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【初心者向け】金1オンスは何グラム?単位換算から売買価格まで徹底解説

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金投資に興味を持ちはじめた初心者の方にとって、金の重量単位や価格に関する情報は少し難しく感じられるかもしれません。
特に「オンス」という単位に慣れていない方は、「1オンスの金は何グラムなのか?」と疑問に思うことも多いでしょう。
本記事では、金1オンスが何グラムに相当するのか、またその換算方法から売買価格まで、初心者の方にも分かりやすく説明します。

金投資をはじめる第一歩として、ぜひ参考にしてください。

1. オンスとグラムの換算早見表

金や貴金属の売買や投資を考える際に、オンスとグラムの単位換算は避けて通れません。
特に、オンスという単位は日本ではあまり馴染みがないため、グラムへの換算が必要になる場面も多いでしょう。

ここでは、オンスからグラムへの換算を簡単に行える早見表をご用意しました。
これを参考にすれば、瞬時に必要な情報を把握でき、取引や価格比較がスムーズに行えるようになります。

ぜひ、日々の投資活動や取引にお役立てください。

■ 金のオンス(トロイオンス)とグラムの対応表

オンス(トロイオンス)とは、金や銀、プラチナなど貴金属の計量に使用される単位です。
1トロイオンス(troy ounce)=31.1034768gで、単位記号は「oz」「toz」で表されます。

オンス(oz)グラム(g)
131.1
1/215.5
1/47.7
1/56.2
1/103.1
1/201.5
1/251.2

■ デニムのオンス(常用オンス)とグラムの対応表

デニムの生地の厚さも実は「オンス(oz)」で表されます。
1平方ヤード(1ヤード=91.44cm)あたり28.35gが1オンスで、デニムやTシャツなどの生地の厚みや質量を知る目安としてよく使用されています。
オンスの数値が大きいほどデニム生地は厚く、重くなるため、一般的にしっかりした質感や耐久性を求めるジーンズには高オンスのデニムが使用されやすいです。

オンス(oz)グラム(g/m2)
128.35
256.7
4113.4
6170.1
8226.8
10283.5
12340.2
14396.9
16453.6

2. 金だけじゃない!?さまざまなオンスの表記

「オンス」という単位は、金や銀などの貴金属を扱う際に耳にすることが多いですが、実はそれだけに留まりません。
すでにお伝えしたとおり、デニムの重さを示す際にも使われますし、飲み物の容量を示す際にも「オンス」は活用されます。
ここでは、オンスに慣れていない方にもわかりやすく、さまざまな「オンス」の表記について解説していきます。

金や銀、プラチナなど:『トロイオンス』

貴金属でよく使われる「トロイオンス」は、主に金や銀、プラチナなどの重さを測るための単位です。
1トロイオンスは約31.1gに相当し、通常のオンスよりもやや重いことが特徴です。
貴金属の取引ではこのトロイオンスが基準となり、国際的な相場や取引価格の表示に用いられます。
「オンス」と聞くとき、多くの人がまず思い浮かべるのがこのトロイオンスです。

デニムやルアーなど:『常用オンス』

デニム生地や釣り用のルアーの重さを表す際に使われるのが「常用オンス」です。
これは、1オンス=約28.35gという基準で測られます。
デニムでは生地の厚さや重さを示すために使われ、オンスの数値が大きくなるほど生地は厚く、しっかりとしたものになります。
また、釣り具ではルアーの重さを表すために用いられ、釣りの際の使用感や適した釣り場を選ぶ指標として活用されやすいです。

紙コップやカクテルグラスなど:『液量オンス』

「液量オンス」は、飲み物の量を測るための単位で、主に液体の容量を示す際に使われます。
1液量オンスは約29.57mlに相当し、紙コップやカクテルグラスの容量を表すときに便利です。
アメリカでは、飲み物の量をオンスで表記することが一般的で、たとえば12オンスのカップなら約355mlの飲み物が入ります。
また、イギリスでは液量オンスが異なり、ガロンという別の容量単位も広く使われていますが、同じ「オンス」でも国によって少し違いがあることを知っておくと良いでしょう。

3. 金貨が『グラム』ではなく『オンス』で表記される理由

「オンス」という単位は、貴金属の重さを測る際に古くから使われてきた国際的な標準です。
では、なぜ金貨は「グラム」ではなく「オンス」で表記されるのでしょうか?
続いては、オンスが使われる背景やその歴史、そしてグラムとの違いについてわかりやすく解説します。
金貨の価値を正しく理解し、賢く取引を行うための基礎知識としてぜひご覧ください。

