地方自治法が施行されてから60周年を記念した硬貨
地方自治法施行60周年記念貨幣(山口県) 1000円銀貨幣
1000円銀貨に描かれている錦帯橋と秋吉台
錦帯橋は名勝に指定されている文化財で、釘を使わない組木で作成された木造のアーチ橋です。
錦川で隔てられた岩国城と城下町を繋ぐ橋が、洪水によりたびたび流失していたことから、領主の吉川広嘉が洪水に耐えられる橋を架けることに着手。1673年に完成しましたが、翌年に橋脚が破損して橋が落ちてしまいました。すぐにさらに強化した橋を再建。その後昭和まで流失することは無く、定期的に工事を行いその姿を保ちました。
秋吉台は、美祢市の中東部に広がる日本最大級のカルスト台地です。
1955年に国定公園になり、1964年には特別天然記念物に指定されています。
水に溶解しやすい石灰岩などで構成された地が、雨水や地下水などによって侵食溶食されて、地表には擂り鉢状の窪地が多数でき、地下には鍾乳洞が作られる地形をカルスト地形と呼びます。
日本では、主に起伏の少ないカルスト大地が多く、秋吉台もカルスト台地です。秋吉台のカルスト台地はひとつの大きな石灰岩の塊で出来ていて、その厚さは西側で50-200m、東側は1000m以上もあります。
秋吉台の地下には日本最大の鍾乳洞、秋芳洞が広がっています。
発行年 | 平成27年 |
図柄(表) | 錦帯橋と秋吉台 |
図柄(裏) | 雪月花 |
素材 | 銀 |
品位 | 純銀 |
量目 | 31.1グラム |
直径 | 40mm |
地方自治法施行60周年記念貨幣(山口県) 1000円銀貨幣買取価格
地方自治法施行60周年記念貨幣(山口県) 500円バイカラー・クラッド貨幣
瑠璃光寺の五重塔は、室町中期の優れた建築物の一つと評されています。
室町時代の中国地方を守護する大名大内義弘が、現在の山口県にある香山公園に香積寺を建立しました。その後、足利義満との戦いで戦死。弟の盛見が兄の菩提を弔うため、香積寺に五重塔を建設しました。
それから時を経て関が原の合戦後に、毛利輝元が萩へ移る際に香積寺も萩に移りました。
香積寺の跡地に仁保瑠璃光寺を移転。これが現在の璃光寺で、このようないきさつで璃光寺の五重塔があります。
発行年 | 平成27年 |
図柄(表) | 瑠璃光寺五重塔 |
図柄(裏) | 古銭のイメージ |
素材 | ニッケル黄銅、白銅及び銅 |
品位(千分中) | 銅750、亜鉛125、ニッケル125 |
量目 | 7.1グラム |
直径 | 26.5mm |
新幹線の開業50周年を記念した山陽新幹線100円硬貨
新幹線の開業50周年を記念した記念硬貨が発行されました。
山陽新幹線は新大阪駅から博多駅までを結ぶJR西日本の新幹線で、昭和50年に全線開業しました。
東海道新幹線と直通運転を行っていることから、「東海道・山陽新幹線」と呼ばれることもあります。
新幹線鉄道開業50周年記念(山陽新幹線) 100円クラッド貨幣
発行年 | 平成27年 |
図柄(表) | 山陽新幹線 500系 |
図柄(裏) | 0系新幹線 |
素材 | 白銅及び銅 |
品位(千分中) | 銅875、ニッケル125 |
量目 | 4.8グラム |
直径 | 22.6mm |