天保通宝(てんぽうつうほう)の買取価格
本日の買取価格 [2024/11/21] |
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天保通宝(てんぽうつうほう)について
名称 | 天保通宝(てんぽうつうほう) |
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発行国 | 日本 |
鋳造 | 時期: 江戸~明治 |
質量 | 20.6g |
直径 | 50mm |
厚さ | - |
材質 | 銅 |
品位 (karat) | - |
天保通宝(てんぽうつうほう)は江戸時代末期の天保6年(1835年)に創鋳され、明治にかけて日本で流通した銭貨です。天保銭(てんぽうせん)ともいわれています。
楕円型の古銭の中心に穴が開いており、表面には『天保通宝』、裏面には1枚で100文の価値を表す『當百』が刻印されています。
天保通宝の中で高額で取引されているのは『母銭』と呼ばれる子銭の原型です。広く流通していた子銭はほとんどの場合で価値が無く価格が付かない一方、母銭は鋳造地域や状態次第で数千円~数百万円程度の価格が付きます。
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古銭には母銭と子銭(通用銭)の2種類があり、母銭は子銭を鋳造するための型となる古銭を指します。
母銭は広く流通していた子銭と違い、希少で残存枚数が少ないものとなっています。そのため市場に出回ることはほとんどないことからコレクターからの評価が高く、高額で取引されています。
母銭の特徴は子銭と比べ若干サイズが大きく(画像参照)、文字がはっきり浮き出ている点です。また硬貨表面の手触りも異なり、母銭はつるつるとした滑らかな感触となっています。
母銭か子銭かを見分けたい時はお手持ちの天保通宝の側面をご確認ください。側面に刻印がないのが母銭、あるのが子銭です。
天保通宝の種類と価格
執筆・監修
金貨買取本舗 編集部
天保通宝(てんぽつうほう)は江戸時代に流通していた銭貨で、基本的には銅貨です。
天保通宝は現代でいうところの500円玉のような存在であり、庶民に広く流通していたことから、通常のもの(子銭)は現代でもほとんど価値が付きません。
しかし、子銭でも特定の地域で鋳造されたものや、子銭の原型である『母銭』は現存枚数が少ないことから、特にコレクターの間で高額で取引されています。
以下が種類一覧となりますが、記載している価格は状態が非常に良い場合での参考買取価格になります。その点ご留意ください。
水戸藩鋳銭 大字(みとはんちゅうせん おおじ)
母銭の買取価格 | 300,000円~ |
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子銭の買取価格 | 2,000円~ |
水戸藩鋳銭大字は水戸藩でつくられた天保通宝です。水戸藩は3つある徳川の分家のひとつで、現在の茨城県の中部から北部を治めていました。
大字はその名の通り、大きな文字で刻印されていることが特徴です。水戸藩鋳銭大字は同じ水戸藩でつくられた天保通宝の中でも、大きな文字で彫られています。『天』の文字の一画目と二画目の『二』に似た横の線は、ほかの水戸藩鋳銭に比べはっきりと認識できるほどで、文字が立体的に浮いて見えてきますね。
水戸藩で鋳造された天保通宝は、書体の特徴など問わず全体的に残存数が少ないことから、希少価値が高く高額で取引されています。古銭は母銭の方が通用銭より価値があることが多いですが、水戸藩鋳銭は種類によっては通用銭の方が、水戸藩以外の天保通宝の母銭よりも高価なケースもあります。
水戸藩鋳銭大字もそのひとつで、状態が良いものは1枚50万円で取引されています。
水戸藩鋳銭 遒勁(みとはんちゅうせん しゅうけい)
母銭の買取価格 | 600,000円~ |
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子銭の買取価格 | 100,000円~ |
こちらも水戸藩で鋳造された天保通宝です。大字よりも全体的な文字の大きさは小さいものの、水戸藩鋳銭遒勁は大字に比べ『天』や『しんにょう』のはらいの部分に力強さが感じられます。この力強さは『遒勁』という名前で表されています。
まるで筆圧が読み取れるかのような力強い書体は遒勁ならではといえるでしょう。
遒勁の魅力は多くのコレクターの心に響き、水戸藩鋳銭の中でもコレクターの間では高値で取引されています。また筆の流れと文字の力強さの強弱を表したデザインは、天保通宝の王道なのか、集めはじめたばかりのコレクターが必ず欲しがるといわれています。
残存数とは別に、古銭自体の人気の高さが水戸藩鋳銭遒勁の価値を高める結果となりました。しかし人気がある一方で、価値が高いことから偽物が多い天保通宝でもあるため注意が必要です。特徴的な書体であっても専門家に聞くなどして確かめた方が良いでしょう。
不知長足宝(ふちちょうそくほう)
備考 | ※母銭無し |
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子銭の買取価格 | 50,000円~ |
