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純金積立を『やめとけ』は本当?損する前に知っておきたい5つのデメリット

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純金積立は、安定した資産運用を考える方に人気のある投資手法です。

しかし、「やめとけ」という声があるのも事実です。
なぜそのように言われるのか、実際のデメリットやリスクを知らないままはじめると、思わぬ損失を被る可能性もあります。

今回の記事では、純金積立の基礎知識や、注意すべきポイントを解説します。
賢い投資判断をするためにも、ぜひ参考にしてください。

1. 純金積立とは?

純金積立は、毎月一定額を支払って純金を少しずつ購入し、長期的に資産を築いていく方法です。
まずは、純金積立にどのようなメリットがあるのかを解説します。

■ 純金積立のメリット

インフレが起きると通貨の価値は下がりますが、金はその影響を受けにくく、安定した資産として認識されています。
また、金は世界中でその価値が認められており、政治や経済が不安定な時期には価値が上昇しやすく、現金化しても高い価格が期待できる資産です。

さらに、純金積立は現物を購入する形式ですが、自分で保管する必要がない点も大きなメリットです。
自分で金を保管すると盗難のリスクが伴いますが、純金積立では運営会社がその管理を代行してくれます。
そのため、盗難リスクを心配する必要がなく、管理の手間もかかりません。

2. 純金積立が『やめとけ』と言われる5つのデメリット

一方で、純金積立にはリスクやデメリットも存在します。

ここでは、純金積立に伴う5つのデメリットを紹介します。
純金積立はやめとけ、と言われる理由を把握しておけば、冷静な投資判断ができるでしょう。

(1) リアルタイムで取引できない

金の価格は常に変動しているため、「価格が下がったときに買いたい」と考える人も多いでしょう。
しかし、純金積立ではリアルタイムでの取引ができず、運営会社が提供する店頭小売価格でしか購入できないため、購入のタイミングには注意が必要です。

しかし、定額積立であれば大きな問題とはならないでしょう。
なぜなら、定額積立がドルコスト平均法を用いて購入する方法だからです。

ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を一定の金額で、時間を分散して定期的に購入し続ける手法です。
金の価格が高いときは購入量が少なくなり、逆に価格が低いときは購入量が増えるため、リアルタイムでの取引ができなくても大きな影響はありません。

(2) 手数料が高い

純金積立には、購入手数料や保管手数料、年会費など、さまざまなコストがかかります。
特に、毎月の積立額が少額の場合でも手数料が一定額かかるケースが多く、負担になりやすいです。
せっかくの利益が手数料によって目減りすることがあるため、純金積立をはじめる際には手数料の仕組みを十分に理解しておかなければなりません。

(3) スプレッドが広い

スプレッドとは、金を購入する際の価格と売却する際の価格の差を指します。
純金積立では、このスプレッドが広いため、利益を出すためには金価格がかなり上昇する必要があります。
つまり、購入した時点で既に一定の損失を抱えている状態からスタートするため、思った以上に利益を上げるのが難しいということです。

初めて純金積立を行う方は、この点をよく理解しておく必要があります。

(4) 金融機関の倒産リスクがある

純金積立は、信託銀行や証券会社などの金融機関を通じて行われますが、これらの金融機関が倒産した場合、預けている金が返ってこないおそれがあります。
もちろん、金融機関の選定は厳格に行われており、信頼性の高いところを選ぶことが基本です。

しかしながら、ゼロリスクではないことを念頭に置かなければなりません。
そのため、複数の金融機関を比較し、信頼性を十分に確認しておきましょう。

(5) インカムゲイン(利息や配当)がない

株式投資や不動産投資と違い、純金積立にはインカムゲイン(利息や配当)がありません。
そのため、投資のリターンは金の価格変動によるキャピタルゲイン(値上がり益)のみに依存することになります。

つまり、金の価格が上昇しない限り実質的なリターンは得られず、長期間にわたって価格が安定していると、利益を得るまでに時間がかかるというわけです。

3. 純金積立が向いている人・向かない人

純金積立は、全ての人に適した投資方法ではありません。
自分にあった投資方法を見極めるために、ここでは純金積立が向いている人と向いていない人の特徴を紹介します。
自分がどちらのタイプかを知るためにも、ぜひ事前にチェックしておきましょう。

■ 純金積立が向いている人

リスク分散を考え、長期的に安定した資産を保有したい方に純金積立はおすすめです。
また、経済の先行きが不透明な時期に備え、保守的な投資を希望する方や、インフレ対策として現物資産を保有したい方にも向いています。
さらに、少額からはじめられるため、投資が初めての方にとってもチャレンジしやすいでしょう。

■ 純金積立が向かない人

短期的に利益を追求したい方や、リアルタイムで売買を行いたい方は、純金積立に不向きです。
なぜなら、純金積立では、価格の上昇を待つことが求められるためです。

また、デメリットでふれたとおり、純金積立はスプレッドが広かったり手数料が高かったりします。
そのため、コストを抑えたい方や、インカムゲイン(利息や配当)を期待する方は別の投資方法を検討した方が良いでしょう。

4. 純金積立以外の選択肢

純金積立が自分にあわないと感じた場合でも、ほかにも金を投資する方法は複数あります。
それぞれの投資方法にはメリットとデメリットがあるため、自分の投資スタイルに合った方法を選ぶことが重要です。
ここでは3つの選択肢を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

◆ 現物投資

現物投資とは、金そのものを直接購入し、手元に保管する投資方法です。
実際に金を手に持っていられる安心感があり、長期保有を目的とした投資家に人気があります。

金を現物で保有していれば手数料の高さというデメリットがクリアできるだけでなく、すでに株式や債券などの資産を保有している場合は分散投資も可能というメリットがあります。
あくまで投資なので100%の安全性は保障できませんが、手数料もかからず相場も右肩上がりのため、ほかの投資と比べると安心感は高いでしょう。

◆ 金ETFや金投資信託

金ETFや金投資信託は金を間接的に保有する投資方法で、株式と同じように証券取引所で取引できるのが魅力です。
また、分散投資がしやすいため、リスクを抑えつつ金投資を行いたい方に適しています。

1口単位で購入できるので、まとまった金額を用意できない人や初心者にもおすすめです。
ただし、金を直接保有するわけではないため、現物の安心感が得られない側面もあります。

◆ 金先物取引

金先物取引は、将来の金の価格を予測して売買するハイリスク・ハイリターンな投資方法です。
取引完了時期と価格を決定し、その時期が来ると自動的に取引が行われます。
そのため、約束をした時の価格よりも高い価格で取引をすれば、利益が得られます。

金ミニ先物であれば、約2万円の証拠金から始められる手軽さも魅力のひとつです。

しかし、価格が予想通りに動けば大きな利益を得ることができますが、予想が外れた場合には損失も大きくなるリスクがあります。
さらに、先物取引は高度な投資知識と経験が必要とされるため、初心者にはあまりおすすめできません。

5. 純金積立のデメリットを理解して、自分にあった金投資を始めよう!

純金積立は、安定した資産運用を目指す人々にとって魅力的な投資手法ですが、同時にデメリットやリスクも存在します。
これらを十分に理解した上で、自分に合った投資方法を選ぶことが成功への第一歩です。

初心者の方は、まず少額からはじめ、リスクを抑えながら徐々に投資額を増やしていくことをおすすめします。
自分の投資スタイルや目標に応じた選択をし、賢く資産を増やしましょう。

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