2025年日本国際博覧会記念貨幣 一万円金貨幣の買取価格一覧
EXPO 2025日本国際博覧会(大阪・関西万博)を記念した造幣局発行の金貨です。
2025年日本国際博覧会記念貨幣(第三次発行等)
本日の買取価格 |
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大阪・関西万博 EXPO 2025日本国際博覧会記念金貨とは?デザインや発行背景を解説
2025年に開催される大阪・関西万博(正式には『EXPO 2025日本国際博覧会』)を記念し、一万円金貨が発行されます。
世界各地の英知や技術が集まるこの国際的なイベントは、5年に一度、世界の一か国のみで開催される平和を象徴する祭典です。
今回、20年ぶりの日本での開催となる大阪・関西万博も、日本国内だけでなく、世界中から関心を集める大きなイベントとなることでしょう。
また、このイベントを記念して発行される金貨も、コレクターや投資家にとって魅力的なものになることが予想されます。
本記事では、そんな大阪・関西万博 EXPO 2025日本国際博覧会記念金貨について、発行背景やデザイン、仕様の詳細を紹介します。
大阪・関西万博 EXPO 2025日本国際博覧会記念貨幣とは?
2023年4月、財務省により大阪・関西万博を記念した貨幣の発行が発表されました。
この貨幣は、第一次~第三次の3回に分けて発行され、第一次と第二次では千円銀貨のみ、第三次では銀貨のほかに一万円金貨と五百円硬貨も発行されます。
今回紹介する一万円金貨は、令和7年3月6日から申込受付が開始。令和7年8月下旬頃から商品が発送される予定です。
第一次、第二次で発行された記念貨幣の詳細は、こちらをご参考にしてください。
大阪・関西万博 EXPO 2025日本国際博覧会記念金貨の特徴
20年ぶりの日本開催となる万博を記念する貨幣には、仕様やデザインにも特別なこだわりが見られます。
仕様
一万円金貨の仕様は以下のとおりです。額面は1万円であるものの、販売価格は26万8,000円となります。
これは素材に金を用いていることや製造に特殊な技術を用いていることから、貨幣の製造に要する費用が額面費用を上回っているためです。
このようなプレミアム型の記念貨幣は、単なる通貨としての価値を超え、将来的に希少価値が上がる可能性を秘めています。
また、発行枚数は3万枚。金融機関などの窓口では取り扱わず、独立行政法人造幣局からのみの販売となります。
額面 | 一万円 |
品位 | 純金 |
量目 | 15.6g |
直径 | 約26mm |
発行枚数 | 3万枚 |
販売価格 | 26万8,000円 |
デザイン
出典:財務省
表面には、日本政府館を背景に大阪・関西万博の公式キャラクターである『ミャクミャク』のイラストが描かれています。
出典:財務省
そして裏面には、一部に虹色発色加工技術を用いた大阪・関西万博のロゴマークがデザインされています。
虹色発色加工技術とは、表面に微細な溝をつくることで反射した光が干渉し、虹色に輝いて見えるように加工する技術です。
角度によって発色の仕方が変わり、見る向きによって多彩な美しさを見せてくれます。
その他にもロゴマークの下には『EXPO 2025』の文字が。
さらにロゴの周りには『2025年日本国際博覧会』『10000YEN』『令和7年』などの万博を象徴する文字が刻印されています。
第三次販売にはコンプリートセットも
第三次販売では、一万円金貨のほかにも千円銀貨や五百円貨幣が発行されます。
さらに第一次分~第三次分の全5種類を組み込んだコンプリートセットの販売も決定しました。
セットの内訳は一万円金貨幣1種類(第三次)、千円銀貨幣(第一次~第三次)、五百円貨幣1種類(第三次)の5種類です。
販売価格は税込み34万4,000円で、数量1,000個の限定販売となります。
硬貨に描かれた公式キャラクター『ミャクミャク』について
記念硬貨にもデザインされている大阪・関西万博の公式キャラクター『ミャクミャク』。
赤と青のビビットな色使いと複数の目玉が特徴的ですが、デザインや名前にはどのような意味が込められているのでしょうか。
このデザインの制作者は、絵本作家である山下浩平氏。
たくさんの目玉がついた赤い顔は2020年8月にすでに決定していた公式ロゴマークのデザインを活かし、体の青は昔から『水の都』と呼ばれていた大阪の水をイメージしています。
また、細胞と水から生まれたミャクミャクには定まった形がありません。いろいろな形に姿を変えることができ、現在の姿は人間の姿を真似しているのだそうです。
名前の由来は、生命そのものや命が続いていることを表す『脈』や、青色と赤色が動脈や静脈を連想させることから来ています。
また、今まで『脈々』と受け継がれてきた私たち人間のDNAや知恵、技術、歴史、文化などの可能性を未来に受け継いでほしいという願いも込められています。
大阪・関西万博 EXPO 2025日本国際博覧会開催の意義
大阪・関西万博は、世界中から人や技術を集め、持続可能な未来を考える重要なイベントです。
世界各国の文化やアイデアを交換することで、共通の課題を皆で協力して解決する意識や、異なる文化や価値観への相互理解を深める目的を持っています。
また、国内外から開催地である大阪に人が集まることで、地域の経済も活性化し、観光客を呼び込むチャンスにもなります。
2005年に愛知で開催された2005年愛知万博以来、20年ぶりになるこの博覧会は、今後の日本の成長を促進し地域経済を活性化させる起爆剤としても期待されているのです。
なお、前回の愛知万博(正式名称:EXPO2005年 日本国際博覧会)でも記念硬貨が発行されました。詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
国際的な面でも、日本経済の発展の面でも、重要な意味を持つ大阪・関西万博。その開催を記念した金貨は、多くの人々にとって特別な存在となるでしょう。
繊細な技術が織りなす美しい輝きを、ぜひ手元に置いてみてはいかがでしょうか。