金の延べ棒、どこで買える? 初心者でも安心、購入方法を解説!
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金の延べ棒は、長期的な資産保全やインフレ対策として人気があります。
しかし、はじめて購入する際には、どこで買えば良いのか、どのような手続きが必要なのか、疑問が多いかもしれません。
本記事では、初心者でも安心して購入できる方法をくわしく解説します。
信頼できる購入先や注意点についても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
1. 金の延べ棒の基礎知識
金の延べ棒は、純度の高い金を固形化したもので、投資や資産保全の手段として広く利用されています。
しかし、製品を購入する前に、金について基本的なことや、市場での動きを知っておくことが欠かせません。
ここからは、金の延べ棒の基礎知識について解説し、初心者でも安心して購入を検討できるようサポートします。
■ 金の延べ棒(インゴット)とは?
『インゴット』とは、ゴールドバーや金地金とも呼ばれ、高い純度(99.99%)の金を延べ棒にしたものです。
一般的に、長方形の板状やレンガ状をしており、5グラムから1キログラムまでの中から、9種類が製造されています。
インフレ対策や経済不安時の安全資産としても評価され、投資や資産保全の手段として世界中で取引されてきました。
そのため、信頼性の高い製造元や認証機関によって発行されたものが推奨されます。
これにより、品質や純度が保証され、安心して取引が行えます。
また、手に取れる実物資産であり、金融商品のような複雑な仕組みがないため、初心者でも理解しやすいです。
少額から大口投資まで対応可能ですが、保管方法には十分な注意が必要です。
■ 金の延べ棒の規定と刻印の意味
インゴットには、品質や信頼性を保証するための、さまざまな規定や刻印が施されています。
まず、『LBMA認定』のマークが入っていることが重要です。
LBMA(ロンドン地金市場協会)は、1987年にイングランド銀行によって設立され、国際的な貴金属市場での品質基準を設定しています。
この協会は、貴金属の取引において信頼性と透明性を確保するために設立されました。
LBMAの認定を受けた製品は、高い純度と信頼性が保証されており、世界中の投資家や取引業者から信頼されています。
さらに、『ホールマーク』という刻印があり、これは製造元や純度、産地や製造年を証明するものです。
ホールマークは国ごとに異なるデザインや基準があり、各国の認証機関によって管理されています。
たとえば、日本のホールマークは、日の丸の国旗とともに品位を示すひし形、1000分率で示された純度が刻印されています。
このように、ホールマークはその国の基準に基づいて品質を保証する重要な印です。
加えて、製造番号も刻印されており、個々の製品の追跡と識別が可能となります。
これらの刻印は、購入者が安心して取引するための重要な要素です。
■ 金の延べ棒の純度と種類
インゴットには、品質や信頼性を保証するための刻印や規定が存在することを前述しました。
そして、その純度も、定義づけられています。
金のインゴットの純度は99.99%であり、これは『フォーナイン』とも呼ばれる純金です。
金の純度は『カラット』という単位で表され、通常24分率で示されます。
このため、純金は『K24』と呼ばれます。
この高い純度はインゴットの価値を支え、資産保全や投資対象としての重要な役割を果たすのです。
刻印には、純金であることを証明する『K24』や『9999』といった表示が刻まれます。
金の純度は、国際的な市場で取引される際の極めて重要な要素となります。
■ 金の延べ棒が購入できる場所4選
インゴットなどの金の延べ棒を購入する際には、信頼できる場所を選ぶことが重要です。
ここからは、初心者でも安心して購入できるように、代表的な購入場所4選を紹介します。
(1) 貴金属店
貴金属店や宝飾店、ジュエリーショップは、金のアクセサリーを扱うだけでなく、インゴットも取り扱っていることが少なくありません。
実店舗においては、実物を手に取って確認しながら購入できる点が魅力です。
また、店員から専門知識を得られるため、初心者でも安心して取引が可能です。
購入前に金の品質や相場をくわしく説明してもらえるので、価格や品位に対する不安を解消できます。
さらに、購入後のアフターサービスも充実していることが多く、長期的なサポートを受けられます。
直接足を運んで取引できるため、信頼性を重視する方にはおすすめの購入先です。
(2) 銀行
多くの銀行では、口座開設をしている顧客に対して、窓口販売を提供しています。
銀行での購入は、セキュリティ面でも安心できる点が大きなメリットです。
銀行の厳重な管理体制の下で取引が行われるため、偽造品のリスクが低く、安心して購入できます。
