サッカー好きにはたまらない1万円金貨と1,000円銀貨のセット

2002年5月31日から6月30日にかけて日本と韓国で開催された、17回目のFIFAワールドカップ。アジアで行われた初のワールドカップであり、開催時は日本中が熱狂の渦に巻き込まれました。
その大会開催を記念して、日本造幣局から2002FIFAワールドカップ™記念 1万円金貨と1,000円銀貨、500円ニッケル黄銅貨が発行されました。
どの硬貨もサッカーファンならゲットしておきたいデザインとなっており、硬貨が発売された2002年から10年経ったいまも人気を保っています。
ここでは、そのなかから1万円金貨と1,000円銀貨がひとつになったセットを紹介します。
銀貨は「記念貨幣(その他)最も美しい貨幣賞」受賞!
1万円金貨の表面にはドリブルをする選手と、それを阻止しようとする選手。そして彼らのバックにはストライプ模様が入っています。
せめぎ合う様子が臨場感あふれる1枚です。裏面はエンブレムと桜と虹とボールをレリーフ。
1,000円銀貨は表面にトロフィーを中心に配置し、その両脇に桜とムクゲ(韓国の国花)が咲き誇っているデザインになっています。また裏面にはワールドカップのエムブレムと選手たちの姿が刻まれています。
この銀貨はMDCコイン・コンペティションという、世界造幣局長会議に付随するイベントで、2002年度の「記念貨幣(その他)最も美しい貨幣賞」を受賞したという経歴があるのです。
まさに日韓ワールドカップを表すにふさわしい1枚となっているのではないでしょうか。
なお金貨の品位はK24、重量15.6g、直径26mm、発行枚数50,000枚。銀貨はSV1,000、重量31.1g、直径40mm、発行枚数100,000枚です。