昨年開催予定だったものの、コロナで今年開催に変更された2020年東京オリンピックとパラリンピックですが、記念硬貨は昨年の開催日に先駆けて第一次から第四次まで発行されました。
ここでは来るべくオリンピックの話題も交えつつ、東京2020オリンピック 1万円金貨(第一次発行分)、東京2020オリンピック 1万円金貨(第三次発行分)、東京2020パラリンピック 1万円金貨(第四次発行分)を紹介していきたいと思います。
疾走感ある流鏑馬が刻まれた1万円金貨
2018年7月10日から8月1日まで販売のための抽選申し込みが行われた、東京2020オリンピック 1万円金貨(第一次発行分)。
表面には流鏑馬と心技体の文字が、裏面には東京2020オリンピック競技大会エンブレムが刻まれています。こちらの金貨は4万枚発行され、12万円で販売されました。
また、金貨のほかに千円銀貨幣と百円クラッド貨幣も発行され、千円銀貨幣の表面には水泳を、裏面には東京2020オリンピック競技大会エンブレムとソメイヨシノとイチョウの葉を、百円クラッド貨幣の表面にはフェンシングと裏面には東京2020オリンピック競技大会エンブレムをデザイン。
どの貨幣も躍動感あふれる図案となっています。
ちなみに、2018年7月27日、大阪府大阪市にある独立行政法人造幣局において、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣(第一次発行分)の打初め式が開催されました。
打初め者には、オリンピックの中村真衣さん(アトランタ1996大会、シドニー2000大会)、佐藤希望選手(ロンドン2012大会、リオ2016大会)、パラリンピックの正木健人選手(ロンドン2012大会、リオ2016大会)が加わり、記念すべき貨幣の打初め(製造)を行いました。
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「勝利」と「栄光」を表した1枚!第3次東京2020オリンピック競技大会記念1万円金貨幣

東京2020オリンピック競技大会記念 第3次1万円金貨幣プルーフ貨幣セット 「勝利と栄光と心技体」
表面に「勝利」を表す野見宿禰像と「栄光」を表すギリシャの女神像、そして心技体の文字を刻んだ(裏面は第一次と同じ)東京2020オリンピック 1万円金貨(第三次発行分)は、2019年11月1日から11月21日まで抽選申し込みが行われました。
なお、発行枚数は4万円で販売価格は12万2,223円でした。
第三次発行分も、金貨のほかに千円銀貨幣と百円クラッド貨幣がなんと各3種類ずつ発行されました!
まず、千円銀貨幣は体操と柔道と卓球のデザインが(裏面は第一次と同じ)、百円クラッド貨幣はアーチェリー、カヌー、そして自転車競技がデザイン(裏面は第一次と同じ)されていました。これは思わずコレクションしたくなってしまうラインナップですね。
なお、第三次発行分も打初め式が開催され、打初め者には、オリンピックの沖口誠氏(北京2008大会 体操男子団体・銀メダリスト)、田知本遥氏(リオデジャネイロ2016大会 柔道女子70kg級・金メダリスト)、パラリンピックの上山友裕氏(リオ2016大会 アーチェリー男子個人リカーブオープン7位入賞)が選ばれました。
力強く走る聖火ランナーが目印!東京2020パラリンピック競技大会記念第4次1万円金貨幣

東京2020パラリンピック競技大会記念第4次1万円金貨幣プルーフ貨幣「 聖火ランナーと国立競技場と心技体」
東京2020パラリンピック競技大会記念貨幣(第四次発行分)は、2020年2年2月19日から3月10日まで抽選申し込みが行われていた金貨です。
発行枚数は4万円、販売価格は12万2,223円。
表面には車いすと義足で走るランナーを含めた3人の聖火ランナーと国立競技場、そして心技体の文字が、裏面は東京2020パラリンピック競技大会エンブレムが刻まれています。
金貨以外に五百円バイカラー・クラッド貨幣と百円クラッド貨幣も発行されており、こちらも見逃せない存在となってます。
まず、五百円バイカラー・クラッド貨幣は表面に風神、裏面に東京2020パラリンピック競技大会エンブレムとスポーツピクトグラムをデザイン。
バイカラーで美しい仕上がりとなっています。次に百円クラッド貨幣は3種類あり、自転車競技と車いすラグビー、そしてパラリンピックのマスコットキャラであるソメイティが刻まれています。
開催が待たれる2020年東京オリンピック

2021年7月23日から8月8日までの17日間、日本で開催予定の2020年東京オリンピック。東京でのオリンピック開催は、1964年以来57年ぶりとなります。
アーチェリー、バドミントン、柔道などをはじめとする史上最多の33競技・339種目が42の競技会場で開催されます。
競技の舞台となる会場はオリンピックスタジアムのほかに、東京体育館、国立代々木競技場、日本武道館、東京国際フォーラムなど、名だたる施設が用意されています。
いったいそこでどんなドラマが待ち受けているのか? 今から楽しみですね。
また、追加でオリンピック関連の記念硬貨が発行されるのかも気になるところです。
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