1994年6月17日から7月17日にかけてアメリカ合衆国で行われた、FIFAワールドカップ。惜しくも日本は本戦に進めなかったものの、その裏にはアツいドラマがありました。そんな出来事も含めて、ワールドカップアメリカ大会を振り返りつつ、記念硬貨の紹介をしていきましょう。
ワールドカップアメリカ大会記念金貨
栄光のトロフィーが刻まれた記念金貨
世界的人気のあるサッカーですが、アメリカではベースボールやアメリカンフットボールの人気に隠れ、あまりワールドカップの盛り上がりも期待されていませんでした。
しかし、知将ボラ・ミルティノビッチ率いるアメリカはグループリーグで強豪コロンビアを退け、決勝トーナメント進出に成功。
国民からの注目も集まりだし、アメリカンフットボールのスタジアムなど会場の規模が最低でも収容人員数5万人台、最大で9万人以上と大きかったこともあり、観客動員数は約359万人、1試合あたり約6.9万人を記録しました。
そんなワールドカップアメリカ大会(1994 FIFAワールドカップ)の開催を記念して、5ドル金貨がアメリカ合衆国政府より発行されました。
表面にはワールドカップのトロフィーと「LIBERTY(自由)」「IN GOD WE TRUST(我々は神を信じる)」の文字が刻まれ、裏面には1994 FIFAワールドカップのマークが刻印されています。品位はK21.6、重量8.359g、直径21.59mm、発行枚数22,464枚。
一目見てワールドカップの記念硬貨とわかるデザインが魅力的な金貨です。
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日本にとっても忘れられない大会
今大会は予選で優勝経験国であるイングランドとフランスが敗退するという波乱が起き、ほかにもデンマークやユーゴスラビアといった強豪国が散っていきました。
そんななか日本は、ドーハで行われるアジア地区最終予選で激闘を繰り返し、最終戦となる第5戦を残した第4戦終了時点では1位に。
本戦に出るためには第4戦を勝つか、引き分けの場合、サウジアラビア‐イラン、韓国‐北朝鮮の対戦結果によって変わってきます。
そして迎えた最終戦の日本‐イラク戦。
前半戦で日本が早々に三浦知良選手のヘディングで先制点を奪取。
そのまま前半戦は終了し、試合は後半戦へ。
すると、中盤にイラクに攻め込まれ1‐1の同点に。しかし、その後中山雅史選手がシュートで2点目を決めます。
そしてロスタイム90分17秒、イラクにゴールを攻められ同点に……。
試合は2‐2の引き分けとなり、他会場の結果が「サウジアラビア4‐3イラン」「韓国3-0北朝鮮」だったため、得失点差で日本の順位は最終的に3位となりました。この試合は「ドーハの悲劇」と呼ばれ、今も語り継がれています。
本戦では、ともに優勝3回を誇るブラジルとイタリアが決勝戦に進出。
試合はブラジルが有利に進めるも決着がつかず、ついに決勝としては史上初のPK戦までもつれ込むことに。
両チームのキッカーとも1人目は失敗し、2、3人目は成功。
4人目はイタリアが失敗し、ブラジルが成功、そして5人目……イタリアが失敗し、その瞬間ブラジルの6大会ぶりの優勝が決まりました!
このように、1つ1つの試合がドラマティックなワールドカップ。前回の優勝国が予選で敗退したり、思わぬ国が勝ち抜いてきたりと、波乱に富んだ展開もワールドカップの醍醐味と言えるでしょう。
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ワールドカップアメリカ大会記念金貨とワールドカップアメリカ大会についてお話をしましたがいかがでしたでしょうか?
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ワールドカップアメリカ大会記念金貨╼
名称 |
ワールドカップアメリカ大会記念金貨 |
発行国 |
アメリカ合衆国 |
鋳造 |
アメリカ合衆国政府 |
質量(g) |
8.359g |
直径(mm) |
21.59mm |
厚さ(mm)
| -- |
材質 |
金 |
品位(karat) |
K21.6 |
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