■ フランスのパリから始まった『オンス』の歴史

「オンス」という単位の歴史は、フランスのトロワ(Troyes)からはじまりました。
シャンパーニュ地方は、3本の河川に囲まれた重要な貿易拠点で、特に1300年代には商業が大いに発展したと言われています。
その結果、この地域には多くの商人が集まり、金貨や銀貨が盛んに取引されたのです。

しかし、当時の金貨や銀貨は、大きさや品質にばらつきがあり、正確な取引が難しかったとも言われています。
そこで、トロワの商人たちは正しい取引のために「重量」を基準とし、この重量単位が「トロイオンス」として定着したのです。
トロイオンスは、現在も金や銀などの貴金属の取引に使用される国際的な標準単位となっています。
このように、「オンス」の歴史はトロワからはじまったのです。

3. 金やプラチナ売買における1オンスの相場

金やプラチナの売買において、1オンスの相場は非常に重要な指標です。
投資家やトレーダーが市場で取引する際、金やプラチナの価格はオンス単位で表示され、これが取引の基準となります。
最後に、現在の金やプラチナの1オンスあたりの相場を紹介します。

■ ウィーン金貨・メイプルリーフ金貨の相場

メイプルリーフ金貨とウィーン金貨には、デザイン、直径、重量などの違いがあります。
たとえば、同じ1オンス(トロイオンス:約31.1g)でも、ウィーン金貨は直径37mm、厚さ2mmであるのに対し、メイプルリーフ金貨は直径30mm、厚さ2.8mmと、メイプルリーフ金貨の方がやや小さく、厚みがあります。
なお、それぞれ現在の相場は次のとおりで、メイプルリーフ金貨とウィーン金貨の価格は同じです。

オンス(oz)価格(円)
1約390,000
1/2約195,000
1/4約98,000
1/10約390,000

■ プラチナメイプルリーフコイン・イーグルコインの相場

プラチナメイプルリーフコインは、カナダ王室造幣局が発行する地金型のプラチナコインです。
カナダの国旗にも描かれているメイプルリーフがレリーフされ、表面にはエリザベス2世の横顔が刻まれています。
このコインのプラチナ純度は99.95%以上で、カナダ政府によって品質が保証されています。

一方、アメリカ合衆国が発行している地金型金貨の総称であるイーグルコインは、表面に自由の女神、裏面にアメリカの国鳥である白頭鷲(イーグル)がデザインされています。
1986年から発行されており、金貨と銀貨の2種類があります。
金貨の純度は22カラット(91.67%)で、純金ではありません。
金貨には50ドル、25ドル、10ドル、5ドルの額面があり、アンティークコインとしても人気です。

以下に、プラチナメイプルリーフコインとアメリカンイーグル金貨のオンスごとの価格を表にまとめました。

オンス(oz)プラチナメイプルリーフコイン 価格(円)アメリカンイーグル金貨 価格(円)
1約143,000約374,000
1/2約71,000約187,000
1/4約34,000約93,000
1/10約14,000約37,000

■ 金売却時の注意点とポイント

金を売却する際には、いくつかの重要な注意点とポイントがあります。
まず、時期を考慮することが大切です。金の価格は市場の需要と供給によって変動するため、売却のタイミングを見極めることで、より高い価格での取引が可能になるでしょう。

次に、金の純度も重要な要素です。
金の純度は「K」で表され、最も純度の高いものがK24(純金)であり、一般的には金の売却において最も価値が高く評価されます。
一方、K18(18金)は75%の金を含む合金であり、純金に比べて価値は低くなりますが、それでも十分な価値があります。

また、金の保存状態も、売却時の価格に影響を与える要因です。
傷や汚れがあると、価値が下がるおそれがありますので、できるだけ良好な状態で保管しておきましょう。

これらのポイントを押さえることで、金の売却時に適切な判断ができるようになります。

4. 純金や貴金属はトロイオンスが基準!

トロイオンスは、金や貴金属の取引において広く採用されている共通の基準単位であり、その重要性は計り知れません。
たとえば、金貨やプラチナコインを購入または売却する際、トロイオンス単位での重量が基準となります。
これにより、貴金属の取引における公平性が保たれ、取引価格の透明性が確保されます。

また、トロイオンスは金やプラチナの取引だけでなく、コインのサイズや重量を示す際にも重要な役割を果たしています。
たとえば、プラチナメイプルリーフコインやアメリカンイーグルコインのような地金型コインでは、トロイオンス単位での重量表示が標準となっており、これによりコインの価値や希少性を正確に把握することが可能になります。

このように、トロイオンスへの正確な理解は、貴金属の取引や投資において非常に重要です。
トロイオンスは単なる単位ではなく、貴金属市場における信頼性と透明性を支える重要な基準であることを覚えておきましょう。

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