貴金属の買取を依頼するちょうどいいタイミング
金貨や銀貨、記念金貨やプラチナといった貴金属を売却する際には、タイミングが重要です。商品自体がどんなに良いものでも、それを欲しいという需要が少ない限り、高く売却することはなかなか難しいかもしれません。最適な時期を狙って高価買取に繋げていきましょう。おすすめの売却時期をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
ブームが到来したとき
今から40年ほど前、老若男女を巻き込んだ空前のコインブームが起こりました。当時、金・銀・プラチナ等の貴金属は飛ぶように売れたものです。コレクターの需要も一気に高まり、価格を少々上げたところで市場人気は衰え知らずでした。価値ある希少金貨・銀貨には定期的にブームが訪れます。ブーム的な価格上昇がみられる時期を見計らって、そのタイミングで売却されると良いかもしれません。
景気が上向きになったとき
景気の動向を捉えておくことも大切です。仮に不景気な状態が続いたとすれば、人々はお金に苦労し、「物を売る」という行動に走るでしょう。そのような状況下で金やプラチナを売る人が急増した暁には、市場の買取相場もそれだけ低くなることが予想されます。
「需要と供給のバランスが整う」=「経済成長が良くなる時期」こそ、金やプラチナが高く売れるタイミングといっても過言ではありません。アベノミクスによる景気回復の流れからも、コイン投資に向ける金額を押し上げている結果に繋がっています。
イベントを間近に控えているとき
国内外問わず、国家的な出来事を記念として硬貨が発行(記念硬貨)されることがありますが、このタイミングに合わせて品物の価値も向上する傾向にあります。
2020年には東京オリンピックが開催されることが決定しました。開催の年に合わせて記念硬貨が発行されれば、過去の東京オリンピックに関連した記念コイン・記念金貨・記念メダルの取引も活発になることが予想されるでしょう。
売りたいときに売るのが第一
売却のタイミングを知っておくことは大事ですが、あまり縛られすぎるのはよくありません。
相場の動向を意識しすぎて売り時を逃しては元も子もありませんので、「売りたい!」という気持ちを大切にしてください。つまり、「お客様が売ろうと思ったその時が売却の最適なタイミング」といえるのです。