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アメリカのジェイムズ・ロングエーカーの金貨はコレクターの間で大変人気がありますが、具体的にはどのような評価を受けているのでしょうか。
ここでは、有名なエイブラハム・リンカーン大統領の時代にも、アメリカ合衆国造幣局の彫師主任として活躍したジェイムズ・ロングエーカーという人物と金貨を含めて、彼がデザインしたコインにはどのくらいの価値があるのかをご紹介します。
INDEX
ウィキペディア(Wikipedia)より画像引用
ジェイムズ・ロングエーカーは、1844年からアメリカ合衆国造幣局でコインの作成に貢献した人物として知られています。いわゆる生え抜きとか叩き上げではなく、前任者の死去に伴って第4代彫師主任として外部から指名された人物です。
前職は肖像画などの版制作を行う会社の経営者兼彫刻家でした。1837年恐慌の時にはいろいろ苦労したようですが、造幣局に第4代彫師主任として指名される直前には州政府が発行する紙幣の版制作などで経営する会社も繁盛していたということです。
第4代彫師主任としての最初の10年間ほどは、原料の金地金の横領など不法な要素も多かった利権争いに巻き込まれました。
さらに、就任する直前に多くのコインのデザインが変更されていたこともあって、ジェイムズ・ロングエーカーはデザインをほとんど行うことができませんでした。
彼が多作なデザイナーとして活躍するのは1853年になってからです。ただ、今回紹介する20ドル金貨は1849年にデザインされ、1850年から流通しています。
そして、1953年以降、飛ぶ鷲文様の1セント貨や盾文様ニッケルの5セント貨、インディアンの顔の1セント貨、3ドル金貨など在任中に10種類以上ものコインのデザインを行いました。
1850年 アメリカ合衆国 リバティヘッド20ドル金貨
ここからはジェイムズ・ロングエーカーがデザインした、有名な2種類のコインについてその特徴を解説します。この2つは特によく知られているデザインです。
ジェイムズ・ロングエーカーがデザインしたコインは、インディアンヘッドと呼ばれるデザインのものがよく知られています。
よく勘違いされるのが20世紀に入ってから発行されたイーグル(10ドル)金貨ですが、同じようにインディアンの頭飾りをつけた女性(自由の女神)の姿が描かれているものの、これはジェイムズ・ロングエーカーのデザインではなく、セイント・ゴーデンスのデザインによるものです。
19世紀にデザインされたジェイムズ・ロングエーカーのインディアンヘッドは1859年に発行が始まり、彼の死後も20世紀初頭まで発行が続いた1セントコインです。
このコインのデザインはアメリカでは「Liberty with head dress」と呼ばれていて、インディアンの羽飾りをつけた自由の女神として知られています。モデルについては諸説ありますが、多くのコレクターが支持する伝説としては「子供時代の娘のサラーが造幣局でインディアンの酋長に出会い、羽飾りをつけてもらったところをジェイムズ・ロングエーカーがスケッチした」というものです。
また、お気に入りだったギリシャのヴィーナス・アクルピー像をモデルに羽飾りを付け加えたとか、アメリカの雰囲気を醸し出すため羽飾りをつけた女性を描いたなどの説もあります。いずれも否定的な見解もあるため、どれが本当なのかははっきりしていません。
リバティヘッドとは自由の女神の頭部をデザインした金貨のことで、ジェイムズ・ロングエーカーの代表作として知られています。この金貨はコロネヘッド金貨と表現されることもあり、コロネヘッドはコロネット(小さな冠)を付けた頭という意味で、自由の女神はコロネットを付けているところからそう呼ばれるようです。これに対し、それ以前の金貨はターバンを巻いた女性の頭が描かれていたため、ターバンヘッドと呼ばれています。
もともとリバティヘッド金貨は前任者である第3代彫師主任のクリスチャン・ゴブレヒトによって、イーグル(10ドル)・1/2イーグル(5ドル)・1/4イーグル(2.5ドル)の3種類の金貨が作られていました。その後、クリスチャン・ゴブレヒトの死後にダブルイーグル(20ドル)金貨を発行することになり、ジェイムズ・ロングエーカーが作成を担当したという経緯があります。
コインでありながら20ドルもの金額というのはとても高額だと感じられますが、実際には想像以上に価値が高いです。当時は金本位制だったため、20ドルの金貨は20ドル分の金でできていないといけませんでした。
20ドル金貨は純金約1トロイオンス(重さの単位)でできていたため、現在の価値に換算すると1,900ドルくらいになります。ここでは、有名なジェイムズ・ロングエーカーの20ドル金貨について説明します。
19世紀に発行された20ドル金貨には、ジェイムズ・ロングエーカーがデザインを担当した自由の女神が描かれています。
具体的には1849年に試打ちが行われ、1850年から発行され始めたダブルイーグル・リバティヘッド金貨です。この金貨は1907年に自由の女神の立像が描かれたデザインに変更されるまで、半世紀以上も作られ続けました。
そして、変更後のダブルイーグルは金融恐慌によって金貨の製造が中止される1933年まで発行が続きました。その後、1986年からは地金型金貨として再びイーグル金貨が発行されるようになり、2019年現在もなお発行は続いています。
地金型ではなく、収集型金貨として非常に高額で取引されるジェイムズ・ロングエーカーの20ドル金貨は1950年から1907年の間に発行されたリバティヘッドのことを指します。 ただ、当時の物は金の価値の変動によって量目が変更されたり、年度によって微妙にデザインが異なったりします。
そして、流通量の違いなどから同じ額面の金貨であっても発行年によって取引価格が非常に大きく変わります。差の大きいところでは100倍近い取引価格の差が見られることもあります。そのため、実際にその金貨にどれくらいの価値があるのかは、専門家の目によって鑑定する必要があると言えるでしょう。
プルーフ貨幣とはコレクションのために特別な表面加工が行われた貨幣のことです。一般的には専用の型とプレス機を使ってコインの表面が鏡面仕上げされており、傷がまったくないもののことを指します。 リバティヘッドのダブルイーグル金貨は1880年から毎年プルーフ金貨が発行されています。しかし、発行枚数が極めて限られているだけでなく、アメリカのコレクターの数は200万人と言われることもあるぐらいですので、めったに市場に出回ることはありません。高額なプルーフ金貨だと日本円で2,400万円ぐらいのカタログ価格がついたものもあります。
アメリカのコインはヨーロッパのものより希少価値の高い物が多くなっています。その価値は珍しいコインや評価の高いコインは数千万円で取引されるケースもあるくらいです。
また、アメリカのコインのコレクターは年代別に集めるケースが多く見られます。とは言え、古い年代の物は入手困難なことも多いため、年代が揃ったコレクションは大変珍しく、ほとんど目にすることはできません。
一方、アメリカのコインのコレクターは200万人とも言われており、売却を希望すれば好条件で売れる可能性もあります。古いアメリカのコインを持っている場合は、金貨に限らずチェックしてみましょう。19世紀から20世紀始めの頃のものであれば、特にしっかりチェックすることをおすすめします。
如何でしたでしょうか?米国第4代目彫師主任であるジェイムズ・ロングエーカーとジェイムズ・ロングエーカーが手掛けた金貨についてお話をしました。金貨買取本舗ではインディアン金貨やリバティ金貨やその他のアメリカ金貨を高価買取いたします。
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