送料・手数料無料 すべて0円!宅配買取、店頭買取に対応
フリーダイヤル0120-9610-66
受付時間 10:00-18:00フリーダイヤル通話ができない場合047-409-1031
6コールで2回転送されます。長めにお電話ください。
「天皇陛下御在位三十年」及び「皇太子殿下の御即位」に係る記念貨幣に関する会合の議事要旨から、令和の御即位記念硬貨はどのような記念硬貨が発行されるのか、本記事で2019年4月に予想してみたのですが、結果はデザインが大はずれ。
INDEX
令和の天皇陛下御即位記念硬貨が財務省より令和元年の5月10日に発表されました。
即位礼正殿の儀に合わせて10月には発送が予定されています。上皇陛下が天皇であったときの天皇陛下在位30年記念硬貨があったので、年をずらして令和2年になるかと思っていましたが、元年の販売でした。
金貨の概要は予想通りでした。20グラムの1万円金貨で発行枚数は5万枚。プルーフ加工のみ。これは誰もがこうなると思っていたことでしょう。
金貨のデザインは予想がはずれて、表が鳳凰と瑞雲、裏は菊花紋章、両陛下のお印の梓とハナマスでした。これは、上皇陛下のお気持ちを引き継ぎ、ハナマスもいっしょに描くことで両陛下がともに歩むということでしょう。
図柄(表) | 鳳凰と瑞雲 |
---|---|
図柄(裏) | 菊花紋章と梓とハナマス |
素材 | 金 |
品位 | 純金 |
量目 | 20グラム |
直径 | 28mm |
発行枚数 | 単体2万枚、金貨と500円貨セットで3万枚 |
販売価格は単体が税込み140,555円、2点セットが142,593円。
発送は令和元年10月以降で、消費税引き上げのため、税額を上げた価格です。
500円も概要は予想通りでした。金貨とのセット品はプルーフ硬貨で、あとはすべてミントステイトです。
デザインは予想とは違い、表面が即位儀礼で使用する高御座、裏は金貨と同じ菊花紋章、両陛下のお印の梓とハナマスでした。裏は金貨と同じデザインです。
図柄(表) | 高御座 |
---|---|
図柄(裏) | 菊花紋章と梓とハナマス |
素材 | ニッケル黄銅、白銅及び銅 |
品位 | 銅75%、亜鉛12.5%、ニッケル12.5% |
量目 | 7.1グラム |
直径 | 26.5mm |
発行枚数 | ミントステイトが497万枚、金貨と500円貨セットで3万枚 |
ちなみに銀貨は発行されませんでした。銀貨が出ることを期待していただけに残念でした。
以下は2019年の4月にした予想です。
記念貨幣に関する会合で出た、皇太子殿下の御即位に関するご意見は以下の通りです。
御在位三十年のご意見はリンク先をご覧ください。
「天皇陛下御在位三十年」及び「皇太子殿下の御即位」に係る記念貨幣に関する会合の議事要旨
※財務省のサイトです。この会合から出たご意見をもとに令和の御即位記念硬貨を予想します。
御在位三十年は、これまでの御在位十年、二十年記念貨幣との連続性を尊重して、金貨と銅貨が良いのではないか。また、皇太子殿下の御即位も御在位三十年と同様、金貨と銅貨が良いのではないか。
これまでの皇室記念貨幣の発行実績を踏まえ、御在位三十年と皇太子殿下の御即位ともに、額面1万円のプレミアム型の金貨と国民の皆様に広く保有していただける額面5百円の引換型の銅貨が良いのではないか。
皇太子殿下の御即位は、今上陛下の御即位の例に倣って、金貨と白銅貨もしくはニッケル黄銅貨を発行することが良いのではないか。額面も同じようにすることが適切ではないか。
金貨については、販売価格と額面価格が離れすぎているので、中長期的な課題として、法定されている貨幣の種類を増やして、例えば5万円の貨幣を出せるようにするなど工夫をしてはどうか。
皇室関連の記念硬貨で、銀貨が発行されたのは御在位60年記念と御成婚記念の時だけで、今上陛下の御即位記念や御在位記念では銀貨は発行されていません。その例に倣ってということで、金貨と銅貨というご意見が多いです。
このまま、会合でのご意見通りになって、皇太子殿下の御即位記念でも銀貨が発行されることはないのでしょうか。
金貨の額面を5万円にするなどのご意見もありますがどうでしょうか。
さすがに今の時代に18gはないでしょうから、在位と同じグラム数で20gが妥当なところとは思います。
ただ、20gで5万円金貨を出すことは無いと思います。出すならば30gですが販売価格も高額になって、購入者が少なくなることも考えられますし、たぶんそこまでの物を出す気は無いと思います。いろいろな問題を考えると5万円金貨は難しいのではないでしょうか。
天皇陛下の御退位が決まっているため、今回の御在位三十年の御慶事は、平成という時代の総括に当たると思っている。
平成という激動の時代に、穏やかに、温かく、国民に寄り添ってこられた天皇皇后両陛下のお姿を思い浮かべることから、御在位三十年は、肖像は恐れ多いにしても、お印を盛り込むことになれば、一層、両陛下が作られた時間を身近に感じることができるのではないか。
