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皆様はマン島キャット金貨をご存じでしょうか?
1988年から発行が開始され、毎年異なる猫がデザインされることで、コイン収集家はもちろん、猫好きの方からも注目が集まっている金貨なのです。
しかし25周年を迎える2012年を最後に、キャット金貨は発行が終了しました。
この記事では、そんなマン島キャット金貨について解説していきます。
マン島キャットコインは1988年から発行が開始された金貨です。品位は全て共通のK24で、額面は1クラウン~1/25クラウンとなっております。また、重さは額面と同じに設定されているので、1クラウン金貨は1オンスの重量があります。
表面には共通してエリザベス二世が描かれており、裏面の猫は毎年違った品種がデザインされています。
発行が開始された1988年の金貨には、マン島を代表するしっぽのない猫【マンクスキャット】がいます。
他年度では、バーマン(1998年)やスコティッシュフォールド(2000年)、ヒマラヤン(2005年)など、多種多様でかわいらしい猫たちが描かれています。
2012年には発行25周年を記念した特別なセットが販売されました。このセットでは初年度発行分の銀貨や特別仕様の1/10クラウン金貨が手に入るなど、キャットコイン好きにはたまらない内容となっております。
最初と最後のデザインが共存している、少し粋なセットですね。
最後の金貨は初心に立ち返り、初年度のマンクスキャットをリメイクしたデザインとなっております。
また、エリザベス二世が特別な肖像になっているのも特徴です。2012年はエリザベス二世が即位して60年記念となる年でした。
そのため、初年度に描かれている若いときの女王と、現在の女王の姿を重ねて描いているのです。
このデザインが見られるのは2012年発行分のみとなっております。
マン島は、グレートブリテン島とアイルランドに囲まれたアイリッシュ海の中央に位置する島です。外交と防衛以外の高度な自治権を有している、英国王室領の島でもあります。
大きさは日本の淡路島とほぼ同じ大きさ。世界的に有名なオートレース(TTレース)の開催地としても有名です。
銀貨や白銅貨の発行は今も続いていますが、金貨の発行は2012年を最後に終了してしまいました。
マン島キャット金貨についてお話をしましたが如何でしたでしょうか?金貨買取本舗はマン島キャット金貨のような金貨や記念金貨、海外のコインやプレミア金貨も積極的にお買取りをしています。またコインや金貨専門店であり、日本や海外に幅広い販路と金貨やコインに精通した査定員が常駐していますので、買取に特化しており価格にも反映されています。
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