2023年11月21日(火)の国内金相場
本日の金価格は10,347円/g ▼66(0.63%) RSI 41.9%。
21日の国内金価格は-66円、0.63%の続落で33日ぶりの安値。20日のNY金は1,980.3ドル。-4.4ドル、0.22%の小幅続落。NY金はドル安の流れも軟調。FRB(米連邦準備理事会)の高金利維持見通しを受けて売り優勢となったが、ドル安を受けて下げ一服となった。国内金はNY市場での下げと円高が重石となり、大きくマイナス圏。
ドル円は124銭のドル安円高、0.83%安で3日続落。2ヵ月ぶりの安値。米国の利上げ打ち止め期待が広がっていることがドル売りにつながっていると見られる。このドル高の巻き戻しが、7月以降のドル高に対する調整の動きなのか、ドル安トレンドへの入口なのか、今後の方向性をしっかりと見極めたい。FRBの利上げ終了と来年の利下げ開始の様相が強まれば、ドルの上げ相場は一旦終了とも見られている。また、来年の米大統領選でトランプ氏が勝利し、すべての輸入品への一律10%の関税が導入されれば、ドル安は劇的に加速すると思われる。日銀においては、唯一利上げが予想されているが、その引き締めの規模は小さく、やはり円に大きな影響を及ぼすのはドルであるという結論に辿り着く。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。