また、皇太子殿下の御即位は、既に御即位が決まっているため、御在位と一連の動きとしてセットで考えていくことが良いのではないか。
御在位三十年は、天皇皇后両陛下が御結婚されて六十周年に当たる。先日、天皇皇后両陛下の肖像が描かれたニュースを観たが、非常に仲睦まじく、日本の和を象徴するようなシーンであった。この時期に、お二人の肖像があしらわれた貨幣が出来たら良いと思う。また、皇太子殿下の御即位に関しては、新しい時代が始まるため、瑞々しいイメージというものを期待したい。
天皇皇后両陛下がこれまで長きにわたって平和を愛してこられたお姿や人々の平穏無事を願うお姿をより多くの世界の方々にも知っていただきたいという気持ちがあるので、特に御在位三十年は、肖像、あるいは、肖像を何らかの形で用いることも検討していただきたい。
御在位三十年と皇太子殿下の御即位の貨幣は、発行時期が非常に近接しているという今までにない事情があるので、天皇皇后両陛下と皇太子同妃両殿下を象徴するようなものを取り入れて違いを明確にできれば良いのではないか。
御在位三十年は、天皇皇后両陛下が激動の平成の時代を温かく穏やかに包んでくださったことが広く国民に知れ渡っていると思うので、お二人の人柄を表すものにしていただきたい。また、皇太子殿下の御即位については、伝統と新しい時代というものをうまく取り入れるような工夫をしていただきたい。
これまで鳳凰が使われているが、天皇陛下のお顔を竜顔で示すということがあれば、竜という選択肢があっても良いのではないか。また、長寿という意味での亀や、皇太子殿下の御即位になるが、時代を走り向けるという意味での麒麟も良いのではないか。
御在位三十年と皇太子殿下の御即位ともに、1万円の金貨は、これまで用いられてきた瑞鳥である鳳凰をモチーフにしたものが良いのではないか。
5百円の銅貨は、例えば、天皇皇后両陛下を象徴するものや御即位であれば即位の礼にまつわるものをモチーフに採用することも考えられるのではないか。
皇太子殿下の御即位は、天皇を象徴する鳳凰を引き継ぐことが良いのではないか。また、新しい時代の到来を想起させるような図柄にできないか。
皇太子殿下の御即位の金貨の表は鳳凰と瑞雲、裏は菊の御紋と皇太子殿下と妃殿下のお印である梓とハマナスが良いのではないか。裏は菊の御紋章が適切だと思う。
また、5百円貨の表は、御即位を表現する図柄を、裏には菊の御紋章と皇太子殿下と妃殿下のお二人のお印が良いのではないか。
皇太子殿下の御即位については、皇太子殿下は山がお好きであり、水の問題をライフワークとして研究されていることから、富士山と湧き水が良いのではないか。また、雅子様のお印であるハマナスもあしらわれると、お二人で歩んで行かれるというようなことを表すのではないか。
様々なご意見が出ていますが、これまでと違いを出すという意見には賛成します。やはり時代が変わったことを明確にしたほうがよいのではないでしょうか。
天皇陛下は、諸々の行事に関して派手にやらずに質素にしてほしいという気持ちが強いというように聞いているので、発行枚数や額面などは、経済情勢の変化を少し考える必要があるのではないか。
最近の記念貨幣の需要やこれまでの経験も踏まえて、無理のないバランスのとれた発行枚数にしていただきたい。
金貨については、大量に発行することで余剰が発生するおそれがあるほか、金市場で思惑買いが発生するという懸念があるため、発行枚数は、これまでどおり、一定程度絞ることが好ましいのではないか。
御在位三十年は、祝意の気持ちを具体的に表したい人の数が想像以上の規模だと思うので、その点を踏まえて検討していただきたい。
御在位三十年と皇太子殿下の御即位は、近い日取りで発行されるので、金貨の発行枚数は、これまでよりも少し控えたほうが良いのではないか。
御在位30年記念金貨は5万枚の発行で、金貨単体で倍率18.4倍。500円貨幣セットで15.4倍でした。収集型の記念金貨であれば、ちょうどよいぐらいの数字だと思います。
では、令和の御即位記念硬貨はどうなるかの予想ですが、金貨と銀貨とバイカラークラッドの3種になると予想します。
この辺は通常通りというか、無難に誰もがこうなると思うことではないでしょうか。
金貨は間違いないとして、そもそも銀貨が出るのか?ということですが、ここは出してくると思います。
銀貨をカラーコインにという考えがあるかもしれませんが、御即位記念でカラーコインはちょっと違うような気がします。カラーコインもよいのですが、気品を出したいときにはあまり向かないと思います。
なにかやるのであれば、海外で造ってるような一部にメッキを施したコインがよいですが、なんにせよ御即位記念は通常の銀貨でしょう。
最近は白銅貨などが発行されてなく、基本クラッド貨幣ですので多分クラッドで間違いないでしょう。銀化との明確な差別化でバイカラーになる可能性が高いと思います。
