銀貨でめぐる日本一周の旅 (第40回目・福岡県)

北海道からスタートしたこのコラムもついに九州に突入！第40回目となる今回は、福岡県がターゲットです。福岡と言えば、明太子にソフトバンクホークスに橋本環奈さんに……と、全国的にメジャーな存在がいっぱい！
そんな福岡県の魅力を、地方自治法施行60周年記念1,000円銀貨と共に紹介していきましょう。

第40回目は福岡県の各地をクローズアップ！

夜になると店を出す屋台も福岡県に根付いている文化で、その店舗数は日本一を誇ります。

福岡、北九州、久留米市内で屋台が建ち並び、ラーメンや焼鳥、おでんといった定番の料理から、それぞれの屋台ならではのオリジナルフードで店を切り盛りしています。

「博多美人」という言葉があるように、福岡県から黒木瞳さん、蒼井優さん、松田聖子さん、吉瀬美智子さんなど、多くのアイドルや女優が誕生しています。

一方、男性もタモリさんから妻夫木聡さん、松重豊さん、バカリズムさん、博多華丸・大吉さんなど、幅広い顔ぶれが福岡県出身として名を連ねます。その豪華なメンバーと有名人の数の多さは福岡県ならではです。

福岡県

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～沖ノ島と宗像大社と金製指輪～地方自治法施行60周年記念（福岡県）1000円銀貨幣

宗像大社は、日本神話に登場する日本最古の神社のひとつです。御祭神は天照大神の三女神で、沖津宮、中津宮、辺津宮にそれぞれ祀られ、この三宮を総称して宗像大社と言います。
なお、宗像大社の神職1人が約10日交代で島に常駐し、毎朝社殿で神事を行っています。

1955年から沖ノ島で調査が行われ、多くの古代祭祀の奉献品が出土しました。それらは国宝に指定され、九州本土の辺津宮にある宗像大社神宝館に展示されています。
自治法施行60周年記念1,000円銀貨に描かれている金で作られた指輪も、神宝館で見ることができます。

地方自治法施行60周年記念（福岡県）1,000円銀貨幣

地方自治60周年千円銀貨/福岡県 買取価格

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ショッピングから映画まで楽しめるキャナルシティ博多（福岡市）

JR博多駅から徒歩約10分!　多くの人でにぎわう 「キャナルシティ博多」

JR博多駅から徒歩約10分の場所にあるキャナルシティ博多は、200を超える店舗と映画館、劇場、ホテルが併設された複合商業施設です。敷地中央に運河が流れ、建物が吹き抜けになっており、広々とした作りが特徴的。
ショッピングモールには、アパレルショップはもちろんCDショップや駄菓子屋などバラエティ豊かな店舗がズラリ勢ぞろい！

飲食店はおしゃれなカフェからお手頃イタリアン、本格ステーキハウスと、いろいろな人のニーズに合わせた店舗が出店しています。
さらに、福岡を中心に味自慢のラーメン屋8店舗が軒を連ねる、「ラーメンスタジアム」もあるので、食事をしにキャナルシティを訪れるのもアリです！

ほかにも、併設されているユナイテッド・シネマで映画を見て楽しむこともできるのが魅力的。キャナルシティは広く、さまざまなショップがあるので、じっくり見て歩くと半日は過ごせます。
地元の人から観光客まで、多くの人が訪れる人気のスポットですので、ぜひ足を延ばしてみてください。

体験して見て楽しめるBOSS E・ZO FUKUOKA（福岡市）

複合エンターテインメント施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」

2020年7月にPayPayドーム隣にオープンした、地上7階建ての「BOSS E・ZO FUKUOKA」は、刺激的な体験を中心に、数々のアトラクションで遊べる複合エンターテインメント施設です。

地上40mの高さからビルの壁面に沿って地上まで一気に滑り降りる、全長100mのチューブ型スライダー「すべZO」や、映像のなかの動物を捕まえることができる、ファンタジックな「チームラボフォレスト 福岡」、王貞治氏の球史をたどるスポーツミュージアム「王貞治ベースボールミュージアム」など、体験できるものから見て楽しむものまで、革新的なコンテンツがてんこ盛り！
また、期間限定のイベントも行われており、何度行っても楽しめる施設となっています。

