金メッキ製品は買取可能！売れる条件と買取価格の相場

材料の表面を薄い金属の膜で覆う加工方法をメッキと言います。メッキにより素材の強度や防食性を高めるなど、用いる金属によってさまざまな特性を付加できます。

たとえば、鉄に亜鉛をメッキしたトタンや鉄に錫でメッキしたブリキなど、本来錆びやすい金属である鉄を屋外で用いることができるのも、メッキ加工によるものです。

また、少ない量の金属で加工できるため、手ごろな費用で製品の見た目を綺麗に仕上げることも可能です。

特に、金メッキ加工は手軽に豪華な見た目にできるため、古くから装飾品や仏具などに用いられてきました。

現在でも表面を少ない量の金で覆うことから安価で大量生産も可能であり、幅広い製品に用いられています。今回は、そんな金メッキ製品の売買や価格相場について解説していきます。

金メッキ製品の買取について知ろう

金メッキの方法はいくつかの種類がありますが、現在、主に用いられているのが電気メッキです。

これは金を溶かした電解液にメッキしたい製品を浸し、電気を流すことで製品表面に金の層を形成する技術です。

ほかの金メッキ方法に比べて、作成途中で有毒物質が発生しにくく安全性に優れるだけではなく、電気さえあれば加工できる手軽さから主流になっています。

また、全体に金の膜が形成されることから、塗りむらができにくいことも特徴です。そのため、見た目を重視するアクセサリーにも電気を用いた金メッキ加工が施されます。

銅や真鍮といった比較的手に入りやすい金属を加工することで、いかにも金製品のような高級感あふれる見た目を獲得させることが可能です。

それ以外にも、金メッキは多くの工業製品にも用いられています。金メッキでは、用いた金の性質は失われません。

製品によっては、金が持つ科学的な性質を重視することも多いため、純度も重要なポイントです。

たとえば、パソコンやスマートフォンなどの端子部分には、電気伝導率を重視して、18金や24金を使用した金メッキを施すこともあります。

しかし、いくら金製品のような見た目をしていても、金メッキに使用される金の量はごくわずかです。そのため、金メッキ製品は金としての買取はできません。

それよりも金メッキ製品の買取は、アクセサリーそのもののデザイン性やブランドなど、メッキ以外の部分が注目されます。

売れ筋のブランドであれば、高額で買取をしてくれるケースもあるため、まずは店舗で査定してもらいましょう。

金メッキと金張りの違い

希少な金属である金を大量に使うことは、現代であっても入手方法やコストなどさまざまな問題に直面します。

そのため、古くから少ない量の金を使って豪華に見せる方法は金メッキ以外にも数多く考案されてきました。その1つに金張りがあります。

金メッキと金張りはよく似た加工方法ですが、金張りは文字通り金を張り付ける加工方法です。

金張りは、チタンや真鍮などのベースとなる金属に金でできた薄い板を圧着する加工方法です。

また、金張りのなかでも、使用する金の重量がベースメタルやそれ以外の素材の総重量の1/20以上であるものを、特にゴールドフィルと呼びます。

金張りは、使用する金の量がメッキより多いため高価になりますが、そのぶん、耐食性や強度の面で上回っています。

アクセサリーとして身に付ける場合、傷がつきにくく、普段使いに向いていると言えるでしょう。

ただし、金の量を増やすぶん、金属アレルギーを発症する可能性が高まる点には注意が必要です。金は比較的アレルギーの出にくい金属ですが、決して存在しないわけではありません。

加えて、金が分厚くなるぶんだけ重くなる点も気になるポイントです。

金メッキと金張りはどちらも一長一短であるため、メリットとデメリットを天秤にかけ、自分がどのような製品を使うのかで最適な方を選びましょう。

金製品と金メッキ製品の見分け方

金メッキと本物の金は、一見すると同じように見えます。しかし、重さや色味をはじめ、そこにはいくつかの違いがあります。以下のポイントを押さえて、金メッキと本物の金を見分けましょう。

