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お手持ちの記念硬貨の現在の価値を知りたいと思う方は多いと思います。
記念硬貨には、金貨、銀貨、白銅貨、ニッケル黄銅貨など、様々な種類の金属が使われています。まあ、記念硬貨に限った話ではなく皆さんが普段使われている硬貨もそうなんですけどね。
その使われている金属によって価値も大きく異なります。今回は記念硬貨の素材と価値、そして今、市場で1番高くお取り引きされている記念金貨についてご紹介いたします。
記念硬貨は普段使っているお金と一緒で色々な素材が使われています。
その素材が何で出来ているかにより価値が変わるのです。
白銅貨やニッケル黄銅貨はあまり耳馴染みのない言葉だと思いますが、普段使用している硬貨も同じ素材で出来ています。
よく使用されている素材は以下の通り。
他にも特殊なところでクラッド貨幣なんて物がありまして、これは違う種類の金属を重ね合わせて作られている物ですが、素材としてはニッケル、ニッケル黄銅、銅、白銅などが使われていることがほとんどで、低額面の記念硬貨で製造されることがあります。
価値はそれほど高くありませんが、色もはっきりと分かれるバイカラークラッドは美しく、コイン収集として楽しむにはおススメのひとつです。
ちなみに普段利用されている10円玉は青銅貨幣で、銅1000分中950・亜鉛1000分中40~30・すず1000分中10~20が素材として使われていて、5円玉は黄銅貨幣といい、銅1000分中600~700・亜鉛1000分中400~300が含まれています。1円玉はアルミニウム貨幣でアルミニウムのみでできています。
一口に貨幣といっても硬貨は様々な素材でできているのです。では素材別にみた記念硬貨の価値はどうなるのでしょうか?白銅貨、ニッケル黄銅貨は、見た感じも現在通常に流通している500円や100円硬貨と似ているように、価値も額面通りの硬貨が殆どです。
極稀に額面よりも高い硬貨もありますが、基本的に流通量も多く、プレミアムが付くこともないので、高額買取は期待できない場合が多いことが残念です。
日本の記念硬貨は法定通貨として有効ですので通常のお買い物に利用できます。しかし自動販売機などの機械が読み取れず対応できませんので、使用するには不便な場合もあります。
このような場合には銀行などの金融機関で両替されることをおすすめします。
次に紹介する記念硬貨の金貨や銀貨の素材は貴金属ですので、白銅貨、ニッケル黄銅貨のように額面通りの価値にはとどまらず、貴金属としての価値が出てきます。
銀貨の場合は貴金属ではありますが、銀の価値と額面(千円銀貨なら千円)の価値に殆ど差はございません。
記念銀貨の購入価格を上回るプレミアムが付く硬貨はとても少ないですが、中には発行枚数が非常に少ない希少価値がある物もあります。
日本の硬貨を作っている造幣局で抽選でのみ購入できる記念銀貨は、お手元に届いたときの状態で保管されていますと価値の上がる銀貨も多くございます。
購入時の状態で保管されたほうが後々高値でお取り引き可能です。コレクションとして愛でたい気持ちはあっても、コインに直接手を触れてしまうようなことはしない方がよいでしょう。
銀貨は純銀製と、銀に銅などを混ぜている銀合金製がございますが、純度100%の純銀製銀貨は価値があります。
また、地方自治法施行60周年記念1000円銀貨のような純銀製のカラー銀貨は額面の数倍になることもあります。
カラー銀貨などはコレクターの収集価値も加わっての価格ですので、外箱を含め綺麗な状態のパッケージ未開封品が高く取引される傾向にあります。
金で出来ている記念貨幣が1番価値があるのでは?とお考えのかたはご明察の通りです。
通常、1番高額になるのは純金製の記念硬貨です。何故高額になるかといいますと、純金製の金貨の場合は金自体の価値が高く、近年(2018年現在)では額面以上の価値が出てくるのです。
その金貨の中でも日本で1番価値の高い記念金貨は平成2年に発行された天皇陛下ご即位記念金貨になります。
ご即位金貨は額面が10万円の金貨ですが、この金貨よりも先に発行された同じ額面の天皇陛下御在位60年記念10万円金貨よりも価値が高いのです。
どちらも同じ純金製の金貨なのですが、ご即位金貨の質量は30グラム、御在位60年記念10万円金貨は20グラム。実に金10グラム分もの差があり、ご即位記念金貨のほうが買取価格は高くなります。
このご即位金貨の買取価格は常に変動していて一定の価格ということがありません。金の買取価格を決めるのに関係のある金相場がほぼ毎日変動するからです。
30グラムもの純金である平成2年ご即位金貨の買取価格情報は見逃せません。金貨買取本舗では最新の価格を常に掲載しております。毎日チェックすることをおススメします。
さて、気になるご即位記念10万円金貨の本日の買取価格はご即位10万円金貨買取価格にて見ることができます
平成2年発行 天皇陛下御即位記念金貨
日本の記念硬貨は、1964年の東京オリンピックを記念して作られた硬貨が日本で初めての記念硬貨でした。
比較的歴史が浅いため、アンティークコインのような骨董性はまだありません。
また世の中にも多く出回っているため珍しい、手に入りづらい硬貨として飛び抜けて高くなるということはありません。
古銭の明治や大正の銀貨が1円以下の額面であるのに何十万もの価値がでるというような驚きはないかもしれません。
ですが歴史の象徴である記念金貨や銀貨は額面より価値があり、コレクターに根強い人気がある硬貨がたくさんございます。
見慣れないコインがでてきたら、一体いくらになるのか、わくわくしますよね!
ご即位記念の10万円金貨は10万円以上の価値で買取りできる金貨とご説明しましたが、記念貨幣には金貨以外にも高価格で取引されるコインがたくさんあります。
金貨だけではなくその他の記念硬貨や貨幣、古銭全般も数多くお取扱いしていますのでお気軽にお問い合わせください。
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2024年11月23日
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