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こんにちは金貨買取本舗です。令和元年ももうすぐおわりますね。来年は東京オリンピックが控えております。
2019年を振り返えり、発行された記念金貨についてお話をしようと思います。お買取りでも人気がある令和発行の記念金貨。令和元年も歴史に刻まれるイベントや国事が目地押しでしたね!どのような金貨が発行されたのでしょうか?
INDEX
日本の金貨と言われたらまず思い浮かべるのは何でしょうか?戦国時代に鋳造されていた楕円形の金貨、大判・小判でしょうか?
日本の金貨の始まりは8世紀半ば西暦760年と言われています。
日本は奈良時代の天平宝字4年にあたります。最初に発行された金貨の名称は「開基勝宝」といいます。中央に四角の穴が開いた金銭で現存枚数は32枚です。
金貨の質量にばらつきがあり流通目的で作られた金貨ではなかったようです。大変希少価値の高い日本最古の金貨は国立博物館や皇室に大切に保管されています。
では日本の「記念金貨」の始まりはいつでしょうか?戦国時代の大判小判や江戸時代の一分判金などに続き、明治時代・大正時代も1円金貨~20円金貨が発行されていました。
奈良時代から今日まで多くの金貨が発行されましたが記念金貨の歴史は比較的浅く昭和時代からとなります。
「記念金貨」はそもそも何かといいますと、金で出来ている貨幣(金貨)であることに変わりはないのです。違いとしましては大正時代まで作られた金貨は基本流通目的で作られた金貨でした。
それに対して記念金貨は、皇室の慶事や国際的なイベントなどのお祝いのために数量限定で発行される金貨です。昭和から令和元年の今日まで発行された日本金貨は全て記念金貨となります。
何円と金貨に額面の記載はありますが、額面以上の何倍の価値を持つ金貨も多いのが特長です。収集用金貨として人気が高く、流通用に作られた貨幣ではないため一般的に買い物等に使用はできないのも特徴の一つです。
昭和以降発行の日本金貨はすべて記念金貨とお伝えしましたが、では一番最初に発行された記念金貨は何でしょうか?それは昭和61年に発行された昭和天皇御在位60年記念1万円金貨でした。
金貨の名称どおりなのですが昭和天皇がご即位され60周年目を祝い、日本造幣局から発行されました。純金製で水面を描いた流線模様の中、2羽の水鳥が向き合うデザインが特徴です。こちらの金貨は61年と62年に2回発行されあわせて1,100万枚と発行枚数がとても多い金貨でした。
平成に発行された記念金貨は天皇陛下御即位記念10万円金貨や御成婚記念5万円金貨、在位記念1万円金貨、皇室関連以外は冬季長野オリンピック1万円金貨、日韓合同ワールドカップ1万円金貨、日本国際博覧会1万円金貨、東日本大震災復興1万円金貨などがございます。
平成から令和となった2019年はどのような金貨が発行されたでしょうか?
まず、上皇明仁様が第125第目天皇として在位30周年を迎えられたことを記念して発行された、天皇陛下御在位30周年記念1万円金貨があります。
5月に退位をされ上皇となられましたが、2月24日には30周年の記念式典も行われました。
次にラグビーワールドカップ2019™日本大会記念1万円金貨があげられます。こちらは初のアジア開催での第9回目のラクビ―ワールドカップが日本で行われるのを記念して発行されました。今大会で日本も初のベスト8まで勝ち進み、空前のラクビ―ブームとなりました。
最後にとりあげますのは、今生天皇陛下御即位記念1万円金貨です。
第126代天皇徳仁様の御即位を記念して発行されました。今年(令和元年)の7月頃が申込み期間となり、10月頃から抽選に当選したかたに順次発送されているようです。
純金製20gの金貨は5万枚発行され、金貨単体と500円白銅貨のセットが発売されました。金貨のデザインは皇族の象徴とされている鳳凰が飛び立つような図案です。
令和元年の新天皇誕生を記念して発行された金貨は抽選倍率も高く人気のある記念金貨の一つです。
天皇陛下御即位記念1万円金貨幣は10月頃から順次発送されたばかりのため抽選に当たった人はお手元に届いてまだまもないですね。
造幣局の段ボールも開封していない完全未開封品で大切にしまっているかたも多くいらっしゃるのではないでしょうか?
中を確認しなくて大丈夫なの?折角購入したプルーフ金貨の輝きを是非目で確認したい!というのが一般的ですが、この造幣局の段ボール入りの完全未開封品も買取際は価格を底上げするポイントのためあえて開封をしないで保存されているかたもいらっしゃるようです。
こちらの天皇陛下御即位記念プルーフ1万円金貨幣抽選倍率はプルーフ金貨単体/2万枚発行が16.06倍、プルーフ金貨と500円グラッド貨幣セット/3万枚発行が13.82倍と約15人に1人にあたる倍率でした。金貨の価格はプレミアム型金貨のためプルーフ金貨単体が14万555円(税込)プルーフ金貨と500円グラッド貨幣セットが14万2593円でした。
記念金貨を購入したことのないかたは少し混乱するかもしれませんが、1万円金貨だからといって1万円で購入できるわけではないのです。
記念金貨はプレミアム型金貨というもので純金という素材の価格とコイン加工費などの諸経費が記念金貨の販売価格となります。
ですのでお店で一般的に1万円として使えないといいましたが使えるようになってもまず普通に使ってしまうのは考えにくいですね。
金貨販売サイトやショップでは20万前後で売られているようです。某大手オークションサイトでは16万~17万弱ぐらいで落札されているようです。
(こちらは素材、純金の価格は変動すると価格もかわりますのであくまで記事を書いている2019年12月頃の一例としてご覧下さい。)
金貨の素材(純金)の価値が高い・販売されたばかりで抽選に外れた方が買い求めることが考えられ、人気や注目度が高いという点から金貨を売却されている方もいらっしゃるようですね。
令和に発行された記念金貨、御即位記念一万金貨を中心にお話をしましたが如何でしたでしょうか?
御即位記念1万金貨やその他御即位10万円金貨など日本の記念金貨をどこよりも高く買い取ります。プレミアが期待できる発売されたばかりのこちらの金貨や日本の金貨を高価買取中!査定は無料ですのでお電話かメールフォーム、ライン査定をご利用下さい。
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