2023年11月14日(火)の国内金相場
本日の金価格は10,394円/g ▲43 (0.42%) RSI 50.4%。
13日のNY金は先週末から+12.5ドル、0.65%の反発。NY午前にはドル高と米10年債利回り上昇とが重石となり1940ドル割れ、午後にはNY連銀の10月インフレ期待が低下したことがきっかけとなり1950ドル台へ急反発。14日の国内金価格は+43円、0.42%の反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、今夜発表のCPI(米消費者物価指数)待ちで、もみ合いの状態。CPI後に上昇となるか。
今週はCPIに続き、米小売売上高、政府機関閉鎖回避のためのつなぎ予算など重要イベントが控えており、ドルが週後半にかけて苦戦する可能性がありそうだ。CPI総合指数は前月比横ばいか0.1%の上昇が予想されている。翌日水曜日に発表される米小売売上高が軟調であったり、17日のつなぎ予算期限切れを受けた米議会が、今週末までにつなぎ予算を成立させ政府機関閉鎖を回避させられるかどうかが不透明であることもドルを圧迫する要因となる為、注目したい。これまでの米景気の上向きサイクルに終了の兆しが見え隠れすることから、今年の残りの期間においては為替市場も錯綜しそうである。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。