地方自治法が施行されてから60周年を記念した硬貨
地方自治の福井県に描かれる恐竜。福井県は恐竜の化石が多数発掘され、県立の「恐竜博物館」、発掘体験などができる「かつやま恐竜の森」、さらに勝山市全域が「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」として日本ジオパークに認定されました。
2017年、勝山で発見された新種の恐竜の化石標本とその発掘現場が「勝山恐竜化石群及び産地」として天然記念物に指定されました。
2019年には新たに新種の鳥類が発掘されました。始祖鳥に次いで原始的な鳥類ということです。
このように福井県は恐竜王国なのです。
地方自治法施行60周年記念貨幣(福井県) 1000円銀貨幣
1000円銀貨に描かれている東尋坊。この東尋坊の岩は国の天然記念物に指定されています。これだけ大規模の柱状節理の安山岩は日本でもここ一ヶ所だけで、柱状節理世界三大絶勝の一つになっています。
東尋坊は、日本海の荒波が砕けた白波が飛び散る断崖絶壁が世界的に有名です。波の浸食による芸術的な岩が形成されています。
遊覧船に乗って海上から見る岩壁も素晴らしいです。
東尋坊の名の由来の一説に、民を苦しめた非道な平泉寺僧兵の話があります。
昔、平泉寺の僧兵の中には民を苦しめた僧兵もおり、その僧兵たちの旗頭は「東尋坊」という名の僧でした。この僧には平泉寺の他の僧侶も困り果てていました。
東尋坊はあや姫という娘に心を奪われますが、恋敵に真柄覚念という僧がおり、二人は激しくいがみ合います。
ある日、平泉寺の僧兵たちはみなで話し合い、一計を案じ、海辺見物ということで東尋坊を海の見える岸壁に誘い出します。
岸壁に着き、さっそく酒盛りをして東尋坊を泥酔させ、一同に加わっていた真柄覚念は東尋坊が眠った隙を見て絶壁の海へと突き落としました。その後、49日間にわたって東尋坊の無念によって海は大荒れになったということです。
そのことからこの地が東尋坊といわれるようになったという話です。
発行年 | 平成22年 |
図柄(表) | 恐竜と東尋坊 |
図柄(裏) | 雪月花 |
素材 | 銀 |
品位 | 純銀 |
量目 | 31.1グラム |
直径 | 40mm |
地方自治法施行60周年記念貨幣(福井県) 1000円銀貨幣買取価格
地方自治法施行60周年記念貨幣(福井県) 500円バイカラー・クラッド貨幣
発行年 | 平成22年 |
図柄(表) | 恐竜 |
図柄(裏) | 古銭のイメージ |
素材 | ニッケル黄銅、白銅及び銅 |
品位(千分中) | 銅750、亜鉛125、ニッケル125 |
量目 | 7.1グラム |
直径 | 26.5mm |