大阪万博 EXPO2025年 日本国際博覧会記念銀貨の買取価格一覧
造幣局発行の銀貨で、第一次・二次・三次が発行されています。
大阪万博 EXPO2025年 日本国際博覧会記念 千円銀貨(第一次発行分)
本日の買取価格 |
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大阪万博記念コインとは?デザインや発行背景をご紹介
2025年に開催される大阪万博、正式には「EXPO 2025日本国際博覧会」は、日本国内外から多くの関心を集めています。
この国際的なイベントを記念して発行される記念硬貨は、美しいデザインと万博の象徴的な意味合いから、コレクターや投資家にとって非常に魅力的なアイテムです。
本記事では、この記念硬貨の詳細やデザイン、大阪万博の意義を紹介します。
2025日本国際博覧会記念銀貨のデザイン
財務省は2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)を記念する貨幣を、開催までに3回にわけて5種類程度発行する予定です。
なお、現在発行されている記念硬貨すべてのデザインに公式キャラクター「ミャクミャク」が描かれており、額面価格と同じ値段で引き換えが可能です。
素材はニッケル黄銅、白銅および銅が使用され、直径は26.5mm、重量は7.1gとなっており、現在発行されている通常の五百円バイカラー・クラッド貨幣と同一です。
しかし、第3弾まで発表されている各記念コインのデザインは異なります。そこで、3種類の記念硬貨にはそれぞれ何が描かれているのかを紹介します。
第1弾|大阪万博記念銀貨のデザイン
第1弾として発行された記念硬貨には、大阪の夢洲万博会場の全景とともにEXPO 2025日本国際博覧会の公式マークがデザインされています。
公式ロゴマークは未来社会のデザインと国際的な協力を象徴し、会場の全景は万博の壮大なスケールとその開催地である大阪の活気を感じさせます。
また、会場の独自の建築様式や、周辺の景観を細部まで再現し、夢洲が世界的なイベントの舞台となることを視覚的に表現していることも特徴です。このように、表面のデザインは、万博のテーマとビジョンを具現化し、多くの人々に万博への関心と期待を喚起するものとなっています。
一方裏面には、EXPO 2025日本国際博覧会の公式ロゴマーク「ミャクミャク」が、見る角度によって発色が変わる虹色発色加工技術を用いて描かれています。
この技術により、銀貨には光の当たり具合に応じてさまざまな色彩が浮かび上がり、コイン全体に華やかさと動きが生まれているのです。
また、虹色の輝きは公式ロゴマークの美しさを際立たせ、記念銀貨としての特別な価値を一層引き立てていると言えるでしょう。
第2弾|大阪万博記念銀貨のデザイン
第2弾として発行されたのは千円銀貨で、価格は税込み1万3800円です。5万枚が発行され、4月12日から造幣局で申し込みが開始されました。
この千円銀貨は、特別なデザインと加工技術が施されており、多くのコレクターや万博ファンの関心を集めています。
表面のデザインには、第1弾同様に「ミャクミャク」が描かれていますが、ハートと双葉のモチーフが加えられ、万博のテーマである未来への希望と生命の輝きを表現しています。
裏面も第1弾と同じ虹色に発色する加工が施されたロゴマークが描かれています。光の当たり具合によってコインがさまざまな色に輝き、見る角度によって異なる美しさを楽しむことができるでしょう。
第3弾|大阪万博記念銀貨のデザイン
第3弾として発行される千円銀貨は、ミャクミャクが表面いっぱいに描かれているのが大きな特徴です。価格は1万5,200円。発行枚数は5万枚です。
表面にはカラーで描かれたミャクミャクが、足元から伸びる虹と万博会場からあふれだす光とともに描かれています。
虹の周辺には、LED照明を当てることで『EXPO』の文字が現れるホログラム潜像技術を用いています。
ホログラム潜像技術とは、光を使って立体的な画像を空間に表示するホログラム技術を応用したもので、この技術が貨幣に採用されるのは世界で初めてです。
裏面には、これまでの記念硬貨と同様に万博のロゴマークが描かれています。
また、第三次では一万円金貨と五百円貨幣も発行されます。
五百円貨幣はサイズや重量が通常の五百円玉と同じにつくられ、日常的な使用にも対応しています。
記念硬貨の発行背景
1970年に開催された日本初の万国博覧会である、大阪万博でも記念硬貨が発行されています。
なぜ万博開催時に記念銀貨が発行されるのでしょうか。ここでは記念硬貨発行の理由を紹介します。
歴史的なイベントのお祝い
記念硬貨は特定の歴史的なイベントや出来事を祝うために発行されます。
また、デザインにはそのイベントやテーマに関連する要素が取り入れられており、万博の記念品という意味合いも大きいでしょう。
収集や投資目的
記念硬貨はコレクターや投資家にとって貴重なアイテムです。特に限定枚数で発行されるため、その希少性から価値が高まります。コレクションの一部として収集されることも多く、また投資対象としても注目されることがあります。
地域・国のPR
国や地域の文化、技術、成果を国内外にアピールする手段でもあります。たとえば、万博の記念銀貨は、その開催地や国の魅力を広く伝える機会となります。
また、多くの人たちが訪れるため、地域経済や国の経済活動にも有効でしょう。
販売によって得られる収益は、イベントの運営資金や地域振興に使われることが多いです。特に万博のような大規模な国際イベントでは、経済的な影響が大きいため、記念銀貨の販売が一助となることが期待されています。
大阪万博(EXPO 2025)の意義
EXPO 2025日本国際博覧会は、2025年4月13日から10月13日までの約6ヶ月間、大阪市此花区の夢洲で開催されます。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、持続可能な社会の実現や技術革新、人類の共生といった重要なテーマに焦点を当てています。
そのため、未来に向けた具体的な解決策や新たなアイデアを世界中の参加者と共有し、国際的な協力と交流を促進する場にもなるのです。
また、環境問題や人口増加、技術の進化などのグローバルな課題に対処するための展示物によって、参加者は最新の技術や文化に触れることもできます。
さらに、万博は地域経済の振興や国際的な交流の機会になると同時に、開催地である大阪の活性化も期待できます。
このように、大阪万博は、未来への希望を体現し、世界が協力してより良い社会を築くための重要なステップとなるでしょう。
まとめ
大阪万博記念銀貨、特にEXPO 2025日本国際博覧会記念千円銀貨は、その美しいデザインと象徴的な意味合いから、多くの人々にとって特別な存在です。
大阪万博そのものが未来への希望と革新をテーマにしていることから、記念銀貨もその精神を反映しています。
コインに描かれたデザインや発行の背景を理解することで、この記念銀貨の価値をより深く感じることができるでしょう。