ただ、昨今は巧妙な手口で金メッキを純金と偽る例も増えています。

それこそ、科学分析を用いないと判断できないこともあるため、金関連の製品を買取に持ち込む場合は、事前に店舗に確認しておきましょう。

刻印を確認する

金は金属のなかでも比較的柔らかい金属です。そのため、そのまま使用すると強度が足りずに壊れたり、曲がったりしてしまいます。

そのようなことを防ぐため、宝飾品や金貨などに加工する場合は、割金という別の金属が混ぜられることが一般的です。

この割金については、どんな金属がどの程度混ぜられているのか、また、どこの誰が精錬したのかを明確にするため表面に刻印がされます。

金の純度は24分率、もしくは千分率で示されることが一般的です。たとえば、純金の場合は「K24」や「999.9」といった刻印が施されています。

この数値が下がるほど金の純度が下がり、割金の量が増えていきます。また、アルファベットの略称で金以外の混ぜ物を示します。

いくつか例を挙げると、銅を混ぜたレッドゴールドは「RG」、銀やパラジウムなどを混ぜたホワイトゴールドは「WG」です。

一方、金メッキの場合は、メッキに使用した金の純度に関係なく「GP」や「GEP」などの略称だけが表示されます。もしくは、加工品である場合は刻印そのものがない場合もあります。

いずれにせよ、金メッキかどうかを見分ける上で刻印は非常に重要な役割を持つため、まずは刻印の確認からはじめましょう。

重量をチェックする

金の密度は19.32g/cm2と数ある金属のなかでも、重い部類の金属です。鉄（7.86g/cm2）の約2.5倍、アルミニウム（2.7g/cm2）の約7.2倍もあり、いかに金が重たい金属かが分かります。

そのため、純度の高い金製品であれば、同じサイズの金メッキ製品と比べて分かりやすく重さに違いを感じます。

このような重さによる判別は、金売買を行っている企業でも盛んに行われている手法です。

ただし、昨今は金と密度が遜色ない合金を作り、それに金メッキを施していることもあるため過信はできません。

また、金と密度がほとんど変わらないタングステン（19.3g/cm2）の存在も気がかりです。

金メッキを施したタングステンは、熟練者であっても見分けが難しく、高精度な科学分析を必要とするほどに金と同じ見た目をしています。

そのため、市場でも人知れず流通しており大きな被害をもたらしています。

金メッキかどうかを重量で判断するのは、素人にはかなり困難です。もし怪しいと感じた場合は、専門の金買取業者に相談し分析してもらいましょう。

色合いの違い

数ある金属のなかでも金は強い耐食性を持っているため、ほとんどの酸に反応しません。

少なくとも普段の生活のなかで、金が黒ずんだり変色したりすることは、ほとんどありえないと言ってよいでしょう。

そのため、本物の金製品は長期間使用しても色が変わらず、いつまでも眩い金色の光沢を持ち続けます。

一方、金メッキ製品はメッキ層が薄いため、使っているうちに表面の金が剥がれることがあります。

メッキが剥がれた部分から入り込んだ水や酸が素材となっている金属と反応すると、段々とそこから黒ずんできます。金は酸化しないため、変色がある場合は金メッキと考えてよいでしょう。

また、金製品の色味は純度に依存します。純金の色味はオレンジ色に近い濃い黄色をしていますが、そこから純度が下がるにつれ、混ぜ物とした金属の色味が徐々に露わになってきます。

銀やパラジウムなどを混ぜた場合は白色に、銅を混ぜた場合は徐々に暗い赤色になるのが一般的です。特に、金の純度が半分以下であるK10になると、ほとんど金本来の色味は発揮されません。

反面、少ない量の金で表面だけを覆う金メッキは、使用するメッキ液に関係なく色味が薄いことが特徴です。また、金属特有の光沢も弱く、表面が全体的に不自然な光り方をしているものも少なくありません。

