銀貨でめぐる日本一周の旅 (第14回目・神奈川県)

地方自治法施行60周年記念1,000円銀貨を紹介しつつ、その県のガイドもしちゃおうという企画「銀貨でめぐる日本一周の旅」。第14回目は関東エリア最後のブロック、神奈川県です。さて、神奈川の魅力とは……!?

第14回目は神奈川県をクローズアップ！

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鶴岡八幡宮と流鏑馬～地方自治法施行60周年記念（神奈川）1,000円銀貨幣～

61段ある大石段を登りきると桜門があり、その奥に拝殿と繋がった本宮があります。

鶴岡八幡宮と共に描かれている流鏑馬ですが、これは鶴岡八幡宮にちなんだ神事になります。源頼朝公が天下泰平・国家安穏を祈願し、鎌倉時代に催されたのが始まりです。

年に1度の一大行事で、多くの人が見守るなか、御家人たちが御神前で弓馬の技を披露する晴れの場でした。それは今も続いており、毎年9月に行われる例大祭にて「流鏑馬神事」として、鎌倉武士さながら狩装束に身を包み、神事が執り行われています。

地方自治法施行60周年記念（神奈川県）1,000円銀貨幣

品位	SV1,000
重量	31.1g
直径	40mm

地方自治60周年千円銀貨/神奈川県 買取価格

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異国情緒が漂う街・横浜

東アジア最大の中華街 横浜中華街

まず、みなとみらい線元町・中華街駅からすぐの「横浜中華街」。街の一角が中華料理屋や中国の衣類・雑貨屋、食材屋などで埋め尽くされています。なんと100軒を超える中華料理屋があり、本格中華を楽しめるので、どこに入るか迷ってしまいますね。

そのほかに、お手軽に食べられるフードやスイーツも充実しており、それらを食べつつにぎやかな中華街を散策するだけでもテンション上がりまくりです！そんな横浜中華街のおすすめのお手軽グルメはこちら。

まず、「開華楼 横浜大世界店」の見た目のインパクトも抜群な、肉まんほどの大きさをした小籠包、その名も「大籠包」です。食べ方もユニークで、最初にまずストローを刺し、肉汁を吸ってからいただくというもの。
小籠包の命ともいえる肉汁を、大籠包で存分に吸っちゃいましょう。

スイーツ系以外に肉まんの餡が入った茶色いパンダまんもアリ。ふわふわもちもちの皮がこれまた最高です。その時の気分で、お好きな色のパンダまんを選んでみてくださいね。

お腹がすいたら敷地内のレストランで食事をし、来島の記念に10を超えるショップをめぐってお買い物を楽しんじゃいましょう。さらに上級者は、八景島シーパラダイス内にあるホテルに宿泊して、朝から晩まで満喫するのもいいでしょう。

イタリアンから和食まで幅広い食事を楽しめる八景島シーパラダイスですが、とことんリゾート気分を味わうために一押ししたいのは、手ぶらで本格バーベキューができる「Seafood ＆ Grill YAKIYA」。

エビやムール貝と言った魚介から牛カルビ、ハラミなどのお肉まで種類も豊富で食べ放題90分。海を見ながらのバーベキューは雰囲気もあいまって格別ですよ♪

豊漁の際に、消耗された体を元気にするために考案されたもので、今では銚子の郷土料理として、多くの方に親しまれています。

カジュアルに楽しむ鎌倉

鶴岡八幡宮と鎌倉駅から八幡宮まで続く 小町通り

鎌倉と言うと神社仏閣巡りのイメージが強いですが、そのほかにも楽しみ方はいろいろ。ここでは、町にスポットを当ててみましょう。

鎌倉駅東口から左手に進んだところに広がる通りは「小町通り」と言い、鶴岡八幡宮近くまで伸びています。ここ小町通りには、雑貨店からカフェ、お土産屋など実に多種多様なお店が200点店以上も集まっており、そのどれもが魅力的。

鎌倉らしい着物の店「せいた」は「シンプル＆モダン」をテーマにしており、普段着感覚で気軽に着られるものから晴れの席で着るものまで、さまざまなシーンに合わせた着物を取り揃えています。着付け、帯結び、半衿掛けなど、何でも親切に教えてもらえるので初心者でも安心。気軽に訪れてみてください。

ちょっとしたお土産物を買いたい人にはピッタリなのが、小町通りに入って2、3分ほどの場所にある「鎌倉八座」。地元の工芸や食材によるオリジナルアイテムをはじめ、大仏さまなど地域色豊かなモチーフや、四季折々を感じられる土産物が揃っています。「八」にかけた「末広がりの縁起もの」なアイテムがいっぱいあるので、ぜひすみずみまでチェックしてくださいね。