さらに、大阪「なんばグランド花月」、京都「よしもと祇園花月」に次ぐ規模の吉本興業の常設劇場「よしもと福岡 ダイワファンドラップ劇場」と、福岡を拠点に活動するHKT48の専用劇場「HKT48劇場」もあり、お笑い＆アイドルライブを観覧することもできます。

嬉しいことにフードも充実しており、ラーメン、焼肉、お寿司、洋食など幅広いラインナップの店舗が出店中。思い切り遊んで、食事をしてBOSS E・ZO FUKUOKAを満喫してください。

博多の夜のお楽しみ！中洲屋台街（福岡市）

いろいろな屋台を楽しめる「中州屋台街」

博多の中洲には夕暮れと共に屋台が並びはじめます。この「中州屋台街」は約100軒にも及び、ラーメンはもちろん、おでんや焼鳥、天ぷらなど、それぞれの屋台ごとにオリジナルメニューで営業をしています。

地元の人も観光客も利用する屋台。卓を囲んでいるうちに、知らない人同士で話が盛り上がることもあると言います。
また、大将との会話もお楽しみのひとつ。作業の邪魔にならない程度に話しかけてみるのもいいでしょう。

席数が少ない屋台で長居はご法度。せっかく屋台街を訪れたのなら、ハシゴしていろいろな屋台を楽しむことをおススメします。

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学問の神様として有名な太宰府天満宮（大宰府市）

学問の神様で有名な菅原道真公を祀った「太宰府天満宮」/ 牛の銅像

福岡県太宰府市にある「太宰府天満宮」は、天神様こと菅原道真公を祀った神社。天神様は「学問・文化芸術・厄除け」の神様として知られています。

太宰府天満宮では、受験合格祈願や厄除けなど人生に関わるさまざまな祈願祭を執り行っており、全国から多くの参拝者がご祈願を受けるために集まります。
また、初詣の際には九州だけでなく日本全国から毎年200万人以上、年間にすると850万人以上の参詣者があるパワースポットなのです。

道真公の御墓所の上に創建された太宰府天満宮の御本殿は、「菅聖庿（かんせいびょう）」と称えられ、天神信仰の聖地、そして全国天満宮の総本宮として大切に守り伝えられています。
境内には道真公と縁が深いとされる牛の銅像が全部で11体奉納されており、あちこちで見ることができます。観光客の撮影スポットにもなっているので、記念に1枚いかがですか？

ちなみに、大宰府の参道の定番おやつは梅ヶ枝餅ですが、いまではそれ以外にもたくさんのスイーツや軽食を楽しむことができます。参道で食べ歩きをしながら、太宰府天満宮に向かうことをおススメします♪

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写真映えするスポットがいっぱいの糸島（糸島市）

「糸島」桜井二見ヶ浦 夫婦岩 / 白糸の滝

北側には玄界灘に面した美しい海岸線が広がり、南側には背振山系の山々が連なり、それらの中間部は糸島平野と呼ばれるなだらかな田園地帯が広がり、数多くの景勝を見ることができる「糸島」。

海辺には2本のヤシの木を利用して作られたブランコや、壁に描かれたカラフルな虹の羽根など、写真映えするスポットが点在。
また、有名なカフェとして、真っ赤なボディが目印の二階建てバスが店舗になっている「ロンドンバスカフェ」があります。こちらでは、フレッシュな素材を使ったジェラートがおススメ！

「白糸の滝」も糸島に行ったら見ておきたい場所。羽金山中腹に位置する県指定の名勝です。切り立った断崖の上から流れ落ちる滝は落差約24m！その迫力ある光景に思わず息を飲んでしまうはず。

