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第22回目では石川県の地方自治法施行60周年記念1,000円銀貨とあわせて、石川県に訪れたら立ち寄っておきたいおすすめの観光スポットやグルメもご紹介!石川県ならではの魅力をぜひチェックしてみてくださいね!
INDEX
石川県は日本の中部地方・北陸地方にある県で、本州のほぼ中央部に位置し、日本海に面しています。
そして、加賀百万石と呼ばれる歴史や風土によって培われた伝統文化や芸能をはじめ、食文化や祭事が多彩な県でもあります。
また、県庁所在地である金沢市には企業が集中し、経済においても北陸3県の中核的な存在となっています。
2015年には公共期間において、金沢駅までの北陸新幹線が開通したことで、東京、大阪、名古屋といった日本の3大都市とのアクセスも向上しました。
県庁所在地 | 金沢市 |
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都道府県の鳥 | イヌワシ |
都道府県の花 | クロユリ |
地方自治法施行60周年記念(石川県)1,000円銀貨幣
石川県の代表的な観光名所として「兼六園」が有名です。水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつで、国の特別名勝指定されています。
広さは約11.7ヘクタールで、桜や紅葉、冬の雪吊りなど四季折々の美しい景色が堪能できるおすすめの観光スポットです。兼六園のシンボルと言われている「徽軫灯籠(ことじとうろう)」は有名で、たびたび絵葉書や土産物の包み紙にも登場しているほど。
特徴は人の脚のような形をした2本脚の灯籠で、水面を照らすために雪見灯篭を変化させたもので、形が楽器の琴柱(ことじ)に似ていることからその名が付けられたとされています。
品位 | SV1,000 |
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重量 | 31.1g |
直径 | 40mm |
日本百名城「金沢城」と「金沢21世紀美術館/レアンドロのスイミングプール」
金沢市は石川県の県庁所在地でもあり、県の中枢を担う都市として交通網や商業施設など発展し続けています。また加賀の一向宗などを中心に町がつくられ、歴史的にも名高い加賀百万石の城下町として栄えてきた町でもあります。
石川県金沢市を代表する観光スポットのひとつに、日本百名城にも選ばれた金沢県を代表する「金沢城」があります。かつてこの場所は、加賀一向一揆の拠点で「尾山御防」という浄土真宗の寺院がありました。江戸時代には加賀藩初代藩主・前田利家公の居城であったと言われています。
金沢城は「石垣の博物館」とも呼ばれ、さまざまな石垣を見ることできます。なかでもおすすめは、重要文化財として指定されている石川門で、左右の積み方が異なる形をした石垣が特徴です。
1881年(明治14年)に起きた火災では、この石川門と三十間長屋、鶴丸倉庫だけが消失をまぬがれ金沢城で見られる貴重な遺構となっています。
そして、金沢市を代表するもう一つの観光スポットと言えば「金沢21世紀美術館」です。「街に開かれた公園のような美術館」をコンセプトに、観光客から地元の方まで多くの人でにぎわいます。
建物は大きな円形の造りになっていて、無料で遊べるアート作品などが数多く展示されています。室内エリアのみならず、屋外でも十分楽しめます。
企画展示や期間限定の特別展などが行われるなか、代表的な「レアンドロのスイミングプール」といった光庭の床下に設置されたプール型の作品で、フォトジェニックな展示を鑑賞できます。多様な展示室やアート作品の数々に触れながら、思い出に残る観光をぜひお楽しみください。
金沢市にはおいしいグルメも豊富で、そのなかでご当地グルメとして外せないのが「金沢カレー」です。
