
よく記念金貨や硬貨できくけれど…プルーフ硬貨ってなに?
記念貨幣はいろいろな形態で発売されていることをご存じでしょうか? 3つの硬貨を例に挙げて紹介していきます。
まず、天皇陛下御即位記念 10万円金貨の場合は、ホログラム付きラミネート仕様のブリスターパック(シリアルナンバーあり)に入ったものと、プラスチック型ハードタイプのブリスターパックが黒の化粧箱に入ったプルーフ仕様の硬貨のもの、さらに天皇陛下御即位10万円金貨と500円白銅貨がセットになって白の化粧箱に入れられたものがあります。
次に天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨。こちらは、ホログラム付きラミネート仕様のブリスターパック(シリアルナンバーなし)に入ったものと、ケースに入った硬貨が化粧箱に2枚並べられて入っているセット、プラスチックのカプセルケースが化粧箱に入ったプルーフ仕様の硬貨のもの、そして、天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨と1万円銀貨と500円白銅貨の3枚が青い化粧箱に収められているセットが発売されました。
最後に皇太子殿下御成婚記念 5万円金貨ですが、ホログラム付きラミネート仕様のブリスターパック(シリアルナンバーあり)に入ったものと、プルーフ加工された皇太子殿下御成婚記念 5万円金貨、5,000円銀貨、500円白銅貨がセットで赤い化粧箱に入れられたものがありました。
と、ここで共通して出てくるのが「プルーフ」という言葉。このプルーフとはいったい何なのでしょうか?
キラキラピカピカ! 収集用の硬貨!
プルーフ貨幣とは、表面を鏡のように加工し、模様をつや消しにして浮き出させたもののこと。
昭和62年から収集のための貨幣として製造されるようになりました。
なお、プルーフ加工には非常に手間がかかり、特別に磨き上げられた専用の極印という金型を使い、同じく特別に鏡面研磨された専用の円形に対して圧印が行われます。
さらに、通常貨幣では1工程内で1回圧印するのですが、プルーフ貨幣では鏡面や掘り込みをキレイに転写するために、2回以上の連続圧印が行われるのです。
プルーフ加工された硬貨は、光沢を際立たせるための鏡面仕上げが施されており、美しい輝きを放ち、まさに収集家のためのアイテムといっても過言ではない一品!
ちなみに、プルーフ硬貨は通常硬貨に比べて発行枚数が少ないことが多いため、プレミアムな価値が付いています。
最初に挙げた、天皇陛下御即位記念 10万円金貨、天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨、皇太子殿下御成婚記念 5万円金貨の3種類の金貨も、プルーフ硬貨のほうが買取金額が高くなっています。
もしお手元のプルーフ金貨を手放すようなことがございましたら、ぜひ高額査定の金貨買取本舗までどうぞ!
気になるプルーフ硬貨・プル―フ金貨や日本金貨の価格は下記よりご確認下さい!買取価格は毎日更新、相場限界でお買取りいたします。
金貨買取本舗 日本金貨買取価格の詳細はこちら
2021年3月18日