次に鎌倉や湘南名物の生シラスが食べられる、「生シラスのミルフィーユ」などを提供中の「はんなりいなり 鎌倉小町通り本店」。
カップの中に、酢飯、とびっこ、玉子焼きなどがミルフィーユされており、その上にどーんと生シラスが盛られています。お手軽に本格的な海の幸を食べられるところがうれしいですね。

そして、いちご柄のキュートな屋根が目印の「鎌倉そらつき」。こちらは、てっぺんにちょこんといちごが乗った「いちごミルキーソフト」や、串にささったいちごに蜜がかけられた「いちご飴」など、いちご尽くしのお店。
ほかにも、旬のフルーツを使ったお団子や大福もあるので、そちらはお土産としても喜ばれそうです。

さて、小町通りをいろいろ散策してきましたが、最後にここだけはぜひ行って欲しい、とっておきの喫茶店を紹介しましょう。それは、あの川端康成や澁澤龍彦も通ったと言われる「イワタコーヒー店」です。

昭和レトロでモダンな内装と、コーヒー以外にもいろいろ選べるバラエティ豊かなメニュー。なかでも人気なのは、厚さ3cmはゆうにあるホットケーキです。表面はサクサク、中はふっくらと焼き上げるこのホットケーキは、全国で巻き起こったパンケーキブームの火付け役的存在でもあります。鎌倉へ行ったなら、ぜひ一度は立ち寄って欲しい名店です。

お土産でもらったことは多いはず。あの「鳩サブレー」の本店が鎌倉にあるのです。鳩サブレーの製造元は鎌倉豊島屋。鳩の形をしておりサクサクとした食感と芳醇なバターの香り、そして優しい甘さが特徴で、多くの人に愛されているサブレです。誕生はなんと明治時代末期。発売当初はサブレという言葉になじみがなく、「鳩三郎」とも呼ばれていたそうです。

鳩サブレには食べ物としてはもちろん、そのほっこりした見た目に対するファンも多く、そんな人たちのために文房具や小物などさまざまなグッズが発売されています。

それを購入できるのが、鎌倉本店！鳩の柄が入ったポーチ「ポッポーチ」や綱引きする鳩がプリントされた手袋「鳩の手」などの、キュートで使えるグッズが盛りだくさんで、自分用のプレゼントとしてだけでなく、新しい鎌倉みやげとしても人気を博しています。

豊島屋は現在鳩サブレ販売店のほかに「菓寮 八十小路（はとこうじ）」や、パン屋さんとパーラーが同じビルに入った「扉」、「豊島屋洋菓子舗 置石」と3店舗食事処を経営中。鎌倉散策で疲れたら、ぜひお立ち寄りを！

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東京からロマンスカー１本で行けるリゾート地・箱根

芦ノ湖のほとりには和食からイタリアンまで、食事処が揃っているので、景色を楽しみながらの食事もおすすめです。

芦ノ湖グルメでおすすめしたいのが、芦ノ湖で釣れるワカサギを使った料理を提供している「網元おおば」。店主自ら漁に出て獲ってきたワカサギだというのだから、その新鮮さとおいしさに思わず納得。
ワカサギのフライ、天ぷら、南蛮漬け、バナー焼き、甘露煮、小付け、デザートがワンセットの「わかさぎ御膳」など、ワカサギづくしのコースを召し上がれ！

もうひとつの観光スポットは、約3000年前に箱根火山が水蒸気爆発を起こし、山が崩壊してできた「大涌谷」です。箱根火山は今もなお噴火を続けており、展望スペースからは荒々しい山肌や白煙が立ち込める噴気孔が見て取れます。
その光景はまるで地上とは別世界のようで、目を奪われること間違いなし。
散策するだけでも十分楽しいのですが、お土産などを取り扱う「大涌谷くろたまご館」や、大涌谷の温泉の仕組みについての展示などがされている「箱根ジオミュージアム」といった施設もあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

大涌谷のグルメと言えばこれ！大涌谷の温泉で茹でた「黒たまご」。真っ黒なカラの玉子で見た目はなんだか怪しげですが、なかは真っ白な普通のゆで卵。
でも、通常のゆで卵の黄身より旨味成分が約20％も高いと証明されているそうです。5個セットで販売しており、「1個食べると7年寿命が延びる」と言われています。滋養強壮のためにも、食べておきたいですね。

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第15回目は山梨県を特集！

神奈川県にもいろいろな所があるけれど、横浜・鎌倉・箱根とスキのないラインナップでお送りさせていただきました。季節は行楽の秋になりつつあります。ぜひお出かけのご計画を！
さて、次回は東海・北陸エリアに突入。最初の県は山梨県になります。お楽しみに～♪

北海道から沖縄まで地方自治法60周年記念銀貨幣と全国をめぐる旅　随時更新中！

銀貨でめぐる日本一周の旅一覧

※本記事は掲載時点の情報であり、記念コインの記事となります。県の観光名所などの詳細や最新の情報は公式サイトなどでお調べください。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

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