2023年11月8日(水)の国内金相場
本日の金価格は10,421円/g ▼7(0.07%) RSI 70.1%。
8日の国内金価格は-7円、0.07%安で4日続落。14日ぶりの安値圏での小幅安。7日のNY金は-15.1ドル、0.76%の続落で3週間ぶりの安値。
世界各地でのイスラエル・ハマスの停戦を求める大規模デモの実施など、地政学的リスクからの買いが一服したことも売り材料。流れとしては下値を固めつつある。
昨日は、タカ派FRB高官であるミネアポリス連銀カシュカリ総裁が、インフレに打ち勝つ為に更なる引き締めを検討すると発言したと報じられ、金は急落。その後、ハト派シカゴ連銀グールズビー総裁が、インフレは減速しており経済軟着陸は可能と発言し、金は反騰。
金の価格がいかにFRB高官の発言に振り回されているかが透けて見える動きを見せた。また、ドル円相場にもドル買い要因として影響を与え、雇用統計で円高方向に動いていた所を150円台に戻した。
今週予定されているパウエル議長の講演とFRB高官たちのコメントが目先の方向性の材料となる。それまでは軟調に推移すると予想される。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。