実際の金製品と見比べて、色味がおかしいと感じたら、信頼できるジュエリーショップや貴金属買取店などの店舗に相談してみましょう。

磁性の違い

物質が磁場に反応する性質を磁性と言い、この磁性を持つ物質を磁性体と呼んでいます。

また、その磁性体のなかでも磁石に反応するほどの強い磁性を持つ物質を強磁性体と呼び、一般的には「強磁性体＝磁性体」として認識されています。

実は、金属のなかでも強磁性体と呼ばれるのは、鉄やニッケル、コバルトなど限られた種類しか存在せず、ほとんどの金属は磁石に反応するほどの磁性を持ちません。

一般的にアクセサリーなどに使用される金や銀、プラチナなどの貴金属もまた、ほとんど磁性を示しません。

そのため、アクセサリーに磁石を近づけて判別する方法は、アクセサリーに傷を付けず、また素人でも手軽に金製品の真贋を判断できる方法として、幅広く使用されています。

ただし、磁性による判別は金メッキと金製品の判定には、ほとんど意味をなしません。金メッキを施す素材は主に銅や真鍮であり、これらもまた磁性を示さない金属です。

反対に、金に割金として使用されるニッケルが磁性を示すため、「純度の高い金のはずなのに磁石に付いた」ということは少なくありません。

金メッキの素材がよほど粗悪でない限りは、磁石に反応することはないため、あくまでも磁石を用いた判断は参考程度に留めておき、別の方法で判断していきましょう。

試金石を利用する

金メッキか金製品かの判断に試金石を用いるのも良いでしょう。試金石とは珪酸を主成分とした黒く硬い石であり、これに金属を擦りつけて金属の純度や品位を判断します。

試金石を利用して金を見分ける方法は、江戸時代から用いられていたとされており、かなり正確に分析できる手法として現代でも盛んに使われています。

分析方法は非常に簡単であり、試金石の表面に対象となる金製品を擦り付けるだけです。試金石の上に削り取られたものの色や感触を確かめることで、本物の金を使用しているか見定めます。

金の品位ごとの色味を示した試金棒と比較すると、より明確に判断が可能です。

純金の場合は色味が深いオレンジ色ですが、そこから金の含有量が減るごとに、徐々に明るい色合いに変わっていきます。

さらに、採取した金属粉末に酸をかけることもあります。金はほとんどの酸に反応しないため、金属粉末が酸と反応して溶けてなくなった場合は、それは金ではないと判断可能です。

金メッキ製品の場合、試金石に擦りつけるとメッキされていた素材が露わになるため一目瞭然です。しかし、昨今は金を利用した詐欺の手口が巧妙化しています。

なかでも、タングステンに銅メッキを施し、さらにその上から厚い金メッキをするという二重メッキを施したものなら、試金石で見極めるのはほぼ不可能と言ってよいでしょう。

また、試金石の利用は、製品に傷を付けることになります。製品の買取価格を自ら下げる方法であるため、積極的におすすめできる方法ではありません。

製品の価値を落とさずに金メッキ製品を見分けたい場合は、素人考えで動かずに素直に査定に出すことを検討しましょう。

金メッキ製品が売れる条件とは？

結論から言うと、貴金属買取店のような金売買を実施している店舗は、金メッキ製品の買取を断ることがほとんどです。

一般的な電気メッキで張り付けられる金の厚さは0.0001mm程度しかなく、重さもほとんどありません。

単純に金メッキで使用されている金の量は非常に微量であり、金メッキ製品には一般的な金製品としての価値はほとんどないことが理由の1つです。

また、一度メッキした金を剥がすことは非常に困難であり、できたとしても製品を鋳潰して、表面の金を分離抽出するという手間のかかる作業が必要です。

それだけの手間をかけても、手に入れられる金の量はわずか数mg程度しかありません。手間に対してリターンが見合っていないことも買取を断る理由に挙げられます。

さらに、昨今の贋金の問題がのしかかります。金の売買は信頼の上に成り立っているため、絶対に金メッキ製品を流通させるわけにはいきません。

刻印の有無や成分分析などである程度の判断はできますが、それでも万が一ということは考えられます。

買い手からするとトラブルの種になる可能性の高い金メッキ製品の買取を断るのは自然なことと言えます。

そのため、金メッキ製品の買取を希望するならば、貴金属取扱店ではなく「アクセサリー」や「道具」の買取も行っている店舗に持ち込むとよいでしょう。

金メッキ製品は貴金属としての価値はなくとも、アクセサリーや道具としての価値があり、高値で取引されていることも珍しくありません。

このような店舗であれば、そのような要素を重視して値段を付けてくれます。

金貨買取本舗では、金貨のみならず、金メッキ製品を含めた貴金属アクセサリー等の買取も行っております。

いつでも査定を受け付けておりますので、気になる製品があれば、ぜひ一度お持ち寄りください。

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ここからは、金メッキ製品が売れるための条件を解説していきます。

