2023年11月7日(火)の国内金相場
本日の金価格は10,428円/g ▼40(0.38%)、RSI 72.7%。
7日の国内金価格は-40円、0.38%安。3日続落で、13日ぶりの安値。
ニューヨーク市場では、米国債利回り上昇を受けて売り優勢。3日の米10月雇用統計を受けて進んだドル安・円高の反動で1ドル=150円台前半の円安となったことから、日本金はマイナス分をほぼ解消も、小幅マイナス圏。
ドル/円は、引き続き米長期金利の動向を睨んだ値動きとなりそうだ。7日~9日には米債市場での大型国債入札、8、9日にはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、しばらく米長期金利の変動が続くだろう。ドル/円もそれにつれて上下に振れやすく、落ち着きどころが定まりにくい相場展開が予想される。
米債券市場で10年債利回りが4.5%まで下落したことは、景況感の悪化によるものと見られる。国際金価格に関しては、不況の影が下支えになっている。来年に向けては、追加利上げが回避され好況と見れば株が買われる流れ、不況と見れば金が買われる流れとなりそうだ。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。