2023年12月14日(木)の国内金相場
本日の金価格は10,205円/g ▲63 (0.62%) RSI 38.1%。
14日の国内金価格は+63円、0.62%高、3日ぶりの反発。東京金は円高で多少相殺もNY金急騰を受けしっかり。13日のNY金は1,997.3ドル、+4.1ドル、0.21%高で5日ぶりの反発。FOMC結果を受けて2030ドル付近まで急騰。パウエルFRB議長会見後、2040ドル台へと一段高。ドル円は142.92 円、256銭のドル安円高、1.76%の大幅続落。
米11月生産者物価指数(PPI)は前年比+0.9%と市場予想+1.0%を下回った。食品とエネルギーを除いたコアPPIも、市場予想+2.2%を下回り、前年比+2.0%。これを受けて145円付近まで急落。FOMCとパウエルFRB議長会見を経て143円割れ。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は予想通りの政策金利5.25-5.50%据え置きとなったが、政策金利見通しでは、利上げ終了と、来年の利下げペースが速まることを示唆した。FOMC後のパウエル議長の会見でも「インフレは緩和したものの、依然として高すぎる」「追加利上げの選択肢を外す用意はない」としつつも、「利下げは視野に入り始めており、実社会で話題になっているのは明白だ。今回のFOMCでも議論した」とコメント。蓋を開けてみれば想定外にハト派的であった。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
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・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。