2023年12月5日(火)の国内金相場
本日の金価格は10,545円/g ▼274 (2.53%) RSI 57.0%。
5日の国内金価格は-274円、2.53%で3日ぶりの 反落。この2日間の過去最高値更新を帳消しにする大幅安。NY安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調 を受けて下げ一服 となったが、円安一服に上値を抑えられた。急騰、急反落を経て一服となると予想。4日のNY金は2,042.2ドル、-47.5ドル、2.27%の大幅反落。米連邦準備理事会(FRB) の利下げ期待などを受けて急伸、2150ドル台まで急騰したが、買い一巡後は利食い売り などが出て上げ一服となった。欧州時間に入ると、手じまい売りなどが出た。日中取引では、米10年債利回り上昇やドル高を受けて優勢、一段安となった。中期的な流れとしては、乱高下を繰り返しつつ、レンジの下値を切り上げていく展開になると思われる。
ドル円は147.21 円、37銭のドル高円安、0.25%の反発。米国債利回りも上昇し、先週の反動が出ている可能性もありそうだ。米景気減速を懸念し、早期利下げ開始への期待が市場に漂う中、本日発表される米10月雇用動態調査(JOLT)と米11月ISM非製造業景況指数の結果に注目が集まっている。どちらも予想からの乖離が見られると相場を大きく動かす可能性があり、特にここの所、米雇用市場の鈍化が意識されている為、JOLTは注目度が高い。今週は他にも多数経済指標の発表が予定されており、本日はイベント待ちの雰囲気となりそうだ。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。