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平成や昭和に発行された10万円金貨の買取価格は、いくつかのポイントで決まってきます。
例えば、多くの買取店が価格を決めるときの基準にしているのが、金の相場です。
10万円金貨には、貴金属である金が使われているのが特徴です。金には1グラム当たりの相場があるため、どのぐらいの量の金が使われているかによって、おおよその買取価格が決まります。
金の相場は、毎日少しずつ変動しています。御即位の10万円金貨を売る場合、金の相場が高い時期のほうが高額買取されやすいです。
ちなみに、平成31年4~令和元年5月現在の金相場は1グラム当たり4,800円台から5,000円台と高値を更新しております。
金の重量によって買取価格が決まる場合、重量が多いほど額面以上の金額が付く可能性が高くなります。
実際、明仁上皇のご即位祝いで平成2年に発行された「天皇御即位記念硬貨」は、30グラムの重量があり、
10万円金貨1枚で買取店によって12~13万円前後となります。
例を挙げますと、5月に入った本日の金貨買取本舗買取掲載価格は137,100円です。掲載価格は金相場状況で更新されるためこちらは固定価格ではありません。
こちらをお読みになられた時の値段が知りたい場合は、サイトの価格表をご確認ください。
買取店によって価格はかわりますが、120,000円と掲示している買取店もあります。
このように同じ10万円金貨なのですが、買取価格を比べると他店と本舗の金額では17,000円も価格に違いが生じる場合がございます。
サイト上で金貨買取価格を掲載している買取店は多くございますので、是非、比べてみて下さい。
御即位や御在位等金貨を売る際には、品物の仕様や保存状態も買取価格に影響することがあります。高く買い取りしてもらえる記念硬貨は、パッケージがすべてそろっていたり、新品とほぼ変わらない状態だったりするケースが多いです。
例えば、箱やプリスターパック(透明なプラスチックを圧着させた金貨を保護するケース)に入った記念硬貨は、パッケージの有無が買取価格をわけるポイントになります。
記念金貨の場合、金貨のみでもお買取はしておりますが、プリスターパックに入っていない状態などは、買取価格が変わります。
記念硬貨の買取では、品物の状態もチェックされます。表面に刻まれているデザインに傷がついている場合や、汚れや曇りがある場合は、減額の対象になるケースも少なくありません。
保管するときには、できるだけ箱などの入れ物に入れた状態にしておくことが大切でしょう。
平成や昭和に発行された硬貨全般が高く売れるかどうかは、流通量によっても変わります。
硬貨の場合、希少価値があれば買取価格は上がります。
日本の記念硬貨の場合は現存数が多く、流通量によりプレミア価値がでる硬貨というよりは硬貨の素材に価値がある金貨が高価買取になります。
明仁上皇の「天皇御即位記念硬貨」は、高額買取されやすい記念硬貨の1つです。
また10万円金貨などの額面が設定されている記念硬貨は、銀行などに持ち込むと状態に関係なく額面どおりの金額に両替となります。
金貨の場合、重量と金の相場のバランス、状態、希少性などのポイントが、高額買取されるか否かを左右していると言えるでしょう。
明仁上皇の天皇即位を記念して、平成2年の4月10日に発行された「天皇御即位記念硬貨」は、数種類に分かれて発売されました。
例えば、格調高いデザインの箱に入った状態で販売されたのが、「プルーフ貨幣セット」です。
こちらの貨幣セットには、10万円金貨のみのもの、10万円金貨に500円の白銅貨が付いたものなどがあります。
白銅貨入りの貨幣セットは、10万円金貨のみの品よりも500円ほど高い金額で販売されました。500円の白銅貨は、単品でも販売されています。
このほか、「天皇御即位記念硬貨」にはプラスチック製のプリスターパックに入った品もあります。外から記念硬貨が見えるプリスターパック入りの10万円金貨は流通量も多く、人気を集めた1品です。
平成に発行された「天皇御即位記念硬貨」の10万円金貨は、表面に鳳凰と瑞雲のモチーフがほどこされているのが特徴です。
羽を広げる鳳凰の下に瑞雲がたなびくさまがデザインされており、躍動感のある雰囲気に仕上がっています。裏面にあしらわれているのは、菊の御紋と桐、唐草のモチーフ。
天皇家のシンボルである菊の御紋が中央にデザインされ、周囲を桐と唐草が取り巻いているのが裏面の仕様です。
硬貨の裏面には「日本国・10万円・平成2年」や「御即位記念」の文字も刻印されています。
こちらの記念硬貨は、直径が約3センチで素材は24K。重量は30グラムです。
白銅貨入りの貨幣セットに付いていた白銅貨は、銅とニッケルが用いられています。
銅貨の表面にデザインされているのは、特別御料儀装車と「日本国・五百円」の文字です。
ちなみに、裏面には菊の御紋と束帯がデザインされています。
箱入りの貨幣セットは、白と黒の箱に入った状態で販売されました。白銅貨入りの貨幣セットの箱は、白色に薄紫色を組み合わせた上品なデザイン。
内側にも薄紫色が使われており、金色と白銀色の記念硬貨が映える工夫がされています。
昭和に発売されたのが、昭和天皇陛下御在位60年記念の10万円金貨です。「昭和天皇陛下御在位60年記念硬貨」のシリーズは、昭和61年から昭和62年にかけて発行されました。
昭和62年には、10万円の「天皇陛下御在位60年記念プルーフ金貨」が約12万枚ほど発売されています。
「昭和天皇陛下御在位60年記念硬貨」のシリーズには、金貨のほかにも1万円銀貨や500円銅貨などのラインアップがあります。
金銀銅のすべての硬貨がセットになった品もあり、コレクターからも注目されていたのがこちらの記念硬貨のシリーズです。また、昭和61年と62年の記念硬貨のセットや、金貨が2枚セットになった品も販売されていました。
昭和に発行された昭和天皇陛下御在位60年の10万円金貨は、直径が約3センチ。
素材は、平成に発行された「天皇御即位記念硬貨」と同じ24Kです。ただ、金の重量は平成の10万円金貨よりも10グラムほど少なくなっています。
昭和天皇陛下御在位60年の10万円金貨に使われている金は、20グラム。この10万円金貨の場合、平成31年の金の買取相場で価値を換算すると額面よりも安くなる可能性があります。
金貨の表面にデザインされているのは、平和のシンボルとして知られる鳩のモチーフです。また、水をイメージしたデザインは、日本の稲作文化を象徴したもの。硬貨の裏面には、菊の御紋がデザインされています。
10万円金貨と同時に発売された1万円銀貨は、直径が約3.5センチで重さは20グラムです。純銀が用いられているこの銀貨の表面には、日の出をイメージしたデザインがほどこされています。
下側には瑞雲、上側には瑞鳥が刻印され、おめでたい雰囲気を醸し出しているのが、この銀貨の特徴です。
また、500円の銅貨の表面に取り入れられているのは、京都御所の紫宸殿のデザイン。こちらの紫宸殿では、昭和天皇の即位の儀式である大礼の儀が行われています。500円銅貨の素材は、銅とニッケル。硬貨の大きさは直径が約3センチ。硬貨の重量は13グラムです。
皇室関連の記念金貨についてお話しましたが如何でしたでしたでしょうか?
天皇御即位記念10万円金貨や先日発行された天皇陛下御在位30年記念1万円金貨など高価買取いたします。
金相場も高騰しており、新天皇誕生で国民の関心が高まる今、プルーフセットなどコレクションとして集めたいとう方も多いことと思います。
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