また、インゴットなどの金製品は、高価なものであるためセキュリティ面に配慮することが欠かせません。
なお、銀行によっては、購入後の保管サービスも提供しており、購入製品を安全に保管するための選択肢としても利用できます。
(3) 取り扱いのあるメーカー
著名な金製品メーカーは、高品質な製品を提供しており、ブランドの信頼性と品質保証が魅力です。
たとえば、日本のメーカーでは『三菱マテリアル』、『田中貴金属工業』、『住友金属鉱山』などが有名です。
これらのメーカーは、純度や重量が明確に保証されており、長年の実績があります。
ブランドの製品は、デザインや刻印がしっかりしているのが特徴です。
そのため、投資はもちろんのこと、一部ではコレクションとしても人気です。
公式サイトや指定の販売店で購入できるので、安心して取引できます。
(4) 金地金商
金地金商は、金地金を専門に取り扱う業者で、豊富な品揃えが特徴です。
専門性が高く、金の品質や市場価格に精通しているため、詳細な情報提供やアドバイスを受けることが可能です。
これにより、自分に適した製品を選ぶ際に役立ちます。
ただし、金地金商での取引には、手数料がかかることが少なくありません。
したがって、手数料の有無などを事前に確認しておくと良いでしょう。
しかし、手数料がかかるとしても、金地金商は高い専門性と豊富な品揃えをいかして、確かな製品を手に入れられる場所といえます。
2. 金の延べ棒の購入方法:初心者向けの購入ステップ
インゴットなどの金の延べ棒の購入は、初心者にとって少しハードルが高いと感じるかもしれません。
しかし、適切な手順を踏むことで、スムーズに購入することが可能です。
ここからは、順を追って解説しますので、安心して取引をはじめるためのガイドとして、役立ててください。
1.購入場所を選ぶ
最初に行うべきステップは、製品の購入場所を選ぶことです。
購入場所には、貴金属店、銀行、金製品の取り扱いメーカー、金地金商などがあることを前述しました。
それぞれの場所には、メリットとデメリットが存在するため、慎重に比較検討することが重要です。
たとえば、貴金属店では手軽に購入できる一方で、手数料が高い場合があります。
銀行はセキュリティが高いですが、口座開設が必要なこともあるでしょう。
取り扱いのあるメーカーは品質保証がしっかりしていますが、価格が高めになることがあります。
金地金商は専門性が高いですが、手数料が発生することが少なくありません。
これらの点を踏まえて、自分に最適な購入場所を選びましょう。
2.予算を決める:金の延べ棒の価格相場
製品を購入する際には、予算を決めることが重要です。
そのため、購入前に最新の金価格の情報を確認することが大切です。
金の価格は通常、1グラムあたりの価格に基づいています。
これにより、希望する重量によって価格が計算されます。
予算を決める際には、自分の投資目的や資金に合わせて、どのサイズの製品を購入するかを考える必要があります。
価格変動により、購入のタイミングも重要です。
相場が安定している時期や価格が下がっているタイミングを狙えば、コストを抑えることが可能です。
しっかりと市場を調査し、適切な予算を設定して購入することで、満足のいく投資が実現できます。
3.購入手続き
製品を購入する際の購入手続きは、購入場所によって異なりますが、一般的にはいくつかの共通したステップがあります。
まず、ほとんどの販売店や業者では、本人確認が必要です。
これは、金融商品を購入する際の標準的なプロセスです。
本人確認には、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの必要書類を提示します。
購入手続きの最後には、保管方法についてのアドバイスを受けることが一般的です。
また、手続きが完了すると、取引の確認書や領収書も手に入ります。
これらの書類は、後々の証明書や記録として重要なので、大切に保管しておくことが望ましいです。
◆ 購入する際の注意点
製品を購入する際には、いくつかの重要な注意点があります。
まず、信頼性の高い販売先を選ぶことが肝心です。
購入先が信頼できる業者であることを確認するために、評判やレビューをチェックし、認証や保証があるかどうかを確認しましょう。
特に、オンラインショップで購入する場合は注意が欠かせません。
オンラインでの取引は便利ですが、実物を直接確認できないため、信頼性の高いサイトで購入することが重要です。
可能であれば、実物確認ができる店舗で購入するのが理想です。
また、偽物も存在するため、品質や純度の証明がしっかりとされていることを確認しましょう。
購入時には、金の純度や重量が記載された証明書や、公式な認証マークがあるかどうかを確認することで、安心して取引ができます。
3. 金現物投資の選択肢:金の延べ棒と金貨投資、その違いは?
