金の価格が高騰している今、不要になった金製品を売却しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、金の買取ははじめてだと
「どこで売ればいいのか」
「適正な価格で買い取ってもらえるのか」など、不安に思うことも少なくありません。
今回の記事では、金買取の基本から取引の流れまで解説します。
事前に知識を身につけて、安心して買取に臨みましょう。
金買取ってどんなもの?
金買取とは金製品や純金を買取業者に売却し、現金化することを指します。
対象となるのは、アクセサリーやジュエリーはもちろん、延べ棒や金地金(インゴット)といった純度の高い金も含まれます。
まずは、金買取のメリット・デメリットや買取の種類をみていきましょう。
金売買のメリット・デメリット
金の売買は資産運用のひとつとして人気があります。
特に、金は世界的に価値が認められているため、安定した投資対象と考えられています。
しかし、相場の変動や売却のタイミングによっては損をすることもあるため、メリットとデメリットをしっかり理解しておきましょう。
メリット
- 価値が安定している
金は世界中で価値が認められているため、株や不動産のように急激な価格変動が少なく、長期的に安定した資産として保有できます。
- インフレ対策になる
物価が上昇するとお金の価値は下がりますが、金は逆に価値が上がりやすいためインフレに強い資産とされています。
- 売却益を得るチャンスがある
金の価格は相場によって変動します。購入時よりも価格が上がったタイミングで売却すれば、利益を得ることができます。特に、世界的な経済不安や金融危機が起こると、金の需要が高まり、価格が上昇しやすくなります。
デメリット
- 相場の変動リスクがある
金の価格は常に変動しており、購入時よりも価格が下がってしまうと損をする可能性があります。特に、短期間で売買を繰り返す場合は、相場の動きを慎重に見極める必要があります。
- 保管コストがかかる場合がある
金は現物資産のため、自宅で保管する場合は盗難や紛失のリスクがあり、銀行の貸金庫などを利用すると保管料がかかることもあります。
- 換金時に手数料がかかることがある
金を売る際、買取業者によっては手数料がかかる場合があります。小売店などで購入した金製品は加工費が含まれているため、純金の地金よりも安く買取されることが一般的です。
金買取の種類(店頭買取、出張買取、宅配買取)
金を売る方法には、大きく分けて「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3つがあります。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った買取方法を選びましょう。
店頭買取
買取専門店や質屋、金を取り扱う宝石店などの店舗へ直接足を運び、その場で査定してもらう方法です。
対面で査定を受けられるため、買取金額の根拠をくわしく説明してもらいやすく、納得したうえで売却しやすいのが特徴です。
査定金額に同意すれば、すぐに現金で受け取れる場合が多いため、即金化したい人に向いています。
また、店舗まで持ち込む必要があるため、大量の金を売却する場合や自宅近くに買取店がない場合は不便に感じることもあります。
出張買取
買取業者のスタッフが自宅まで訪問し、金を査定・買取してくれる方法です。重たい金製品や大量の貴金属を売りたい場合でも、自宅で手軽に手続きを進められるのが利点です。
特に、高額な金製品を売る際は、移動中の盗難リスクを避けられる点も魅力です。
ただし、自宅での対面査定となるため、断りにくいと感じる人もいるかもしれません。
宅配買取
買取業者に金を郵送し、査定を依頼する方法です。全国どこからでも利用できるため、近くに買取店がない人や忙しくて店舗へ行けない人に適しています。
買取業者によっては、送料無料で宅配キットを提供している場合もあるので注意です。
査定後の買取金額に納得できなければキャンセル可能ですが、返送料が自己負担になることもあるため事前に確認しましょう。
また、発送中の紛失リスクを考慮し、補償のある買取業者を選ぶことが大切です。
買取前に金相場を確認しよう!相場が動く世界情勢3つ
金の買取価格は日々変動する金相場に大きく左右されます。
そして、この金相場は、世界経済や金融政策、地政学リスクなどの変動要因と密接に関係しています。
そのため、売却前に相場を確認し、できるだけ高値のタイミングで売ることが重要です。
ここでは3つの世界情勢についてお伝えします。
戦争やテロなどの地政学的リスク
戦争やテロといった地政学的リスクが高まると、不安定な情勢の影響を受けにくい「安全資産」としての金の価値が注目されます。
特に、国際的な紛争や政情不安が続くと投資家はリスクを避けるために金を買う傾向が強まり、金需要の増加とともに金の価格が上昇しやすいです。