金沢市を中心に50年以上前から提供されているカレーで、黒っぽいドロッと濃厚なカレールーが特徴。
キャベツの千切りを添えて、ステンレス製の皿でフォークや先割れスプーンで食べるスタイルとなっています。揚げ物のトッピングにはカツを乗せ、その上にソースがかかっているカツカレーです。
ご当地洋食メニュー♪ ハントンライス
そして、金沢を中心に石川県で食される洋食メニューのひとつに「ハントンライス」があります。
一見するとオムライスに似たようなものですが、お店によってトッピングや味付けが大きく異なります。
ケチャップを馴染ませたバターライスを卵で覆い、白身魚のフライを乗せてタルタルソースをかけた金沢市発祥の郷土料理です。
1960年代に「ジャーマンベーカリー」が金沢市片町に出店する際のメニューとして考案されたと言われています。
かつては余ったマグロを使用していたためその名が付けられたとされていますが、現在では白身魚やエビフライなどがトッピングの定番となっています。
奇岩が見られる景勝地「鶴仙渓」とテーマパークのかわいいうさぎたち
加賀市は石川県の西南部に位置する人口約6.5万人の市。日本海の新鮮な魚介が水揚げされる橋立漁港を有し、古くから九谷焼や山中漆器をはじめ、伝統工芸も盛んな地域です。
加賀百万石の歴史的文化を持っている加賀市は、山代温泉、山中温泉、片山津温泉を有する加賀温泉郷としても知られています
そして加賀市を代表する観光スポットのひとつに「鶴仙渓」があります。山中の温泉街に沿って流れる大聖寺川の砂岩の浸食によって数多くの奇岩が見られる景勝地で、その側を歩ける遊歩道が整備されています。
鶴仙渓遊歩道は、山中温泉の「こおろぎ橋」から「黒谷橋」にかけて、1.3kmにわたる渓谷で、おもしろい形の岩や小さな滝、季節ごとの自然を満喫できます。散策を楽しめる「芭蕉堂」やS字型のユニークな「あやとりはし」、4月~11月まで営業している「鶴仙渓川床」など渓流沿いにはさまざまなスポットが待ち受けています。
加賀市にはうさぎをテーマとした「月うさぎの里」という、約50羽のうさぎが放し飼いにされている大人から子どもまで楽しめるテーマパークがあります。
月のうさぎの里のある加賀市永井町には、昔からうさぎが恩返しに村を水害から救ったという話があり、うさぎは幸せやツキを招くと親しまれています。
併設されているショップには、うさぎグッズが約2000点以上もありショッピングなどが楽しめて食事処もあります。さらには、うさぎのおみくじが人気の「月うさぎ神社」も人気です。
加賀市のご当地グルメに、2016年加賀市のおもてなしメニューとして誕生した「加賀パフェ」があります。加賀市を代表する喫茶メニューで見た目のカラフルさが特徴的な地産地消5層パフェです。
加賀九谷野菜トッピング・ブロッコリーアイス・味平かぼちゃアイス・温泉卵・ポン菓子・野菜スポンジケーキ・はちみつ生クリーム・色鮮やかなゼリー・名物菓子「吸坂飴」オリジナルソース等を使った、こだわりのオリジナルパフェです。
山中漆器と九谷焼の皿にパフェが乗り、加賀棒茶がセットとして付いてきます。
蟹味噌(内子)と卵(外子)の味わいと食感が美味 香箱ガニ
またほかにも、2015年の北陸新幹線の開業に合わせて生まれた、加賀市の新ご当地グルメとして「加賀カニごはん」があります。
加賀市の橋立漁港で水揚げされたメスのずわいガニ「香箱ガニ」を丸々1杯を使用し、旬の野菜や魚を使い、地元産のコシヒカリと混ぜて作られたカニご飯。
山中漆器と九谷焼で盛り付けられた小鉢に、地元の魚や野菜を盛り付け彩りも鮮やか。
そのほか、加賀棒茶、デザート、コーヒーなども付いたお膳料理です。数量限定のお店が多く、食べる場合には予約が必要となる場合がありますので注意しましょう。
能登半島 開湯1200年「和倉温泉」と石川県唯一の水族館「のとじま水族館」
