本日の金価格は10,351円/g ▼80 (0.77%) RSI 47.1%。

13日の国内金価格は10日(金)から-80円、0.77％の反落で10月19日以来、25日ぶりの安値。10日のNY金は-32.1で1,937.7ドル。ニューヨーク市場では、米金融当局者のタカ派発言から米利下げ開始期待が後退したことや、イスラエルがガザ北部で１日４時間の攻撃停止を決めたことが重し(イスラエルのネタニヤフ首相は停戦を否定しているものの、ハマスとの衝突に落とし所が見えない状況下において、これが停戦の兆候として受け止められた。)になり、売り優勢となった。日本金もそれを受けての反落。
東京午前のドル円は、先週末の高値をやや上回るところまで切り上げ、堅調。先週低下した米長期債利回りが再び上向きつつあることがドル円を押し上げている。日本の国債の半分以上を保有している日銀が、物価高の中で出口の見えない金融緩和を継続していることが円の圧迫要因。ドル円は10月31日に付けた151円72銭の高値を意識する展開となっているが、ドル円、金ともに明日14日（火）22:30に予定されているCPI(米消費者物価指数)発表後は急変動が予想される。

【本日の国内金相場解説（当ページ）につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。