なお、滝周辺ではヤマメ釣りやそうめん流しも体験できます。

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クラシカルな街並みが魅力・門司港レトロ（北九州市）

「門司港レトロ」な港周辺 / 九州鉄道記念館

福岡県北部の関門海峡に面している町・門司。その港周辺には、明治から昭和初期にかけて建築された建物が建ち並んでいます。
風情あるたたずまいを残す門司港一帯のエリアは「門司港レトロ」と呼ばれ、いまや人気の観光スポット に。国土交通省から「都市景観100選」も受賞しています。

門司港レトロの数ある名所のなかから、厳選して3ヵ所をここで紹介していきます。

ひとつめは、2012年から約6年の保存修理工事を経て、大正3年に建築されたそのままの姿に甦った「門司港駅」。
ネオ・ルネッサンス様式の駅舎はまさに大正レトロで、日本で初めて国指定重要文化財に指定されました。 夜になると美しくライトアップされるのも注目です。

2つめは、あのアインシュタインが宿泊したこともある「旧門司三井倶楽部」。
門司港駅の目の前に建つ、ハーフティンバー様式と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られた、三井物産の社交倶楽部です。

2階にはアインシュタインが泊まったときの家具・調度品を展示している「アインシュタイン メモリアルルーム」と、門司出身で「放浪記」などを執筆した女流作家・林芙美子の記念室があります。
1階にはイベントホールとレストラン「三井倶楽部」があり、レストランでは門司港名物の焼きカレーを提供しています。

3つめは、明治24年に建設された旧九州鉄道本社の赤煉瓦ビルを修復して造られた「九州鉄道記念館」。
蒸気機関車や人気の車両の実物展示から、明治時代の客車の再現、九州の旅が疑似体験できる模型のパノラマ展示など、九州の鉄道の歴史と魅力が分かるテーマパークとなっています。
また、「ミニ鉄道公園」では、本物の列車と同じような運転体験をすることも可能。

このほかにも、まだ見どころいっぱいの門司港レトロ。北九州を訪れた際は、立ち寄ってみてくださいね。

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一度は食べておきたい！福岡県のおすすめグルメを紹介

美味しいけん、たくさん食べり―♪福岡のおすすめグルメ♪

福岡県は独自の食文化が発展しています。全国に広がって行ったグルメもたくさんあるので、福岡県民ではなくても食べたことがある人は多いのではないでしょうか。

福岡の名物でもっともメジャーな食べ物と言ったら、「辛子明太子」ではないでしょうか。主原料はスケソウダラの卵で、それを食塩や唐辛子などが調合された調味液に付け込んで作ります。ピリッとした辛さとツブツブ感がご飯にピッタリで、何杯でも食べられてしまいそう。

福岡には明太子の老舗がいくつもあり、無着色のものや、漬け込みの調味液に水を一切使わないものなど、それぞれの店舗ごとにこだわりが光ります。辛さも甘口から激辛まで取り揃えられており、好みに合わせた辛子明太子を選ぶことができます。

博多にある「博多もつ鍋 やまや」では、ランチの定食に付いてくる辛子明太子のおかわりが自由！定食もうまだし唐揚げ定食や、やまや自慢のもつ鍋膳と、魅惑のラインナップなので、ぜひご賞味ください。

まだまだあります、メジャーな食べ物。それは「博多ラーメン」！豚骨でとった白濁としたスープと細麺が特徴です。トッピングでゴマや紅ショウガ、辛子高菜を入れて食べるのが定番。
また、麺をおかわりすることを替え玉と言います。麺の硬さはやわらかめから硬め、バリカタ、と細かく選ぶことができ、細麺だけにあっという間に茹で上がり、素早く提供されるのがポイントです。

コクのある豚骨スープは、一回飲むとクセになるおいしさ！中州屋台街のラーメンは、同じ豚骨でも店によって味が異なるので、自分好みの店を探し食べ歩いてみても楽しいですよ。

プリプリの牛ホルモンを使った「もつ鍋」も博多が発祥の地。牛もつとキャベツとニラが入った、スタミナ満点の鍋料理です。ベースは醤油味のスープで、そこにもつと野菜を乗せ、炊いていきます。