不知長足宝は、『寶』の貝の字の下の二つの点が、下の枠につくほど長い長足宝の特徴と、銅の素材に金色の枠と文字が重なるデザインです。
見た目はほかの長足宝の特徴と同じですが、不知は『どこでつくられたかわからない古銭』を意味します。そのため水戸藩でつくられたなど、地方ごとの付加価値はつきませんが、わからないからこそ古銭そのもののデザインを見て、コレクターたちは価値を見極めるのです。
なかには書体と素材の特徴がそれぞれ別の地域のものという場合もあり、まるで様々な特徴の天保通宝をかけ合わせ、ひとつにまとめたかのような意図が読み取れます。当然個人の思惑で自由に古銭を鋳造することはできません。
しかし偶然であったとしても、不知長足宝の特徴の組み合わせはコレクターの心を揺さぶる古銭だったのです。こうした個性を組み合わせたかのような特徴は、素材やデザインの元と推測される地域では見かけることはできません。しかし不知は古銭によっては『特別感』として認識され、高い価値を付与する結果につながりました。
玉塚天保銭(たまつかてんぽうせん)
備考 | ※母銭無し |
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子銭の買取価格 | 10,000円~ |
天保銭といえば通貨の認識が強いでしょう。しかしなかには天保銭への強い思いからつくられた通貨として使用できない特別な天保通宝もあります。
この玉塚天保銭も通貨の金額以外の価値が込められた天保通宝のひとつです。玉塚天保銭は玉塚栄次郎が関係者や玉塚天保会の会員に渡すためにつくったものです。玉塚栄次郎は玉塚証券の創設者であると同時に、日本初の古銭収集団体である天保銭会の創設者でもありました。
子孫にあたる玉塚元一は現在、株式会社ロッテホールディングスの代表取締役社長を務めており、一族代々の経営の手腕の高さがかいまみえます。
玉塚天保銭唯一の特徴でもある表の刻印には『天保銭は吾が鏡(または人の鏡)』の文字。
これは玉塚栄次郎がまだ下積みの時代、通貨の価値を安く見ず、1枚1枚が価値のあるものだと学んだことが由来といわれ、座右の銘でもあるのでしょう。いくら玉塚証券が大企業であっても、勝手に古銭を鋳造することはできません。そのため約300枚の天保通宝を集めて座右の銘を彫る、またはプレスで印字しました。
裏には玉塚栄次郎の名前が刻まれていますが、同時に珍しい天保通宝であるため偽物も複数存在します。現代の紙幣の透かしの技術などがない時代です。手持ちの天保通宝に玉塚栄次郎の座右の銘と名前を彫るだけでつくれてしまいます。
本物と見分けるためには専門知識が必要なので、個人の判断は避けたほうが良いでしょう。
玉塚天保銭 会員証(たまつかてんぽうせん かいいんしょう)
備考 | ※母銭無し |
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子銭の買取価格 | 1,000円~ |
玉塚天保銭と同じつくりの天保銭ですが、こちらは持ち運びやすいよう小さくつくられています。上部に円形の穴をくっつけたデザインのものは、穴にヒモなどを通してネックレスのように身につけることもできます。
先の玉塚天保銭と異なりこちらは玉塚天保会の会員のみに配られたといわれています。会員の証でもある小さな天保通宝はもはや通貨ではなく、『会員証』の役割の方が大きいです。小さいながらも玉塚天保銭同様に、表には座右の銘の『天保銭は人の鏡』の文字が刻まれています。
玉塚天保会限定の会員証は複数見つかっており、玉塚天保会の規模の大きさと会員の多さが読み取れますね。またこうして会員が多く集まるところに、玉塚栄次郎には経営の手腕だけでなく、影響力も大きかったことがわかります。 通常の天保通宝よりかなり小ぶりで軽いつくりなので、素材の価値はあまり期待しない方が良いです。しかしプレミアの面では会員限定の珍しいものであるため、コレクターからの価値が高い古銭です。
種類ごとに価値が異なる理由
天保通宝の多くは幕府公式の鋳造場(本座)でつくられましたが、幕府から離れた土地では、足りないぶんを自分たちでつくり補っていました。ここでいう『土地』は、幕府から公認されていた地方もあれば、非公認の地方もありました。
この『様々な地方でつくられた点』が天保通宝の魅力と高額買取に関係しています。
天保通宝をよく見てみると、同じ時期・同じ刻印の天保通宝であっても鋳造元によって微妙に異なる部分があります。この点がコレクター独自の価値観へ繋がり、数百万円といった高額買取になる場合があるのです。
天保通宝の偽造の過去
天保通宝は、質量的に額面通りの価値ではなかったため、過去に偽造が相次ぎました。
そのことから、明治維新後も流通していた天保通宝は、明治24年(1891年)12月31日に正式に通用停止となりました。
幕末期に地方貨幣発行の陰で各藩による密鋳が横行し、明治時代に回収された天保通宝は5億8,674万枚。流通したすべてが回収されたわけではないため、密鋳は2億枚に達したものと想定されています。
また、密鋳に関わったのは藩だけではなかったことから、素性の不明な不知銭(ふちせん)と呼ばれる天保通宝も多種存在しています。
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