自宅に昔から置きっぱなしになっている金屏風はありませんか。もしかしたら、その金屏風は高値で売れるかもしれません。しかし、そのまま買取に出すよりも、金屏風の価値やお手入れ方法について少し知っておくだけでも買取額が増える可能性があります。
この記事では金屏風の価値や種類、少しでも高く売るためのポイントを解説します。せっかく売るなら少しでも高値で売るためにも、ぜひ一読ください。
屏風の価値を知る！金屏風の買取相場は？
ここでは金屏風の種類や価値、買取額の相場について解説します。
金無垢屏風の買取相場
金無垢屏風の買取相場は、サイズや状態によって大きく変わります。
一般的な六曲一双の金屏風（約171×64cm）は、3万円から10万円前後です。なお、保管箱や説明書きのような付属品の有無によっても、買取価格は変動します。
ただし、この金額はあくまで参考価格です。実際の買取価格は金相場の変動や屏風の状態、作者、年代などが価格に影響するため、正確な価値を知りたい場合は専門業者の査定を受けましょう。
金屏風以外もある！高値が期待できる屏風の種類
ここまで金屏風の種類について解説してきましたが、屏風にはほかにもさまざまな種類があります。金屏風以外にも高値で売れる屏風は存在します。では、どのような種類の屏風があるのでしょうか。
伝統的な絵柄
金屏風の伝統的な絵柄は、屏風が高値で売れる重要な要素のひとつです。
人気の高い代表的な絵柄として龍や虎の絵柄が挙げられます。これらは力強さや威厳を象徴し、買取価格を押し上げる傾向にあります。
富士山も定番の絵柄で、日本の象徴として人気です。特に立体的な表現や独特の構図は、作品の価値を高めます。
ほかにも花鳥画や鶴、松、牡丹といった縁起物が描かれることも多く、屏風によく見られる絵柄です。
絵柄の美しさや精緻さは、金屏風の価値を大きく左右します。買取時には絵柄の特徴や品質をアピールすることが重要です。
有名な屏風作家の作品
屏風作家の名前は、買取価格に大きな影響を与えます。狩野永徳や長谷川等伯など、安土桃山時代の絵師の作品は特に高値がつきやすい傾向にあります。
江戸時代には尾形光琳や俵屋宗達が活躍しました。彼らの作品は琳派として知られ、国内外で高い評価を受けています。
明治以降も、作家としては横山大観や竹内栖鳳などが人気です。これらの作家の屏風は美術館でも展示されるほどの価値があります。
作家名がわかれば、屏風の右端や左端に記された落款を確認しましょう。ただし、贋作も存在するので、専門家による鑑定が重要です。有名作家の作品は高額で取引されるため、慎重に査定を受けることをおすすめします。
金屏風を少しでも高く売るためのポイント3つ
ここでは金屏風を少しでも高く売るポイントを解説します。少しの工夫で買取額が大幅に上がることもあります。ぜひチェックして実践可能なものがあれば、試してから買取に出すのがおすすめです。
日常的に手入れする【自宅補修は難しい】
金屏風の価値を保つには、日々のケアが欠かせません。
まずは、やわらかい羽毛ブラシで優しく埃を払います。金箔紙にシミや剥がれが生じるおそれがあるため、水拭きはNGです。
汚れが気になる場合は専門家に相談するのが賢明でしょう。自己判断での修理はかえって価値を下げる可能性があるためです。破損箇所の補修もプロの技術が必要です。丁番周りの修理は特に難しく、表面素材の剥離が必要な場合もあります。
保管時は専用の箱を使用し、湿気や直射日光を避けましょう。年に一度は状態をチェックするのも忘れずに。
こまめな手入れと適切な保管で、金屏風の輝きを長く保ちましょう。
付属品をつける
金屏風の価値を高めるには、付属品が重要な役割を果たします。
たとえば、保管箱があれば査定額アップにつながります。なぜなら、保管箱そのものにも価値があるためです。同様に証明書や鑑定書も大切な付属品です。
これらは作品の真贋や価値を裏付け、買取価格を押し上げる効果もあります。
ほかにも年代を示す説明書きや作家に関する資料も価値を高めます。
