2023年12月13日(水)の国内金相場
本日の金価格は10,142円/g ▼43 (0.42%) RSI 38.6%。
13日の国内金価格は-43円、0.42%の続落で一段安。12日のNY金は1,993.2ドル、-0.5ドル、0.03%、小幅続落。ドル円は145.48 円、71銭のドル安円高、0.49%安で3日ぶりの反落。
米11月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.1%と、インフレ率の下げ渋りを示唆する予想通りの結果。食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比+4.0%と、前月から横ばいで予想通りだったことを受け、ドルは一時下落。しかし、コアCPIの高止まりを受けて米長期金利が持ち直すとドルは買い戻された。市場は11月CPIを受け、来年3月の利下げ観測を若干修正させたものの、まだ5月に織り込んでいる。
本日のFOMCも、FRBがタカ派姿勢でくることは、ブラックアウト期間前の高官たちの発言から推測出来ることだが、どこまで市場の観測を牽制してくるのか、そしてそれを受けた市場がどう反応するか、である。最も注目すべきは、政策金利見通し(ドットチャート)であろう。FOMC後にドル円・金価格は、乱高下するものと思われ、しばらくは落ち着かない展開が見込まれる。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。