2023年12月21日(木)の国内金相場
本日の金価格は10,259円/g ▼67 (0.65%) RSI 37.4%。
21日の国内金価格は-67円、0.65%安となって3日ぶりの反落。NY市場での下げが響き、円高も重石となって軟調。20日のNY金は2,047.7ドル、-4.4ドル、0.21%安で3日ぶりの反落。FRB(米連邦準備理事会)の利下げ期待を受けて押し目を買われたが、ドル高を受けて戻りを売られた。その後、ドル安により押し目を買われたが、堅調な米経済指標結果から、利食い売りが出て軟調となった。
米12月消費者信頼感指数は110.7と市場予想(104.5)を上回り、前月(101.0)から上昇。米消費者が労働市場とインフレの先行きについて楽観姿勢を強めていることが示された。また、同時に発表された米11月中古住宅販売件数も、年率換算382万件と予想(378万件)を上回った。
ドル円は143.58円、26銭のドル安円高、0.18%安で4日ぶりの反落。英11月消費者物価指数(CPI)の予想以上の鈍化により英長期金利が大幅に低下したことが、米長期金利も影響を及ぼし、143.27円前後まで下落した。これを背景としての小幅安となった。
なお海外市場はクリスマス休暇入りしたと見られ、市場の動意は薄れている。方向感の無い動きがしばらく続くと思われる。
【本日の国内金相場解説(当ページ)につきまして】
・平日午前9:30に公表されます相場価格を参照し、正午過ぎに更新しております。更新時間は定刻では無く、前後いたしますが、ご了承くださいませ。
・土・日・祝日は金相場の更新がございません為、本コーナーも更新は無しとなります。
・前日比は、土・日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。
・RSIの期間設定は14日間です。
・短期相場予想を含む内容となっておりますが、様々な要因により急変する可能性を含んでおり、予想を保証するものではございません旨、ご了承くださいませ。