宝石が付いている製品

買取市場を見回したとき、最もよく出会う金メッキ製品は、ネックレスや指輪などのアクセサリーです。

比較的安価で購入できるにも関わらず、金の輝きを楽しめ、変色や腐食への耐性も強いことから、常に高い需要があります。

また、金以外にも銀やプラチナメッキを施したジュエリーやアクセサリーも人気を集めています。

これらのアクセサリーを査定するときは、貴金属部分だけではなく付属している宝石も査定対象に含まれています。

メッキ製品のアクセサリーには、貴金属の使用量をおさえ、代わりに大きな宝石をあしらったものも数多く存在します。大ぶりの宝石は希少価値が高いため、そのぶんだけ買取価格も高くなります。

なかでも、ダイヤモンドやルビー、エメラルドといった宝石を使用したジュエリーは、貴金属部分が金メッキであっても、宝石の価値だけで数十万円の値がつくことも珍しくありません。

それ以外の真珠やサファイア、アメジストなども高い価値を持つ宝石です。宝石の付いている金メッキ製品は一度ジュエリーの買取を行っている店舗に持ち込んで、査定してもらいましょう。

デザインや希少性が高い製品

宝石が付いていないからと言って、ジュエリーを安く買い叩かれるということは決してありません。金メッキ製品を査定するときには、そのデザイン性や製品の希少性も加味されます。

専門の鑑定士に査定を依頼すれば、人気のあるデザインや希少価値の高い金メッキ製品について詳しく教えてもらえることもあるため、いろいろ質問してみて商品の価値を把握するのもよいでしょう。

なかでも、ネックレスは注目です。純金では強度の問題で実現できなかったデザインも金メッキであれば可能なことも少なくありません。

デザインによっては、純金製のネックレスとほとんど変わらない価格で買い取りされるほど、デザイン性に富んだネックレスも存在します。

それ以外にも、希少性という点においては、茶器や壺などの骨董品や仏具も注目すべき製品です。

金メッキは紀元前からはじまった歴史のある加工方法なため、現在でも世界各地で金メッキが施された歴史的遺産が見つかっています。

有名な博物館が所蔵していることもあり、天文学的な値段がつく製品も珍しくありません。比較的新しい時代の製品も珍しさから高値がつくこともあるため、まずは鑑定してもらいましょう。

注目のブランド品

アクセサリーがブランド品であるかは、金メッキ製品の買取時の価格に大きく影響する要素と言えます。

「金メッキ」と聞くと名前も知らないブランドを想像しがちですが、実は、金メッキのジュエリーを販売しているブランドは数多く存在します。

そのなかには、ルイ・ヴィトンやエルメス、シャネルといった、いわゆるハイブランドも存在しており、数万、数十万円で販売されるアクセサリーも珍しくありません。

買取時もブランド品であれば、高値を付けてくれるでしょう。

また、ジュエリーと並んで金メッキ製品のブランドが注目されているのが、食器類のブランドです。

フォークやスプーンなど純金だと重たくて使いにくい食器はメッキ製品を使うことも多く、本場のヨーロッパではメッキ食器を販売しているブランドが数多く存在します。

そのなかには、長い歴史を持ったブランドや、世界的に人気のあるブランドも珍しくありません。

特に、イギリスのクイーンアン、フランスのクリストフルなどの有名ブランドの金メッキ食器は日本でも人気です。

その人気の一方で、日本では絶対的な流通量が少ないため、常に需要が上回っています。食器類の買取を行っている店舗に持ち込めば、間違いなく高額査定となるでしょう。

金メッキ製品を高く売るためのポイント

前述のとおり、金メッキ製品に含まれる金はごく微量です。そのため、金そのものとしての価値は非常に低く、店舗によっては買取を断ることがあることも事実です。

しかし、販売元のブランドやアクセサリーのデザインによっては高く売れることも珍しくありません。

なかには、歴史的な価値や希少性が認められて、同サイズの金製品よりも高額な査定額となった金メッキ製品も少なからず存在します。

決して、金メッキ製品は価値がないわけではありません。「金メッキ・金張りだからどうせ値段は付かない」と諦める前に、一度査定や買取について店舗に相談してみましょう。

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ここからは、金メッキ製品を高く売るためにできることについて解説していきます。金メッキ製品は品物によっては純金以上に繊細なこともあります。

