不要になった金縁メガネは売れる？買取相場と高く売るコツを解説！

使わなくなった金縁メガネ、ただしまい込んではいませんか？

実は、金縁メガネには貴金属としての価値があり、意外な価格で買い取られることもあります。特に、金の純度やデザインによっては高額買取が期待できることもあるのです。

今回の記事では、金縁メガネの買取相場を解説するとともに、少しでも高く売るためのコツをご紹介します。不要な金縁メガネが意外なお小遣いに変わるチャンスを逃さないためにも、ぜひ最後までお読みください。

金縁メガネが買取される理由

金縁メガネが買取されるのは、フレームに使われている金自体が高い価値を持っているからです。使用感があるものでも金そのものの価値がしっかり評価されるため、買取市場で需要があります。

まずは、金縁メガネがなぜ価値を持つのか、その理由を解説します。

金縁メガネのフレームに使われる素材

金縁メガネに使用される金は、主に 18金（K18） や 14金（K14） です。

これらは純金に銀や銅を混ぜた合金で純金よりも強度が高くなり、メガネフレームに適した硬さを持ちます。純金（24金）は非常に柔らかいためフレームに使用されることは少なく、特別なデザインや装飾目的の場合に限られることが一般的です。

金の種類	純度	特徴
18金（K18）	75%	・適度な柔らかさと強度を持ち、高級感と耐久性に優れている ・金縁メガネのフレームで最も一般的に使用される
14金（K14）	58.3%	・18金よりも硬く耐久性が高い ・比較的軽量で価格が抑えられるため、手軽に楽しめる
24金（純金）	99.99%	・非常に高価で柔らかいためフレームにはほとんど使われない ・特別なデザイン性を持つ高級モデルに採用される

金の純度別に見る金縁メガネの買取相場

金縁メガネの価値は、その素材となる金の純度によって大きく変わります。

純度が高ければ高いほど買取額も上がる傾向があり、事前に純度を把握しておくとおおよその相場がイメージしやすくなるでしょう。

ここでは、純度別の買取相場について具体的に紹介するので、ぜひ参考にしてください。

18金の金縁メガネ

18金の金縁メガネの買取価格は、金の相場とフレームの重さに基づいて決まります。

2024年12月時点で、18金の買取相場は1gあたり10,780円です。このため、金縁メガネのフレーム重量が10g～20gであれば、買取価格は107,800円～215,600円程度となります。

デザインや状態によって査定額が変動することもあるため、最終的な買取価格はこの範囲内で変動する可能性を視野に入れておきましょう。

14金の金縁メガネ

14金製の金縁メガネの買取価格も、18金と同様に金相場とフレームの重さによって決まります。2024年12月時点で、14金の買取相場は1gあたり7,910円です。このため、フレームの重さが10g～20gの場合、買取価格は79,100円～158,200円程度となります。

14金は18金に比べて金の含有量が少ないため、買取価格は18金よりもやや低くなりますが、十分な価値があるといえるでしょう。

金の小物で買取相場が高い製品は？

金の小物で高い買取相場を得やすい製品には、金貨やネックレス、貴金属製品があげられます。特に金貨は、その希少性や金の純度によって高額で取引されることが多いです。

ネックレスもデザインや重量が影響しますが、18金や24金で作られたものは買取価格が高くなる傾向があります。

また、金で作られた貴金属製品全般、特に重量があるものは買取相場が上昇しやすいので、重さや純度を重視して査定を受けることが重要です。

金縁メガネの買取価格に影響を与える要素

金縁メガネの買取価格は、金の純度以外にもさまざまな要因によって左右されます。

たとえば、ブランドの知名度、そして状態の良し悪しが大きなポイントです。続いては、価格に影響を与える具体的な要素をみていきましょう。

金の純度

金縁メガネの買取価格において、金の純度は非常に重要な要素です。金の純度が高ければ高いほど、金の含有量が増え、価値も上がります。これは、純金である24金が最高純度として評価される点からも明らかといえます。

金縁メガネには主に18金（純度75%）や14金（純度58.5%）が使用されることが多いです。買取店では金の純度を簡単に調べてもらえるので、まずは査定を受けてみましょう。