金貨の額面が10万円や、5万円になる可能性はもちろんあります。たとえば10万円ならば「平成二年の御即位に合わせて10万円とした」。5万円ならば「御成婚に合わせて5万円とした」などのような話には出来ますし、十分ありあえる話だとは思います。
ですが、30gの金貨にした場合、その販売価格はかなりの高額になりますし、20gの5万円金貨は難しいのではないでしょうか。御在位記念で20gなのに、御即位記念で15.6gの1万円金貨ということもないでしょう。なので、現実的に20gの1万円金貨になると思います。
銀貨は5000円銀貨という場合も考えられますが、広く国民に記念購入してもらいたいということで、1000円銀貨となるでしょう。
額面価格は製造コストより低くしなければならないので、5000円銀貨にすると最低でも5oz銀貨ぐらいの大きさになって、他のコインとのバランスがとれず気持ち悪いでしょうから、銀貨は1000円銀貨でまず間違いないでしょう。
クラッド貨は500円で決まりだと思います。
※ちなみに10万円・5万円などの1万円を超える額面の硬貨を出すとしても、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の第五条により、閣議決定だけでは発行できません。額面が1万円を超えるならば特措法が制定されることになります。
そして図柄ですが、肖像が使用されることはありえないと断言します。
今上陛下のお印は榮(桐)。皇后陛下のお印は白樺。在位30年記念硬貨には在位10年記念と同じく、鳳凰と桐と白樺で両陛下のお印が描かれています。
皇太子殿下のお印は梓、皇太子妃殿下のお印はハナマスです。御在位記念であれば両陛下のお印ということも考えられますが、皇太子殿下の御即位記念なので、皇太子妃殿下のお印は描かれないのではないでしょうか。
今上陛下では鳳凰が使用されているので、新しい時代を明確にするという意味で、ひょっとしたら令和の御即位記念金貨には竜が使用される可能性が高いかもしれません。鳳凰ももちろんよいのですが、ここはこれまでとの違いを出してくるのではないでしょうか。
硬貨の竜図といえば一円銀貨などの加納夏雄で、世界的にも大変評価が高いですが、ぜひ、それを超えるものをお願いしたいものです。今の技術では明治150年の竜が精一杯というならば、竜はやめて欲しいと個人的に思います。
ということで、希望もこめて御即位記念金貨の図柄は、表面が竜。裏面が十六八重表菊紋に梓で造られると予想します。
発行枚数は御即位記念金貨も5万枚ぐらいが妥当かもしれません。もし、10万円金貨になるのであれば1、2万枚でもいいと思います。なので、発行枚数は手堅く5万枚と予想。
販売セットは、金貨はプルーフのみ発行で、銀貨とクラッド貨はプルーフとミントステイトの2種。
金貨幣プルーフセットと、3種プルーフセット。銀貨とクラッド貨はそれぞれミントステイトでも販売と予想。
金貨の倍率は御在位30年記念で15~18倍だったので、今までのようなものであれば、皇太子の御即位記念も十数倍程度になると予想します。
ただ出来のいい竜図だったり、他にも何らかの要素があれば、この倍率は5万枚でも20倍30倍は軽くいくかもしれません。
予想図
図柄(表) | 竜 |
---|---|
図柄(裏) | 菊の御紋と梓 |
素材 | 金 |
品位 | 純金 |
量目 | 20グラム |
直径 | 28mm |
予想図
図柄(表) | 竜と梓 |
---|---|
図柄(裏) | 菊の御紋 |
素材 | 銀 |
品位 | 純銀 |
量目 | 31.1グラム |
直径 | 40mm |
予想図
図柄(表) | 富士と梓 |
---|---|
図柄(裏) | 菊の御紋 |
素材 | ニッケル黄銅、白銅及び銅 |
品位 | 銅75%、亜鉛12.5%、ニッケル12.5% |
量目 | 7.1グラム |
直径 | 26.5mm |
いかがでしたでしょうか。私の好みを多分に反映させた予想ですが、皆様はどのように予想されたでしょうか。
どのようになるのであれ、皇太子殿下の御即位記念硬貨の発売が非常に楽しみです。
2019年4月21日
年間1万件以上の取引実績&金貨買取歴10年以上の弊社の経験豊富な査定士が的確にお品物の価値をお見定めいたします。
『お客様にご納得いただける価格提示』に定評がある弊社にぜひ金貨をお持ち込みください!
2024年11月12日
2024年11月5日
2024年10月15日
2024年10月13日
2024年10月8日
2024年9月25日
2024年9月12日
2024年9月6日
2024年8月27日
2024年8月19日
2024年8月15日
2024年8月12日
その他品目の買取は、弊社サービス「こちら買取本舗」をご利用ください。
遺品整理や生前整理で出てきた記念金貨、コイン、古銭、プラチナ貨幣の売却は金貨買取本舗へ。