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第5弾は、岩手県の地方自治法施行60周年記念1,000円銀貨を紹介しつつ、岩手の名所と食事処を紹介します。地方自治1,000円銀貨と、岩手の魅力を発見できる記事です。家で窮屈な時間を過ごす時代だからこそ、記事を読んで少しでも旅行に行きたい欲を発散していただければと思います。
INDEX
岩手県と言えば、盛岡市が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。
今回の記事では、岩手県の地方自治銀貨を紹介しながら、盛岡市以外にもしっかりとスポットを当てていきます。
道庁所在地 | 盛岡 |
---|---|
都道府県の鳥 | キジ |
都道府県の花 | キリ |
地方自治法施行60周年記念(岩手)1,000円銀貨幣
地方自治法施行60周年記念(岩手)1,000円銀貨幣の表面には、中尊寺黄金堂と中尊寺ハスと毛越寺浄土庭が描かれています。
中尊寺黄金堂は、平安時代後期の1124年(天治元年)に奥州藤原氏初代・藤原清衡の時代に上棟されたのが、棟木墨書銘によって判明しています。
清衡の極楽浄土を具体的に表現したいという、切実な願いによって当時の工芸技術が集約された御堂です。
一辺が5.5mと小型の仏堂ではありますが、金箔が貼っており素晴らしい美しさを誇ります。
国内外問わずこの建築物は、歴史的にも価値を見出されており、国宝と世界文化遺産に指定されているほどです。ちなみに、マルコ・ポーロはこの中尊寺金色堂の話を人聞きに聞いて、日本を黄金の国・ジパングと呼びました。
現在の金色堂は、戦後金箔が剥がれたものを修復した状態です。では、建築当時の金色堂に使われた、金はどこから調達してきたのか気になりますよね。
実は、岩手県を流れる北川では砂金がとれており、金色堂に利用される以外にも交易に使用されていました。
金色堂に訪れた後は、ぜひ中尊寺のハス庭園や毛越寺浄土庭もご覧ください。
品位 | SV1,000 |
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重量 | 31.1g |
直径 | 40mm |
1つ目に紹介したいのが岩手県随一の御利益を授かれる、パワースポット「盛岡八幡宮」。地元の人や観光客など、多くの参拝客が訪れる大社です。
その歴史は古く、1062年(康平5年)にまで遡ります。源頼義が安倍氏討伐の際に、戦勝を祈願したことが有名です。
その後、藩主南部重信公により、鳩森八幡宮を修復し城内鎮守の神社として再建しました。盛岡八幡宮に祀られている「八幡大神」は戦前は武神として、戦後は平和の神様として農業や商工業、学問、衣食住など生活に関わる御利益があるとされています。
さらに、盛岡八幡宮は社(やしろ)が12社(しゃ)鎮座しており、神社のテーマパークと言っても過言ではありません。神社好きには、たまらないパワースポットになっております。
2つ目に紹介したいのが「盛岡城跡公園」です。盛岡城は、盛岡藩初代藩主・南部信直が嫡子利直に命じて、三戸から不来方へ城を移す際に構築されたと言われています。
1874年(明治7年)にお城の大半が取り壊されましたが、その後、長岡安平によって岩手公園として整備され、市民の憩いの場として復活しました。
2006年(平成18年)に公園が開園してから100周年を記念して、盛岡城跡公園と名付けられます。「日本の名城100選」や「日本の歴史公園100選」にも選出されていますので、足を運んだ際は景色を楽しんでみてください。
散策観光を楽しんでお腹が空いてきたら、食べていただきたいのが盛岡グルメです。とくにこの暑い季節に、食べていただきたいのが盛岡冷麺です。なかでも、おすすめの2店を紹介します。
1店舗目は、「ぴょんぴょん舎稲荷町本店」です。地元の盛岡冷麺通にも愛される、行列のできる名店になります。表面がつるっとしているのに、弾力やコシが楽しめてのど越しが心地よいのが特徴です。
牛骨をベースにしたスープは、あっさりとしているのに旨味があります。さらに、味の決め手になるのが冷麺専用の自家製キムチです。スープと一緒に味わうことで、旨味とコクが増します。
