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金インゴットとは何か?資産運用の観点からメリット・デメリットを解説

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資産運用のひとつとして近年注目を浴びている金投資。
代表的なところとして『金の延べ棒』とも呼ばれている金インゴット(以下インゴット)があることをご存じでしょうか。
本記事では、インゴットへの投資のメリットやデメリットをご紹介します。

1. インゴットとは

インゴットとは、溶かした金属や合金を鋳型に流し込み形状化して固めた地金のことです。
「金の延べ棒」または「ゴールドバー」とも呼ばれています。

インゴットは投資などにも使われることから、金地金・銀地金を監督している専門業者『ロンドン貴金属市場協会』では、次のような厳格な規格が設定されております。

・99.5%以上の高い純度であること
・重量と純度が正確に刻印されていること
・認定された精錬会社で正しい試金が行われていること、など。

この厳しい規格設定をクリアしたインゴットには、「グッド・デリバリー・バー」という称号が与えられます。
そして、世界的に信用されたインゴットとして、日本のみならず世界各国でも取引ができるようになるのです。
以上がインゴットの概要であり、資産運用のひとつとしてインゴットへの投資が注目を浴びています。

2. インゴット保有のメリット

さて、インゴットを保有するメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか?
大きく分けると4つあります。

1つ目は地政学リスクの影響です。
金は別名『有事の金』ともいわれ、予期せぬ自然災害や世界情勢の悪化などがあっても、その影響をほぼ受けずに高い価値を持ち続けることができます。
近頃はコロナが流行っておりますが、その影響にも動じないどころか最高値を記録する事態となっています。

2つ目は資産の目減りの防止です。
インフレになると、物価の価値が上がり、通貨の価値は下がってしまいます。
物の価値は、金に対しても同じことが言えます。つまりインフレになることで物価が上昇すれば、金の価値も高まっていきます。
したがって、金へ投資をするということは、物価上昇による通貨以外の資産の目減りを防ぐことができるというわけです。

3つ目は大暴落などによる急変動のリスクが低いことです。
世界情勢が悪化すると、株などはその影響を受けて大暴落を起こす恐れがあります。
しかし、金は世界から認められている希少価値の高いものであるため、大暴落を起こす可能性は極めて低いといえます。
ただし、金の価格は米ドル建ての取引が基本となるため、為替相場による価格変動の波に日本の金は大きく影響を受けます。
この点には注意が必要です。

4つ目に信用のリスクが無いことです。
通貨の価値は信用によって決まります。つまり、通貨を元とする保険や年金、預貯金、株式、債券などは信用によって作られるのです。
こういった信用を元にしている資産はリスクが生じます。
例えば、情勢悪化によって国の信用がなくなれば、通貨の価値が下がったり、無くなったりしてしまうことがあります。
一方、金は『希少性』というそのものの価値があります。
そのため、通貨のような信用のリスクは無く、価値を失うことはありません。

3. インゴット保有のデメリット

続いて、インゴットを保有するデメリットです。3つご紹介します。

1つ目に、インゴットは現物資産のため盗難などのリスクを考えておかなければなりません。
通貨のように銀行に預けることができず、保管する場合はすべて自己責任となります。
また、盗難リスクを防ぐための金庫などを準備すると、別途費用もかかってしまいます。

2つ目は、金には利息や配当金がつきません。
株や債券などのように、資産を保有していることで得られるような配当や利息はなく、あくまで金の値上がりに対する利益のみです。
したがって、金を利益を得るために保有するというよりは、リスク分散のための資産として保有するのがインゴットの一般的な運用方法となっています。

3つ目に、インゴットの売買の際には別途手数料や税金がかかります。
インゴットは実質5gから購入が可能ですが、500g未満のインゴットを購入する場合には手数料(バーチャージ)が必要となります。
また売却する際にも、譲渡所得税などの税金がかかります。

4. インゴットで資産運用するなら国内金貨がおすすめ!

皆さんの中には、本記事でご紹介したインゴットを資産運用のひとつとして検討されている方や、既にお持ちになられている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、インゴットも結局はモノ。その価値は素材となる金の価格に左右されます。
なので、インゴットで資産運用する際は、「購入時よりも価値が下がってしまうのではないか」などの不安を抱えながら金の価格変動を気にしなければなりません。

「金を長期で保有したい、でも、金の価格変動は気にしたくない!」
――そんな方におすすめなのが、額面の金額が保証されている『国内金貨』です。
具体的には次の2種類の金貨がおすすめです。

天皇陛下御在位60年記念10万円金貨(金20g)
天皇陛下御即位記念10万円金貨(金30g)

これらは日本国の造幣局により発行された金貨であり、額面の金額(円)が法的に保証されています。
具体的には、額面が『10万円』の金貨なので、金の価格がどれだけ下落しても10万円の価値を失うことはありません。
ゆえに、金の価格変動を気にせず長期で保有するのに向いている商品なのです。
仮に金の価格が8,000円だったとしたら、『天皇陛下御在位60年記念10万円金貨』は金として16万円(=8,000円×20g)の価値があることになります。額面の金額と比べると6万円の差ですね。

従来はコレクションとして販売&購入されてきた国内金貨。
しかし、見方を変え、『投資・投機商品』という観点で見てみると非常に有益な商品だといえるでしょう。
本商品に関して、さらに詳しく知りたい方はぜひ『金貨投資とは』をご覧ください。

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