ウナ＆ライオンではない、ヴィクトリア女王のライオン金貨

ムハール金貨のような海外の金貨や10万円金貨、５万金貨、１万円金貨などの日本金貨、メダル、地方自治コイン、貴金属など専門にお買取しています。高額買取が期待されるコインの情報や関連する内容をお伝えしています。

■ヴィクトリア女王　ムハール金貨

買い取り参考価格　600,000円
発行国：イギリス
発行年：1841年銘
重量：約11.66g
直径：約25mm
品位：金91.67%

こちらは、ここ数年最も価格急上昇しているビクトリア女王治世下で発行されたBRITISH EAST INDIA COMPANY （イギリス東インド会社）の1 MOHUR金貨です。
英国統治下のインドで流通した金貨でインドコインの価格急上昇に伴い今では殆ど見つからない希少な金貨になっています。

ご承知のように、ロシア→中国と経済成長の著しい国のコインは異常とも受け取れる急激な価格上昇が起きており、これに続き、経済成長中の南米ブラジル、インドなど新興諸国でコイン価格の急激な上昇が起きております。
ブラジル、インドコインの価格上昇はまだ始まったばかりですから今からでも十分将来が期待出来る有望な投資先に成るでしょう。
コインにデザインされているのは王冠のかぶっていない「ヤングビクトリア女王」の左向き肖像と、VICTORIA QUEEN 1841の文章、反対面には有名なライオン像がヤシの木の前に描かれています。
銘文はEAST INDIA COMPANY 額面 ONE MOHUR（1ムハール）その下には同額面がインドの文字で描かれています。
この有名なライオン像を良く観察して欲しいのですが、ほぼ同時代に制作された有名記念金貨「ウナライオン」の金貨とは全く異なるライオン像で表現されています。

私はこちらのライオンの方が遥かに野性的で眼光鋭く引き締まった体で躍動感を感じる所が素晴らしいと思います。私見ではありますが、ウナライオンに描かれているライオンは肉が付きがよすぎてしまい人に飼いならされた老齢のライオンに見え、ライオン像としての魅力を感じにくく、ヤングビクトリア女王には若い野性的なライオン像の組み合わせが相応しいようにも感じます。
コイン状態はスクラッチが認められるという事でAU (準未使用)のデーティールという評価に成った様ですが実際のコインは写真画像よりも遥かに魅力的です。
なんと、NGC社で鑑定された総枚数は、全部で「1品」のみと言う結果がでました。
そのため高価な査定結果となっております。

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2018年6月9日

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