2023年11月2日(木)の国内金相場
本日の金価格は10,505円/g ▼37(0.35%)、RSI 83.3%。
2日の国内金価格は-37円、0.35%の反落。前日の反発値幅の半分を戻した形となった。
ドル安円高の影響が強く軟調。米公開市場委員会(FOMC)で、政策金利は予想通りに据え置かれた。
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は、今後の追加利上げの可能性を否定こそしなかったものの、利上げ終了の可能性を示した。
短期金融市場での追加利上げの期待が後退したことと経済統計の弱含みからドル売りが強まった。
このように円売り圧力とドル売り圧力が拮抗している状態だが、明日の米雇用統計が下振れて長期金利がさらに下がれば、ドル売り優勢となり上値の重い展開が予想される為、次の重要イベントと言える。
パレスチナ情勢に対する警戒感の強まりと共に、利上げの打ち止め観測浮上は、有事の金としての需要を意識させる要因となっている。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。