2023年10月31日(火)の国内金相場
本日の金価格は10,466円/g ▼78(0.74%)、RSI 87.5%。
国内金価格は5日ぶりの反落。
ドル建て現物相場の下落と、日銀金融政策決定会合でYCC(イールドカーブ・コントロール、長短金利操作)の再修正を議論するというリーク報道による円高を受けて、売り優勢となった。その後は、1ドル=149円台前半で円高が一服し、下支えになった。
とはいえ、イスラエルのガザ侵攻が支援要因となり、依然過熱感は高止まり。国連総会が「人道的休戦」を求める決議を27日に採択したが、イスラエルのネタニヤフ首相は、30日の記者会見で「ハマスとの停戦はない。テロに降伏することになる」と停戦を拒否する考えを示した。戦闘の行方を確認したい。
今日行われる日銀金融政策決定会合においては、物価見通しの上方修正が確実視されており、それに合わせてYCC再柔軟化を決定するのではとの期待が一部で見られることから、発表まではやや動きにくい。
日銀の決定を待ち、円相場の反応にも注視したい。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。