貨幣デザイン公募作品の日本を応援する少年、第四次銀貨は貨幣デザイン公募作品の握手する日本列島と桜が描かれています。
発行年 | 平成27年 |
図柄(表) | 大漁船と稲穂 |
図柄(裏) | 奇跡の一本松とハト |
素材 | 銀 |
品位 | 純銀 |
量目 | 31.1グラム |
直径 | 40mm |
東日本大震災復興事業記念銀貨買取価格