七尾市は能登半島の中央部にあり、能登の中核を担う都市です。全国的に有名な「和倉温泉」や、「のとじま水族館」「能登島ガラス美術館」がある能登島をはじめ、観光資源にも恵まれており人気の観光スポットになっています。
北陸新幹線の開通によってアクセスしやすくなりました。
七尾市の「のとじま水族館」では、ジンベエザメをはじめとした能登半島近海に生息・回遊している魚を中心に、約500種類の生き物を見ることができます。魚たちが泳ぐ様子を、「プロジェクションマッピング」と呼ばれる視覚的効果を使って幻想的な空間を作り出し、見る人を飽きさせない工夫が施されています。
さらには、イルカとのふれあいプールやカワウソの餌やり体験など、体験型のアトラクションなども充実しています。
なかでも一番人気の「イルカ・アシカショー」では、イルカの迫力満点なジャンプやダンス、アシカショーのコミカルな演技が観客を楽しませてくれます。
また七尾市には歴史的建造物として有名な「七尾城址」があります。
七尾市の古城町にある山全体を使って建てられた山城。約170年もの間、能登の守護・畠山氏によって築かれた山岳城跡で日本の100名城にも選ばれています。
日本五大山城のひとつで、「七尾城の戦い」では上杉謙信が苦戦するほどの難攻不落の城として有名です。
現在建物自体は残っていませんが、多くの遺構が残っており、本丸の石垣を中心に各曲輪の石垣のほとんどが現存しています。
麓には「七尾城史資料館」があり、城由来の展示品などがあります。
天守跡からは七尾湾を一望でき、天気のよい日にはトレッキングやハイキングなども楽しめます。また、山頂までは車道があり、市街や能登島を望む展望台やハイキングコースなども整備されています。
クセがなく濃厚な味わい 能登牡蠣
グルメとして人気の高い「能登牡蠣」は、2011年に日本初の世界農業遺産に登録されています。
能登中島エリアは海に囲まれた自然あふれる場所で牡蠣の養殖が盛んです。能登の牡蠣は、クセがなく濃厚さが特徴と言われています。
なお能登は「能登ふぐ」も有名です。石川県は、天然のふぐの漁獲量で日本一と言われブランド化するほど国内有数の漁獲地でもあります。
ごまふぐ、とらふぐ、まふぐなども捕れる能登エリア。春から初夏の産卵時期には大きな白子もあるのが魅力です。
新幹線鉄道開業50周年記念(北陸新幹線)100円クラッド貨幣
北陸新幹線は、東京を起点として金沢を経由し京都、大阪に延長する約700kmの路線です。
最高速度が約260kmで、5つの整備新幹線のうちのひとつです。北陸新幹線の歴史は、1997年に東京~長野間が「長野新幹線」として部分開業しました。
2015年には長野~金沢間が開業し、E7系が東京~金沢間を結んでいます。
金沢から敦賀間の125kmについては、2023年度末の完成を目指し工事が進められています。
なお、貨幣の表面には北陸新幹線(E7系、W7系)が、裏面には0系新幹線が刻まれています。
品位は銅875/ニッケル125、重量4.8g、直径22.6mm。
石川県は歴史や文化、アクティビティなど世代を問わず楽しめる観光スポットが満載です。都心からのアクセスも便利になり、今後石川県もますます多くの観光客が集まり発展していくことでしょう。
そして自然を眺めながら新鮮な海鮮料理を味わえるのも、石川県ならではの醍醐味と言えます。そんな石川県の魅力を観光に訪れたらぜひ感じてみてください。
次回福井県には、どんな観光スポットやグルメなどがあるのでしょうか?ぜひ楽しみにしていてくださいね!
北海道から沖縄まで地方自治法60周年記念銀貨幣と全国をめぐる旅 随時更新中!
※本記事は掲載時点の情報であり、記念コインの記事となります。県の観光名所などの詳細や最新の情報は公式サイトなどでお調べください。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
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