2023年11月22日(水)の国内金相場
本日の金価格は10,419円/g ▲72 (0.70%) RSI 41.6%。
22日の国内金価格は+72円、0.7%高で3日ぶりの反発。一時の円高一服もありしっかり。21日のNY金は+21.3ドル、1.08%の反発で23日ぶりに2000ドルの大台を回復。ドル安を受けて買い戻し主導で上昇し、米国債の利回り低下を受けて一段高となった。その後、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録発表でタカ派姿勢が示されたことを受けて上げ一服。市場の見方は、「追加利上げの可能性ゼロ、更には来年5月に緩和に転換する可能性60%以上」である。しかし、FRBはインフレ再燃を恐れ、議事録でも高官全員が追加利上げを否定せず。市場の期待を正当化するものにはならなかった。
また、昨日のNY金を大きく押し上げた要因として、米国債を空売りしていた投機筋が、感謝祭を前に買戻したことが挙げられる。これに並行して金も上昇した形だ。
明日はニューヨーク市場、国内市場ともに休場となることから積極的な売買は見送られている。例年、金曜日も参加者は非常に少なく、連休モードに入る為、今日は様子見の状態になると予想される。なお、イスラエルとハマスの一時停戦合意が成立したが、それに対し金価格は今のところ反応を見せていない。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。