このように付属品によっては査定に好影響を与えることがあるため、非常に重要です。
優良な買取業者を利用する
金屏風を高く売るには、信頼できる買取業者の選択が大切です。詐欺被害を避けるため、業者選びには細心の注意が必要でしょう。
まず、確かな実績のある業者を探しましょう。買取実績が豊富な業者は、ホームページで積極的にアピールしています。また、インターネットの口コミや評判も重要な情報です。
次に専門知識を持つスタッフが在籍しているかも確認しておきましょう。
最後に、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
少し手間ですが、優良な買取業者を見つけることが適正な取引をする最も大事な要素のひとつなのです。
金屏風を売る際の買取業者の選び方
ここでは金屏風を売る買取業者の選び方を解説します。
屏風や金の専門知識があるか
金屏風の価値を正確に見極めるには、専門知識が不可欠です。
優れた買取業者には、経験豊富な査定士が在籍しています。
専門家であれば金屏風に用いられた金箔や金泥の、使用量や品質を正確に評価できます。さらに、絵画や装飾の技術、制作年代の見極めも可能です。
専門知識を持つ査定士がいる業者を選ぶことで金屏風の真価が明らかになり、より高額での売却が期待できるのです。
買取実績がHP上に載っているか
信頼できる買取業者は、Webサイト上で豊富な買取実績を公開しています。実績の多さは、その業者の経験と専門性を示す重要な指標です。
こうした情報が明確に記載されていれば、安心して査定を依頼できるでしょう。実績豊富な業者を選ぶことで、適正価格での買取が期待できます。
査定料・手数料が開示されているか
信頼できる買取業者は、料金体系を明確に公開しています。査定料、出張費、振込手数料などが無料であることを確認しましょう。
中には法外な手数料を請求する業者もいるため要注意です。キャンセル料も無料であることを事前に確認することが大切です。
反対に透明性の高い業者は、Webサイト上で料金情報を明示しています。隠れた費用がないか、必ず確認してから依頼しましょう。
このような情報開示は、業者の信頼性を示す重要な指標となります。料金体系が不明確な場合は、別の業者を検討するのが賢明です。
金屏風買取でよくある疑問
ここでは金屏風の買取においてよくある疑問について答えていきます。
Q: 屏風の査定は無料ですか？
多くの買取業者は、屏風の査定を無料で行っています。出張査定も無料で提供する業者もあります。
ただし、一部の業者では料金が発生する場合もあるので、事前に確認が必要です。キャンセル料も無料の業者を選ぶと安心でしょう。
Q: 状態が悪い屏風でも買い取ってもらえますか？
状態が悪い屏風でも、多くの場合買取は可能です。金屏風の場合、素材自体に価値があるため、状態が悪くても買取できる可能性が高まります。
ただし、金箔が剥がれていたり、破れていたりすると減額の対象になります。
Q: 宅配買取は利用できますか？
はい、多くの買取業者が宅配買取サービスを提供しています。
送料無料で、自宅から簡単に査定を受けられます。
ただし、大型の金屏風の場合は出張買取がおすすめです。
郵送代も無料！金屏風の宅配買取なら金貨買取本舗がおすすめ！
この記事では金屏風の種類や高価買取してもらうポイントを解説しました。少しの知識や工夫で買取額が大幅にアップすることもあります。実践可能なものはぜひ試してみましょう。
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大型の金屏風でも対応可能なので、サイズを気にする必要もありません。
査定結果に納得できない場合は、キャンセルも可能です。返送料も無料なので、リスクなく査定を依頼できるのでお気軽にご依頼できます。
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