逆に、情勢が安定してリスクが低下すると、安全資産としての金の魅力が相対的に薄れ、需要が落ち着くケースもあります。
インフレ・デフレのタイミング
インフレとデフレのタイミングは、金の価値に大きな影響を与えます。
特にインフレ時、金は「インフレヘッジ」として注目されます。インフレヘッジとは、物価が上昇し通貨の価値が目減りするリスクに対して、金のような実物資産に投資することで、その価値を守ろうとする投資手法です。
インフレが進むと通貨の価値が下がるため、金のような実物資産の価値が相対的に高くなり、金の需要が増加します。その結果、金の価格は上昇する傾向があります。
逆に、デフレの局面では物価が下がって現金の価値が高まって金への需要が減少、金の価格は下がることが一般的です。
ニューヨーク為替市場
金の価格はニューヨーク為替市場でのドル相場と密接に関係しています。
金は国際市場で主にドル建てで取引されるため、ドルの価値が上がるとほかの通貨を持つ投資家にとって金の購入コストが高くなり、金需要が減少しやすくなります。
逆に、ドルの価値が下がると金が割安に感じられて購入する動きが強まり、金価格が上昇しやすくなります。
そのため、ニューヨーク市場でのドルの動向を注視することが、金価格の予測においては欠かせません。
初めての金買取:スムーズな取引のための3ステップ
はじめて金を売る場合、「どうやって進めればいいの?」と戸惑うこともあるでしょう。
続いては、スムーズに取引を進めるための事前準備を紹介します。
それぞれ事前にチェックしておきましょう。
1.査定依頼:身分証明書を忘れずに
金を買取業者に持ち込む際は、本人確認のために運転免許証などの身分証明書が必要です。
これは、古物営業法により義務付けられているため、忘れずに準備しましょう。古物営業法とは盗品などの売買を防止し、被害の迅速な回復を図ることを目的とした法律です。
事前に業者のホームページなどで、どの身分証が使えるかを確認しておくと安心です。
2.査定:当日の流れと注意点
買取店では鑑定士が金の種類や純度を確認し、査定を行います。
その後、査定結果をもとに買取金額が提示されます。
査定額に納得できない場合は、無理に売る必要はありません。他店と比較するために、一度持ち帰るのも選択肢のひとつです。
3.買取成立:契約内容を確認して取引完了!
査定額に納得し、売却を決めたら契約を結びます。
買取店では書面で契約内容を提示されるため、金額や条件をしっかり確認しましょう。
契約後のトラブルを防ぐため、わからない点があれば遠慮せずに質問することが大切です。
また、一部の取引ではクーリングオフ制度が適用される場合もあります。
特に訪問買取などの場合、一定期間内であれば契約を解除できることがあるので事前に制度の適用条件を確認しておくと安心です。
買取初心者なら「金貨買取本舗」がおすすめ!
金の売却を検討しているなら、ぜひ金貨買取本舗にお問い合わせください。
初心者の方でも安心して金を売却できる買取サービスを提供しています。
最後に、査定から買取まで具体的な方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
専門知識のある鑑定士が1点ずつ丁寧に査定
金貨買取本舗では、専門知識を持つ鑑定士が在籍し、金貨やインゴットなどの買取対象品を1点ずつ丁寧に査定いたします。
市場相場や金の純度を正確に見極め、適正な価格を提示させていただくため、安心してお取引いただけます。
査定は完全無料で行いますので、買取を迷っている方はお気軽にご相談ください。
買取前にLINEで簡易査定できる
金貨買取本舗では、店舗に行く前にLINEで簡易査定が可能です。
写真を送るだけでおおよその買取価格を知ることができるため、事前に価格の目安を把握してから買取を検討できます。
忙しくて店舗に行く時間がない方や、相場を確認してから売却を決めたい方に便利なサービスです。
全国に18店舗、出張や宅配買取も可能
金貨買取本舗は全国に18店舗を展開し、直接店舗での買取はもちろん、出張買取や宅配買取にも対応しています。
店舗が近くにない方や大量の金製品を売却したい方も、自宅にいながら査定・買取が可能です。
どの買取方法を選んでも査定は無料かつ専門の鑑定士が適正な価格で査定を行いますので、ご安心ください。
初めての方は信頼できる買取業者に買取依頼しよう!
金の買取をはじめて利用する際は、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。
買取価格の透明性や査定の丁寧さ、手数料の有無などを事前に確認し、安心して取引できる業者を選びましょう。
金貨買取本舗では、市場相場を反映した適正価格での買取を行い、専門知識を持つ鑑定士が対応させていただきます。そのため、はじめての方でも安心して利用可能です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
メールフォームで無料査定
LINE査定で無料査定