ここではカナダのカルガリーで開催された、1988年カルガリーオリンピックにまつわる金貨について紹介していきます。また、第15回冬季競技大会だったカルガリーオリンピックとはどんな大会だったのか?振り返ってみましょう。
聖火を握る力強い手が目印の金貨
1988年(昭和63年)2月13日から2月28日までの16日間、カルガリーで開催されたカルガリーオリンピック。
そのことを記念して開催国のカナダで発行されたのが、カルガリーオリンピック100ドル金貨です。
表面には聖火を握る手が、裏面にはエリザベス2世が刻まれています。
聖火を握る手はたくましく、風になびく聖火は静止画なのに動きを感じさせてくれます。
なお、品位はK14、重量13.33g、直径27mm。
こちらの金貨、K14と金が58.5%しか使われておらず、残りはほかの金属が用いられています
1980年にかけて金価格が高騰したため、それに伴い製造コストを落とさざるを得なくなり、カルガリーオリンピック100ドル金貨のように品位の低い金貨が鋳造されました。
ちなみに、コインにエリザベス2世が彫られているものの、開会宣言は同じくカナダのモントリオールで行われたモントリオールオリンピックとは異なり、エリザベス2世ではなくジャンヌ・ソーベ総督が行いました。
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人気を集めた伊藤みどり選手
カルガリーオリンピック以前の冬季大会は、開催期間が12日でしたが、当大会から夏季オリンピックと同様に開催期間が16日へと4日間延長されました。
また、冬季オリンピック史上初めてスピードスケート競技が屋内で行われ、風や気温の影響で氷に変動がないため、またコースに直線部分が増えたこともあり好記録が続出しました。
参加国・地域数は57。参加人数1,423人。競技種目数はアイスホッケー、スキージャンプ、ボブスレーなど6競技46種目。
日本人選手ではフィギュアスケートの伊藤みどり選手が、当時最高難易度のジャンプを何回も決め、地元のメディアからも注目を浴び人気を集めました。
決勝では5位に終わるも、多くのファンからの要望でエキシビジョンマッチに出場。
スピードスケートの黒岩彰選手は、この大会に出場した日本勢で唯一のメダリストで、銅メダルを手にしました。
なお、女子スピードスケートの橋本聖子選手は、500m、1,000mで5位、1,500m、5,000mで6位、3,000mで7位と5種目でランクインを果たしました。
金メダルには残念ながら手は届かなかったものの、記憶には残る大会となりました。
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カルガリーオリンピック100ドル金貨とカルガリーオリンピックついてお話をしましたがいかがでしたでしょうか?
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カルガリー五輪記念金貨╼
名称 |
カルガリーオリンピック100ドル金貨 |
発行国 |
カナダ |
質量(g) |
13.33g |
直径(mm) |
27mm |
厚さ(mm)
| -- |
材質 |
金 |
品位(karat) |
K14 |
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