メガネのブランド

金縁メガネのブランドも買取価格に大きな影響を与えます。

特に、カルティエや999.9（フォーナインズ）といった高級ブランドのメガネは高額査定が期待できます。これらのブランドは、デザイン性だけでなく金の含有量や品質面でも評価が高いです。一方、知名度が低くてもメガネ業界で需要のあるブランドもありますので、どのブランドのメガネでも一度査定に出すことをおすすめします。

重量

金縁メガネの重さは、買取価格を見積もる上で大切な指標のひとつです。

ただし、ここで重視されるのは金フレームの部分のみの重さであり、レンズを外した状態で測定する必要があります。フレーム部分に含まれる金の重さと含有量によって、買取価格がほぼ決まります。

フレームの重さは10～20g程度が一般的ですが、レンズを外す際には破損を防ぐため無理をしないよう注意しましょう。

金縁メガネを高く売るためのポイント

金縁メガネをより高額で売却するには、ちょっとした工夫が効果的です。たとえば、汚れやくすみを丁寧に落として、査定時の印象を良くすることが大切です。

ここでは金縁メガネを高額で買い取ってもらうための具体的なポイントも詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてください。

金相場が高い時に売る

金の買取価格は金相場の推移によって日々変動します。そのため、金相場が高いタイミングを狙うことが、金縁メガネを高く売るための最も基本的なポイントです。

たとえば、世界的な経済不安やインフレが進むと、金相場が上昇しやすくなります。そのような時期に売却を行えば、通常よりも高額査定を得られる可能性があります。

一方で、相場が低い時期に売却すると、金の持つ本来の価値にそぐわない低い価格で手放してしまうリスクがあります。

買取店での査定額が思ったよりも低かった場合、金相場の確認を忘れていたことが原因というケースも少なくありません。売却前にニュースや相場情報をチェックする習慣をつけましょう。

複数の商品をあわせて買取してもらう

金縁メガネと一緒にほかの貴金属やアクセサリーをまとめ売りすることで、買取価格がアップする場合があります。たとえば、使わなくなった金の指輪やネックレスをあわせて査定に出すと、店舗側のコスト削減が可能になり、その分が買取価格に反映されることがあります。

逆に単品で売却した場合、査定額が低くなることや、店舗によっては手数料が発生する場合もあります。そのため、使わなくなった貴金属をまとめて査定に出すことを検討するとよいでしょう。

付属品を揃える

金縁メガネ購入時に付属される保証書や証明書は、商品の信頼性や価値を証明する重要なアイテムです。

たとえば、カルティエやティファニーの金縁メガネの場合、正規品であることを示す保証書がそろっていなければ、正しく査定がされないおそれがあります。

保証書や証明書を紛失してしまうと偽物の疑いをかけられるリスクもあり、その結果査定額が低くなったり、買取そのものを断られたりすることもあります。

また、純正ケースや替えのパーツなどもそろっているとさらに評価が高くなるため、売却前に付属品を再確認するのがよいでしょう。

店舗のキャンペーン期間を利用する

買取店舗が行っているキャンペーン期間を狙うのも、高額査定を得るための有効な方法です。

たとえば、「買取金額10%アップキャンペーン」や「まとめ売りでボーナス額追加」などの特典が提供されている場合、通常時よりも高い価格で売却できるチャンスがあります。

キャンペーンを利用しないと、同じ商品でも査定額が下がる可能性があります。通常時には10万円だった金縁メガネが、キャンペーン時には11万円になるというケースもあります。

特に年末年始や決算期など買取強化キャンペーンが行われる時期を狙うと、さらにお得に売却できるでしょう。店舗の公式サイトやSNSを定期的にチェックして、タイミングを逃さないことが重要です。

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「この金縁メガネ、どれくらいの価値があるのだろう？」

そんな疑問を持ったら、まずはオンライン査定を利用してみましょう。オンライン査定なら、自宅から手軽に査定依頼ができ、金の純度や重量、ブランドを入力するだけで概算価格を確認できます。

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