少しでも高額で買取をしてもらうためにも、日頃から取り扱いには十分に気をつけましょう。

日頃から手入れをしておく

購入時のような美しい状態を維持できれば、査定時の価格も高額になることでしょう。金そのものは酸化や劣化に強い金属ですが、ベースとなる素材はそうはいきません。

特に、ほこりや皮脂、汗などは他の金属製品同様に表面のくすみの原因になります。また、温泉地の硫黄なども変色の原因となります。極力、空気や水に触れさせないことが劣化を防ぐ最大の方法です。

また、使った後は早めに手入れをしましょう。洗うときの水や手の皮脂も金メッキには天敵であるため、汚れが付いたときはやわらかい布などで優しく拭き取ります。

強く擦りすぎると表面のメッキがすり減ったり、剥がれたりする原因になるため、優しくなでるように拭き取るのがポイントです。

水洗いする場合は、中性洗剤で手洗いし、洗い終えた後はすぐに水気をふき取りましょう。

それ以外にも変色が現れた場合は、重曹を使います。変色の原因である皮脂汚れは酸性の汚れであるため、アルカリ性の重曹が効果を発揮します。

上述の中性洗剤での洗浄と一緒に試してみるのも効果的です。ただ、黒ずみや変色がひどい場合には、専門業者に相談するほうが良いでしょう。

金メッキ製品を販売している店舗には、専門のクリーニング担当がいることも少なくありません。見違えるような美しさにしてくれるため、一度依頼してみましょう。

相場を確認しておく

金価格が日々変動するように、金メッキ製品も買取価格の相場は常に変化しています。相場を把握することで、本来高値で売れるものを安く手放してしまったり、売り時を見逃したりすることを防げます。

なかでも、アクセサリー類はブランドやデザインによる流行り廃りが激しいため、相場は注視しておくべきでしょう。

少し前まで高額で買取されていたアクセサリーが、数か月後には大幅に値下がりしていたということは決して珍しいことではありません。

有名なブランドのアクセサリーは相場をすぐに調べられるため、手持ちのアクセサリーについてはインターネットなどで事前に確認しておきましょう。

このときに、「相場よりも査定額が〇〇円以上なら売る」と事前に決めておくと、売ってから後悔することが減ります。

変化し続ける買取相場を追いかけることは大変ですが、安く買い叩かれるよりは良いでしょう。

また、有名ブランドのアクセサリーでなくとも、金メッキ製品の多くは食器や仏具など日常で使われる道具がほとんどです。これらの買取価格もまた、需要やニーズに応じて変化します。

確かに、アクセサリーよりは相場の値動きが小さい品物ですが、これらは日本における流通量の少なさが価格を上げるポイントです。

一度に大量に売りに出ると価格が下がってしまうため、市場でどれくらい販売されているのかを知ることも重要です。

家にある金メッキ製品やアクセサリーを売ろう

メッキというと「メッキがはげた」という慣用句に代表されるように、どこか偽物のような響きがあります。

金メッキは少ない量の金で金製品のように見せられるため、その意味では金メッキは金製品の偽物なのかもしれません。

貴金属取扱業者が金メッキ製品の買取を断ることからも、そのように思われているのは間違いありません。

しかし、決して金メッキ製品に価値がない訳ではありません。

確かに、金としての価値は低くとも、デザイン性やブランド人気、普段から使える気安さなど、金製品にはない魅力が金メッキ製品には存在します。

金メッキ製品を買取してくれる店舗は、これらの「金製品にはない、金メッキだからこそ」の魅力に注目しています。まずは一度、店舗に相談してみましょう。

手持ちの金メッキ製品を査定してもらったら、思わぬ高額査定となるかもしれません。

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