金貨・銀貨の保管場所

銀貨や金貨を高額買取してもらうために、保管場所にも気を配っておくと安心です。主な保管場所とその特徴についてご紹介します。参考にしてみてください。

自宅金庫で保管する

手軽でコストもかからないのが自宅保管です。家内の金庫に入れておけば、その美しい輝きをいつでも楽しめますし、手元に置く実感もより強くなります。ただし、もしもの盗難や紛失を考えますと、自己管理はリスクが高いかもしれません。

近年では知能的な犯罪が増えたこともあり、金庫ごと盗難に遭うケースも少なくないので、持ち運びの難しい大型の金庫で保管する必要があるでしょう。

セキュリティ面を重視するのであれば、銀行や信用金庫といった金融機関の貸金庫を利用したほうが賢明かもしれません。

この方法を選択する人は近年特に多くなりました。順番待ちですぐには申し込めない場合も珍しくないようです。年間の使用料こそ発生しますが、こちらでしたら防犯対策も万全ですし、何より火災や地震などの自然災害から守ってくれるのは大きなメリットといえます。

銀行まで持ち運ぶというリスクが心配であれば、取扱店の店頭にて購入した金貨・銀貨をその場で預かってもらえるという、購入業者の保管サービスを利用する手もあります。
銀行の貸金庫よりも割安になりやすい上、保険付きで厳重に保管される仕組みも万全なので、より安心度は高まります。

金貨は、他の金属よりも柔らかいためキズがつきやすいという特徴があります。
キズ防止のためには、スポンジなどのクッション材に包んで入れておくと安心です。性質上錆びやすい銀貨の場合は、専用のケースに入れて保管するか、クリップシーラーで密封状態にして湿気から守りましょう。

キズや汚れ除去のためにと、洗剤を使ってクリーニングを試みる方も多いようですが、洗剤とコインとが化学反応を起こして変色を招く恐れがありますので、基本的に洗浄するのはあまりおすすめできません。