金現物投資を考える際、インゴットと金貨のどちらを選ぶべきか迷うことがあるかもしれません。
それぞれには、独自の特徴とメリットがあり、投資目的や個々のニーズに応じて選択することが重要です。
ここからは、インゴットと金貨投資の違いについて解説し、初心者でも理解しやすいように比較していきます。
これを参考にして、自分に最適な金現物投資の方法を見つけましょう。
■ プレミア価格が付くかどうか
インゴットと金貨の違いのひとつに、プレミア価格がつくかどうかがあります。
インゴットは、基本的にその重量と純度に基づいて価格が決められており、プレミア価格がつくことはほとんどありません。
これは、インゴットが純粋な金の価値を反映するため、取引の際に市場価格に準じて売買されるからです。
その反面、金貨は時折、希少価値や記念硬貨としての価値が評価され、額面価格よりも高く取引されることがあります。
特に、限定発行された記念硬貨や、歴史的価値を持つ金貨はコレクターに人気があり、プレミアがつくことも少なくありません。
ただし、金貨はインゴットよりも純度が低いことがあり、金としての純粋な資産価値を求める場合にはデメリットとなる可能性があります。
したがって、資産としての純粋な金の価値を重視するならインゴットが適しています。
片や、付加価値や希少性を狙う場合は金貨の方が魅力的かもしれません。
購入目的に応じて、どちらが自分に合っているかを検討することが重要です。
■ コレクション性の有無
インゴットは、純粋に資産価値を重視する投資商品であり、基本的にコレクション性は低いとされています。
重量や純度に基づいて価格が決まり、芸術的な要素やデザインは重要視されないため、収集や趣味としての魅力は限定的です。
一方、金貨や記念硬貨は、歴史的背景や美しいデザインが評価され、コレクション性が高く、時には美術品としても扱われることがあります。
これらは、趣味として収集する人も多く、プレミア価格がつくこともしばしばあるのです。
しかし、金貨の品位はインゴットよりも低い場合があり、純金としての価値を重視するならインゴットが適しています。
対して、楽しみながら価値のあるものを集めたい場合は、金貨や記念硬貨を検討する方がコレクションの満足度が高くなるでしょう。
■ 換金性の違い
インゴットと金貨を比較する際、換金性の違いも重要なポイントです。
インゴットは、世界中で広く認知され、純金の価値に基づいて取引されるため、どの国や地域でも比較的簡単に換金できます。
これは、インゴットがその重量と純度によって価格が決まるため、地域差に違いがありません。
ところが、金貨は種類や発行国によって、換金性に差が生じることがあります。
特に、特定の国や地域でしか通用しない記念硬貨や特殊な金貨は、ほかの国では換金が難しい場合があります。
たとえば、ある国で発行された金貨が、その国では高い需要を持っていても、別の国では認知度が低いため、換金時に不利になることが少なくありません。
換金性を重視するならインゴットが、所持したときの特別感・コインならではのプレミアム価値を重視するなら金貨が優位であり、一長一短なメリット・デメリットをしっかり把握し、どちらに投資するかを選べるとよいでしょう。
4. 金の延べ棒は信頼できる販売者から購入しよう!
インゴットなどの金の延べ棒を購入する際は、信頼できる販売者を選ぶことが最も重要です。
販売者の実績や提供する商品の品質をしっかりと確認し、安心できる取引をしましょう。
特に、実績が豊富な業者は、多くの取引をこなしており、信頼性が高いといえます。
また、実際に購入した人の口コミも参考にすると、業者の対応や商品の質について具体的な情報が得られるため、失敗を避けられます。
安全で確実な取引のためにも、しっかりと情報を集め、長期的な資産保全のために、賢明な投資をしましょう。