2023年11月30日(木)の国内金相場
本日の金価格は10,570円/g ▼3 (0.03%) RSI 64.3%。
30日の国内金価格は-3円、0.03%の小反落。29日のNY金は2,067.1ドル、+27.1ドル、1.33%高で4日続伸。ニューヨーク市場では、FRB(米連邦準備理事会)の利下げ期待が支援要因となり買い優勢となったが、ドル安一服で上げ一服。米10年債利回り低下が下支えになり、その後再びのドル安で押し目を買われた。国内金は円高とNY金の上昇が相殺し小動き。
ドル円は147.21円、24銭のドル安円高、0.16%安で4日続落。利上げ打ち止めと来年前半の利下げ開始観測から、一時146.66円前後まで下落した。米7~9月GDP(期国内総生産)改定値が5.2%へ上方修正されたことに好感し147.91円前後まで反発したものの失速、米長期金利の低下でまたドル売りへと動いた。月末要因で売買が見送られ、小動きとなっているが、今晩は米10月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が発表される為、結果が予想以上の鈍化となればドルは一段安、金は一段高の可能性もある。また、明日はパウエルFRB議長の講演が予定されており、来年の利下げに関するコメントを受けての値動きも見られるだろう。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
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・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。