奄美群島が1952年(昭和27年)12月25日に、アメリカから日本に返還されてから50周年を記念して発行された、奄美群島復帰50周年記念 1,000円銀貨幣。
今回はこの銀貨と奄美群島について触れていきたいと思います。

6色を使って描かれたルリカケスに注目!

ルリカケス -Wikipediaより画像引用-
奄美群島復帰50周年記念 1,000円銀貨は、2003年11月4日に発行されたカラーのプルーフ貨幣。
表面には奄美大島と徳之島にだけ生息する鳥ルリカケスと、奄美のあちこちで見ることのできる花テッポウユリがレリーフされています。
青色と紫色とオレンジ色と赤色の羽根が目を引くルリカケスと、そのバックに咲く白いテッポウユリの図柄がとてもかわいらしくも美しい1枚です。
なお、裏面には奄美大島から喜界島、沖永良部島など8つの島からなる奄美群島をデザイン。
品位はSV1,000、重量31.1g、直径40mm、発行枚数5万枚となっています。
この貨幣は第5回アジア冬季競技大会記念1,000円銀貨に続いて発行された2番目のカラー銀貨で、先の銀貨よりも多くの色が使われています。
ちなみに図柄になったルリカケスは、スズメ目カラス科カケス属の鳥でつぶらな瞳に黄色いクチバシ、青色とオレンジ色の羽根のグラデーションが美しく、それはかわいい姿をしているのです。
ぜひ一度画像ででも実物をご覧いただくことをおススメします。
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豊かな自然が広がる奄美の島々

奄美群島の離島 徳之島 海岸風景
奄美群島は鹿児島の南西に浮かぶ諸島で、有人島には奄美大島、喜界島、請島、加計呂麻島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8つがあります。
総人口は約12万人で、過去に歌手の元ちとせさんや作家の一色次郎さんなどを輩出しています。
奄美群島には美しい海と豊かな自然が広がっており、固有種を含め珍しい動植物が数多く生息。
先に挙げたルリカケスや、西洋種の影響を受けていない日本で唯一の小型在来種である馬・トカラウマ、 ほぼ全身が黒褐色のウサギ・アマミノクロウサギなど動物好きなら思わず興味を惹かれること間違いなしです。
もちろん、あやまる岬観光公園や瀬尾の観音三滝キャンプ場といった海水浴場・キャンプ場も豊富!マングローブ原生林をカヌーツーリングで進んでいく黒潮の森マングローブパークといった、島ならではのレジャーも見逃せません。
7月26日に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(奄美・沖縄)」が世界自然遺産に登録されました。今後さらに観光スポットとして注目を集めていきそうです。
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奄美群島返還50周年記念カラー銀貨と奄美群島の魅力についてお話をしましたがいかがでしたでしょうか?
世界自然遺産登録が正式に決まった奄美大島・徳之島・沖縄島北部、西表島。日本では5番目の登録になるそうです!世界に誇る自然が人々の優しい手で永久的に守られますように。
奄美群島返還50周年記念カラー銀貨の詳細は下記となります。
奄美群島復帰50周年記念 1,000円銀貨幣
名称 |
第奄美群島復帰50周年記念 1,000円銀貨幣 |
発行国 |
日本 |
鋳造 |
造幣局 |
質量(g) |
31.1g |
直径(mm) |
40mm |
厚さ(mm)
| - |
材質 |
銀 |
品位(karat) |
Sv1000 |
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