ちなみに、もつ鍋が広く知れ渡ったのは1992年。東京に博多風もつ鍋店が進出したことをきっかけに、もつ鍋ブームが巻き起こりました。

「博多もつ鍋おおやま」ではもつ鍋を、九州味噌と西京味噌など数種類の味噌を絶妙にブレンドし、おおやま特性のタレを加えたみそ味と、素材が際立つやさしくまろやかな味わいのしょうゆ味、おおやま特製の大根おろし入りポン酢に付けて食べる水炊き風の3種類から選ぶことができます。
肝心のもつは、九州産を中心に国産牛のみを使用。極上のプリプリ食感を味わえます。博多駅周辺に6店舗もあるので、お近くの店舗にぜひお立ち寄りを！

もつ鍋と並ぶ福岡の鍋料理と言えば「水炊き」です。もともと中国料理と洋風のコンソメスープを和風にアレンジしたのが始まりと言われており、明治時代に生まれました。鶏肉を骨ごと煮込んで、そのスープの中に季節の野菜や鶏肉のつくねなどを入れ、ポン酢で食べます。
鶏肉を水から炊くので鶏の旨味が十分出たスープになり、水炊きの名前通りスープには基本的に調味料は加えません。コラーゲンがたっぷりのスープを飲めば、おいしいだけでなくお肌もツヤツヤに……！

明治38年創業の博多水炊き発祥の店「水月」。水月のスープは創業当時から変わらない澄んだコンソメ風。味の決め手に橙のぽん酢を使っており、味わい深い水炊きがいただけます。締めは定番のおじやか、乾燥麺の「地獄炊き」。最後まで満喫できることうけ合いです。

博多から電車に揺られて約一時間弱で久留米に到着。そこではおいしい「焼鳥」がいろいろな店で食べられます。ほかではなかなかない、「ダルム（豚の腸）」や「センポコ（牛の大動脈）」といった部位を提供する店舗もあり、久留米ならではの焼鳥文化が形成されています。

日本一焼鳥屋が密集していると言われる久留米の繁華街で、おススメしたい店は「鉄砲 久留米本店」。巻物串発祥の店で、アスパラ巻、エノキ巻、しそ巻、ネギ巻、チーズ巻といった巻物串が食べられます。
また、ダルムや牛さがり、ぼんじりなどの串ものは食材が新鮮で種類も豊富。一品料理では、希少部位のセンポコを使ったセンポコバターや、センポコ塩焼が並びます。

福岡県民のソウルフードのひとつが意外なことに「うどん」なのです。
何を隠そう、うどんの発祥の地は福岡という諸説もあるほど。それだけに、うどん屋も多いのですが、特徴はコシがなくふにゃふにゃとした麺だということ。
しかし、黄金のスープに漂う麺がつるつると喉に入っていき、その食感が何とも言えず箸を進めてしまいます。昆布やカツオ、サバなどで出汁をとったスープは飲み干せるほどおいしく、福岡県のうどんの底力を感じさせられます。

「牧のうどん」は、博多県民ご用達の人気うどん屋。かけうどんが330円とリーズナブルな値段で食べられます。
もちろん、きつねうどん、コロッケうどん、山菜うどんなど多彩なメニューがあり、トッピングも可能です。
コシのない福岡独特のうどんは、一度食べたら忘れられない味になること間違いなしです！

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第41回目は佐賀県を特集！

福岡県はなんでも揃う都会もあり豊かな自然もあり。おいしい物にも事欠かない魅力的な県でしたね。飛行機でもLCCを利用すれば格安で福岡まで行くことができるので、ぜひひとっとびして福岡をエンジョイしてください♪

さて、第41回目に紹介する県は佐賀県になります。はなわさんの歌で一躍有名になった佐賀県ですが実際はどんなところなのか？次回の更新をお待ちください！

北海道から沖縄まで地方自治法60周年記念銀貨幣と全国をめぐる旅　随時更新中！

銀貨でめぐる日本一周の旅一覧

※本記事は掲載時点の情報であり、記念コインの記事となります。県の観光名所などの詳細や最新の情報は公式サイトなどでお調べください。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

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