2店舗目に紹介するのは、「焼肉・冷麺 髭(ひげ)」です。専用の工場で製造された麺は、独特の風味と食感を味わうことができます。
黒毛和牛の骨スジと地元産にこだわった野菜を、半日以上煮込んだスープは絶品です。冷麺以外にも、秘伝のたれで味付けされた焼肉もあります。旨味を引き出すために、すべて店内でカットしているので、こちらもご賞味ください。
詩人、童話作家、教師、科学者、宗教家など多彩な顔を持つ、宮沢賢治が産まれたのが花巻市です。
そんな、宮沢賢治の軌跡をたどることができる、観光スポットが花巻市にはいっぱいあります。ぜひ、宮沢賢治ファンの方は、今回紹介する名所を訪れてみてください。
まず紹介するのは、宮沢賢治記念館です。多彩な活動に取り組んだ、宮沢賢治の歴史と花巻市のつながりを知ることができます。
宮沢賢治の愛用したチェロや自筆原稿など宮沢賢治のファンにはたまらない施設です。また、施設内の展望エリアからは、花巻市が一望できるので賢治が暮らした町を見ることができます。
宮沢賢治記念館を出てから、賢治が設計した「ポランの広場」を抜けて徒歩で辿り着けるのが「宮沢賢治イーハトーブ館」です。
途中の「ポランの広場」も南斜花壇と日時計花壇が楽しむことができます。宮沢賢治イーハトーブ館は、賢治に関する数多くの図書や研究論文、さまざまなジャンルの芸術作品を収集・整理・公開している文学館です。またここでは、賢治作品の童話絵本、研究書、CD、ビデオなどを購入することができます。
宮沢賢治の世界を楽しんだ後は、美味しい定食でお腹を満たしてください。宮沢賢治記念館駐車場内に、教会風の建物があります。
ここが、賢治の童話「注文の多い料理店」をモチーフにした食事処「山猫軒」です。花巻の食材を利用した山猫ぞうすいや山猫すいとんセットなどが人気があります。
大自然のなかに足を運び、日頃のストレスをリフレッシュしたいなら大槌町がおすすめです。
大槌町には、崎山展望台という船越湾・野島を望む絶景スポットがあります。浪板海岸や船越湾などの、雄大な太平洋を一望できる展望台です
また、展望台から下を覗くと野島と呼ばれる人の手が一切入っていない、三陸復興国立公園の第1種特別地域された土地を眺望できます。崎山展望台は、初日の出を望む絶好のポイントとしても人気です。
崎山展望台以外にも、おすすめな観光名所が浪板海岸になります。かつては、南北800mに白い砂浜が広がり、松林や青い海のコントラストが印象的でした。 。
ところが、東日本大震災時に津波と地盤沈下により、砂浜の大部分を消失しました。そんな海岸を海水浴やスポーツができるように工事を行い、去年の浪板海岸砂浜再生工事も完了しています。
やっと2022年(今年の夏)に海開きができる予定が立ちました。震災から11年、待ちに待ったサーファーや観光客などがたくさんいるのではないでしょうか。
この海岸は世界的にも珍しく、「片寄せ波」の海岸として有名です。寄せる波はあっても返す波がないという現象を、その目で実際に拝見してみてください。
景色を満喫した後は、大自然の恵みを食しましょう。本格的な大槌ジビエ料理を、味わえるのが「割烹岩戸」です。ジビエ料理と割烹料理をコラボさせた料理が食べられると、多くの著名人が足を運ぶ名店になります。
三陸の魚介や野菜を使った割烹料理と、脂分が控えめな鹿肉の旨味がマッチした料理は絶品です。
お城や宮沢賢治の歴史、三陸の魚介、ジビエ料理が楽しめる岩手県。とくに宮沢賢治マニアにはたまらない県だと思います。次の宮城県はどんな銀貨の絵柄なのでしょうか?また、宮城県にはどんな楽しい場所と美味しいグルメが待っているのか? 次回の宮城県でお会いしましょう。
北海道から沖縄まで地方自治法60周年記念銀貨幣と全国をめぐる旅 随時更新中‼
※本記事は掲載時点の情報であり、記念コインの記事となります。県の観光名所などの詳細や最新の情報は公式サイトなどでお調べください。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
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